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「ネットでの創作活動との向き合い方について」に関する質問

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あおさん

24歳、一応社会人3年目になります。

ネット交流依存と、創作活動(漫画イラスト・小説)依存を併発しているような気がして、今後どう向き合えば良いかと思い悩み、投稿させていただきました。
うまくまとまりませんが、ご助言いただきますと大変ありがたいです。

【経緯】
物心ついた頃から、自分で絵やお話を考えて落書き帳に書くのが好きでした。もちろん、読むことも同じくらい好きでした。

高校生の頃に、家にネットが開通しました。
それをきっかけに、当時行っていた文通の延長のような付き合いがしたくて、最近までの約10年間、webサイトやブログ、SNS等で作品を公開し、その中で知り合った仲間と交流を続けてきました。
創作活動は自分にとって、自然と長続きした大切な趣味であり、「自分らしさ」を表すものの一つでした。交流して影響を受け合うことも、仲間とオフ会をして直に一緒に遊ぶことも、とても楽しかったです。

しかし、大学卒業前後、卒論執筆や就職活動がうまく進みませんでした。結局、なんとか卒論は提出できたものの、就職が決まらないまま卒業することになりました。
この頃から、厳しい現実に直面したためか、徐々に創作や交流に夢中でどことなくフワフワして、浮世離れをしている自分に気づき始めました。例えるなら、ずーっとディズニーランドで夢心地を味わっているような感覚でしょうか。

卒業後1年目は、アルバイトや資格の勉強の支えや逃げ場として、違和感に目を瞑って、引き続き創作と交流を楽しんでいました。

でも2年目になると、この創作や交流が自分をダメにしている、ちゃんとした社会人になれない気がしてきました。
別件で非定型うつを発症してしまったことや、職歴がなかなか安定せず、将来に対して不安を感じたことがきっかけだったのではと思っています。
この前後に、日記ブログの文章表現(ちょっとふざけた感じor知ったかぶった感じ)に対して叩かれたことも複数回あり、その都度反省しつつも、自分はネットにはいない方が良いのではないか、ネットで何かを公開することには向いていないのではないかと思い始めました。
それなのに、逃げるように交流に浸り、活動を続けました。でも、自分がフワフワしている、浮世離れしているという不安は、地味につきまとっていました。

そして卒業後3年目(今年)、非定型うつが収まったこともあり、相変わらず安定しない生活にけじめをつけようと思い、4月までに次の仕事が決まらなければ、一度完全に離れようと決意しました。
ネットで交流して、創作することが自分にとっては有害で、自分をダメにしてしまうものだという気持ちがピークに達したためです。
その結果、仕事は決まらず、予告どおりにネットでの活動および、創作活動自体を、様子見として社会人として落ち着くまで…1~2年凍結する形で、完全に打ち切りました。
いきなり停止したのではなく、年末頃からツイッターを辞め、サイトを閉めてブログのみにして、と段階を踏んでいったつもりです。
さすがに年単位で付き合いがあり、しかも何度も直に会って遊んでいた創作仲間たちと一気に絶縁するのは失礼だと思い、忙しくなった旨を伝え、月1~2回の頻度でたまにSkypeで世間話程度のお喋りをする形になりました。(聞き役として、相手の創作の話は聞きますが、自分の創作の話は「お休み中だから~」とあまりしていません)
この頃には「ネットに入り浸って創作に溺れた自分」に対する嫌悪感がかなり強くなっており、期日までに仕事に就けなかった絶望感もあり、創作すること自体が気持ち悪いと思うようになりました。
そして、読書や映画鑑賞など、自分で創ること以外の趣味でストレスを紛らわそうとしていました。でも、20数年間「これが自分らしさだ」と思うまでにどっぷりと楽しんだ、創る方面の快感にはやはり至りませんでした。

