無料カウンセリング掲示板の質問

「相容れない母と妻」に関する質問

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Johanさん

44歳の男です。某団体の嘱託職員。
フルタイム勤務の妻と2男(高3、中1)がいます。

車で30分くらいのところに実家があり、80歳になる母が独り暮らしをしています。
また、姉がいますが、遠方に嫁いでいてほとんど交流はありません。

父が他界したのが8年くらい前で、母はその後ずっと独居ですが、それなりに弱ってはいるものの、大きな病気もなく、なんとか暮らしています。

このような状況ですと、何かあれば(なくても)、私がちょくちょく母の様子を見ることは当然かと思います。
しかしながら、ふだんから妻が仕事で忙しくしていることもあり、休日は家のことに時間をとられ、思うように母への対応ができません。

母のほうは、自分で好きなようにやっているのだからほっといてくれといいますが、もちろん本心ではなく、近所の人に私が全然来ないことを愚痴り、それを妻のせいにしています。
私の妻は、考えていることがストレートに顔と行動に出る人で(本人の自覚なし)、たまに母のところに顔を出しても嫌々なのが明らかで、母もそれを感じとって、あの人には来てほしくない、といつも私に言うのです。
母は性格に非常に癖があり、うまく付き合える人は過去にもごくわずかで、その点で妻の気持ちもとてもよく分かります。ただ妻はプライドが高い人なので、長男の嫁という義務感もあるらしく、嫌々つき合っている、という感じです。

両者とも包み隠さず仲良くやってもらいたいなどとは思っていません(そんなことは不可能です)。要は、ふたりとももっと大人の対応をしてもらえれば助かるのですが、そうでないので、私が間に立って非常に苦しい思いをしています。

このお盆の時期、また年末年始など、この件でほんとうに心労が絶えません。
私は基本的に妻の味方でなければいけないと思っていますが、それを踏まえても、どちらに、どのようにアプローチしていけばいいのかなかなか難しく、不謹慎ながら、母が亡くなるまでの辛抱だと思いつつも、いつも悩んでいます。

適当なご助言をいただけるとありがたいです。

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2013年8月14日 17時14分

無料カウンセリング掲示板の回答

カウンセリングルーム ローズマリー

Johanさん、はじめまして。Healing Room ROSEMARY と申します。よろしくお願いいたします。

奥さまとご自分のお母様との関係、つまり嫁姑問題は、悩まれる方が多い問題です。そして、それぞれの立場の方々が、それぞれの言い分や考えを持って悩んでおられます。

日本は、法的には結婚は両性の合意に基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することが基本である、とされていますし、戸籍は結婚の際にそれぞれの親から独立して新しく作られ、姓に関してはどちらの姓を名乗っても良い、とされています。
しかし、日本では慣習的に夫の姓を名乗る夫婦が殆どですし、家父長的な考え方(○○家の嫁、長男の嫁、長男が跡取り、など)が未だに根強く残っています。もちろん、これらを全て否定するつもりはありませんが、これらが意識のずれ、相手に対する役割期待のずれとなっていることは否めないと思います。

ですから、Johanさんが奥さまに、「妻だから、こうしてほしい」という期待を持つのは良いのですが、「長男の嫁だから、○○家の嫁だから、こうするのは当たり前」という期待を抱くのではなく、もしもお母様のことで何かをしてもらえたら、それはありがたいことなんだ、と考え方を変えてみたらいかがでしょうか。
自分の親でないからやらなくても良い、ということではありませんが、こういう事と言うのは、これまでの奥さまとお母様との関係も大きく関わってくると思います。
ですから、たとえ嫌々ながらでも、義務感をもってしてくれている、というのでしたら、それにはきちんと感謝の気持ちを表わしてあげてください。

奥さまはお仕事もしているのですから、貴方の妻であり、お子さんたちの母であるという役割の他にも、社会でのお仕事上の役割もお持ちです。当然、奥さまご自身の身内の方々との関係もありますね。それはJohanさんも同じですよね。夫であり、お子様の父親と言う役割と、社会での役割、そして自分の身内の方々との関係です。

Johanさんのお母様のことは、基本的にはJohanさんとお姉さまがするべきことであり、お母様が亡くなるまでの辛抱だ、という考え方ではなく、もう少し別の視点で考えられると良いと思います。
そして奥さまには、このようにしてもらえたらありがたい、これをしてもらえると助かる、という形でお願いをしてみたらいかがでしょうか。

お互いに、相手に対して「こうしてほしい」「こうしてくれるのは当たり前」と勝手に期待