悩みながら就職活動をするうち、8月(今月)から働く仕事(契約職員)が決まり、少しだけ精神的な余裕が生まれました。
ちょっとだけ、久しぶりに書いてみようかと鉛筆を持ったのですが…今度は条件反射のような嫌悪感や罪悪感で気持ち悪くなり、何も書けませんでした。書きたいという空腹時のような欲求はあるのですが、気持ち悪さが邪魔をするような感じです。心理的な恐れのようなものかもしれません。

どうせ今後も、(まだ具体的な予定はありませんが)結婚・育児など節目を迎えると、結果的にもっと生活に余裕がなくなって書けなくなってくるだろうし、生理的な嫌悪感・罪悪感まで抱くようになってしまったし、もともと現実生活との切り替えが難しいのだから、ここでやめてしまった方が、人生的には良いのでは…と思ったりします。これまでも、同じ事でずっと悩んでいましたし、無意味だなあと思っていました。

作家志望というわけでもない、あくまで趣味止まりです。
売ってお金を得たいわけでもなく、公開して交流をしていたいだけかな、と自分では思っています。
でも、手放すと自分がなくなってしまうような、泣きそうな気持ちもあります。
もちろん、社会人になっても、育児や仕事をしながらも創作活動をしている方もたくさんいらっしゃいますし、それでご飯を食べている作家の方ならなおさらだということはわかっています。
ただ、自分は…今後どういう距離感を持って、楽しめばいいのか(むしろもう楽しんじゃだめな気がして)、そういう切り替えの感覚が全然掴めませんし、↑の二つの気持ちの葛藤に苦しんでいます。

【今、うずまいていること】
経緯にうまく織り込めなかったことを、以下に補足として箇条書きしてみます。

・創作活動自体がだめなのではなくて、オンオフの切り替えができていないことが悪いということはわかっている。でも、どうしてもうまく改善できない。
・年齢を重ね始めたことへの焦り。交流や創作に逃げるのは良いけど、そろそろ現実を考えないと、どんどん厳しくなってくる。もっと仕事が受からなくなる。
・現実での交友関係<ネット仲間との交流 に比重が傾いてきている気がする。大学時代の友人(複数)とは今でも続いており、時々遊んだり、メールのやりとりをしているので、まったく現実での友達がいない、交流していないというわけではない。でも、ネットというバーチャルに浸ることへの危惧感がぬぐえない。ネット仲間とも何回もオフ会をしているため、現実の友達に準じるような感覚にはなっているので、余計に複雑。
・現実感がない。新聞やニュースも見ているけど、21世紀の日本ではなく、創作世界の中に生きているような感覚が時々ある。
・楽しんでいたのは、いつのまにか創作<交流だったのではないか。結局お喋りに夢中になって、執筆自体が全然進まない。世界観を創るための、下調べの勉強もできていない。無意味だと思った。どうせ創るのなら、きちんとやりとげたい。交流がそれを阻んでいるような気がする。
(→この点については、交流頻度をSkypeで月に1~2回程度にすることで緩和できたと思う)
・一般的な園芸、スポーツ、手芸などとは違うタイプの趣味だという違和感。自分の世界にひきこもっている異様な感覚。常に自分の登場事物の台詞や、物語中の文章が頭の中を泳いでいる。すごく浮いている感じ。
・他の創作仲間(2~3歳年上の人もいる)は自律神経系が弱い人が多く、学校を中退し、アルバイトもできず、せめてという思いで創作に夢中になっている人が多い。私自身も非定型うつを患った経験はあるが、そこまでの症状はない。だからこそ、現実でちゃんと生活できるようにしなければ、離れなくてはと思うようになってしまった。(もしかしたら、見下しの気持ちが含まれるかも)
・創作している時の自分と、仕事や家での自分は別人格のような感じがする。はっきりとスイッチ一つで切り替わる感じ。
・創作を楽しめば楽しむほど、現実から離れていく危惧感がある。
・でも創作している自分を、「自分らしさ」と認識している気持ちはまだ残っている。それゆえに、離れるかどうかの葛藤が強い。
・ネットを介さない交流となると、田舎なので、なかなかそういったサークルはない。
・交流せずに創作だけしてれば?と思ったが、今度は一方的な発信に対する嫌悪感が生まれた。コミュニケーション力が落ちるのではないかという不安。また、粗探しをされるのではという不安もある。
・もともと生真面目で完璧主義的な性格の持ち主である。
・時々、漫画などオタク的なものに異様に反応し、ウワーッと血が騒ぐようなこともある。でもいざ自分で書こうとすると罪悪感と嫌悪感。

【まとめると?】
・現実面からすると、結果的に創作もネットも辞めることが望ましい。
でも、他に「自分らしさ」を感じられるものがない。
たぶん、他のものでそれを感じられるまで、長い年月がかかる。
この二つの葛藤に悩んでいる。
・少なくとも様子見として、今年度内はネットで大きな活動をするつもりはないが、もし活動を続けるとなると、どう距離感を持って過ごしていけばいいのか。
解決するとしたら、発生してしまった生理的な嫌悪感・罪悪感とどう向き合えばいいのか。

自己分析しながら書いてみたところ、こんな感じです…。
コアな悩みなのではと思いますが、よろしくお願いいたします。
とても長くなってしまいました。ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

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2013年8月23日 15時11分

無料カウンセリング掲示板の回答

「自分なりの助言」を信条とする、仁世案内館代表カウンセラーです。

ネットでの創作活動との向き合い方についての質問ですね。
かなりの長文なので、少し整理しましょう。

まず、ネットについてのあなたの感覚。
・文通の延長のような付き合いがしたくて、webサイトやブログ、SNS等で作品を公開し、その中で知り合った仲間と交流を続けてきた。
・交流して影響を受け合うことも、仲間とオフ会をして直に一緒に遊ぶことも、とても楽しかった。
・社会人が遠のいているのは、交流が自分をダメにしている気がしてきた。
・ブログの文章表現に対して叩かれ、自分はネットにはいない方が良いのではないかと思い始めた。
・予告どおりにネットでの活動を1~2年凍結する形で、完全に打ち切った。
・「ネットに入り浸って創作に溺れた自分」に対する嫌悪感がかなり強くなり、創作すること自体が気持ち悪いと思うようになる。
・現実での交友関係<ネット仲間との交流に比重が傾いてきている気がするが、ネット仲間とも何回もオフ会をしている。
・ネットというバーチャルに浸ることへの危惧感がぬぐえない。
・楽しんでいたのは、いつのまにか創作<交流だったのではないか。
・ネットを介さない交流となると、田舎なので、なかなかそういったサークルはない。
・今年度内はネットで大きな活動をするつもりはないが、もし活動を続けるとなると、どう距離感を持って過ごしていけばいいのか。

これについては、文通の延長感覚でネットを介した交流を続けており、ネット仲間とも何回か直接顔を合わせたが、社会人が遠のいており、バーチャルに浸ることへの危惧感は拭えず、結局、創作よりもネット交流が楽しみだったのでないかと思ったものの、物理的な問題から、ネットで活動しなければならない葛藤に苦しんでいる、と解釈しました。

次に、創作活動についてのあなたの感覚。
・物心ついた頃から、自分で絵やお話を考えて落書き帳に書くのが好きだった。
・創作活動は自分にとって、自然と長続きした大切な趣味であり、「自分らしさ」を表すものの一つでした。
・社会人が遠のいているのは、創作が自分をダメにしている気がしてきた。
・予告どおりに創作活動自体を1~2年凍結する形で、完全に打ち切ったが、月1~2回の頻度でたまにSkypeで世間話程度のお喋りをする形になった。
・「ネットに入り浸って創作に溺れた自分」に対する嫌悪感がかなり強くなり、創作すること自体が気持ち悪いと思うようになる。
・読書や映画鑑賞などでストレスを紛らわそうとしが、20数年間「これが自分らしさだ」と思うまでにどっぷりと楽しんだ、創る方面の快感にはやはり至らなかった。
・久しぶりに書いてみようかと鉛筆を持ったが、条件反射のような嫌悪感や罪悪感で気持ち悪くなり、何も書けなかった。
・作家志望でもなく、あくまで趣味だが、公開して交流をしていたいだけかなと自分では思っているが、手放すと自分がなくなってしまうような、泣きそうな気持ちもある。
・今後どういう距離感を持って、楽しめばいいのか、むしろもう楽しんじゃだめな気がして、この二つの気持ちの葛藤に苦しんでいる。
・創作している時の自分と、仕事や家での自分は別人格のような感じがする。はっきりとスイッチ一つで切り替わる感じ。
・創作を楽しめば楽しむほど、現実から離れていく危惧感がある。
・一般的とは違うタイプの趣味だという違和感、ひきこもっている異様な感覚、すごく浮いている感じ、創作仲間は自律神経系が弱い人が多く、離れなくてはと思うようになった。
・でも創作している自分を、「自分らしさ」と認識している気持ちはまだ残っている。それゆえに、離れるかどうかの葛藤が強い。

これについて、創作活動は自分にとって、自然と長続きした大切な趣味であり、「自分らしさ」を表すものの一つであったが、社会人が遠のき、創作自体に嫌悪を感じ、他の趣味も試したが創作ほどの快感は得られず、とうとう嫌悪感や罪悪感で何も書けなくなった。あくまでも趣味であるが、これを手放すと自分がなくなってしまうようで、楽しむべきか否かの葛藤に苦しんでいる。ただ、創作自体の価値観が低いように思え、離れるべきとは思っているが、創作している時の「自分らしさ」の認識はまだ残っている、と解釈しました。

そして、これらの二つを融合し、私なりにまとめると、ネットは、作品公開に向けた手段と品評の場であり、創作は、唯一「自分らしさ」を出せる趣味である、となります。

あなたも、自己分析していますが、相当の完璧主義的な性格をお持ちですね。
そもそも、あなたが悩まれてしまったのも、就職活動が低迷している理由を、創作活動とネット交流が有害だと思ってしまったからですよ。
何も、有害とまで思わなくても、ちょっと自粛します!で良かったのではないですか。

そして、気になることがあります。
あなたは、「交流せずに創作だけをしていれば?と思ったが、今度は一方的な発信に対する嫌悪感が生まれた。コミュニケーション力が落ちるのではないかという不安。また、粗探しをされるのではという不安もある。」と言っております。
作品は、ネットが無ければ発信できないのではないですか。
ネット交流をしないと、コミュニケーション力が落ちるのではないかと、思い込んでいませんか。

私は、あなたの倍以上生きていますが、ネット交流がどのようなものか、正直なところ良く分かっていません。
楽しいものなのか、場合によっては、ストレスを生むものなのか。
有害なのか、無害なのか。

そして、あなたの長文を読む限り、創作活動は、あなたが唯一「自分らしさ」を出せる趣味であることは、分かりました。
私としては、創作活動は、あくまでも趣味の範囲として、続けてもよい気はしています。
もちろん、作品公開は、ネット環境が必要でしょうから、ブログも必要でしょうね。
ただ、スレッドなどの交流は、コミュニケーション能力を養う場とは、とても思えないのですね。
リアルな社会生活の中で養うものだと思っているのですね。
だから、交流と言うよりも、作品の感想をいただく程度が、ちょうど良いのではと思っています。

最後に、結論は、あなたが出してくださいね。
あなたの人生ですから、止めるも良し、アーティストになるも良しです。
これだけの長文(小説?)を書けるのですから、“才能”を信じることも良しです。

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2013年8月24日 12時00分


お礼コメント

ご回答ありがとうございました。
お礼が遅くなってしまって申し訳ありません。

自分の思い込みで自縄自縛状態になっていたのだとわかりました…。
あまり深く、無理に理由づけをしようとせず、
やりたくなったらやる、程度に考えようと思います。おそらく交流は控え目になるかと思いますが…。

2013年8月29日 20時46分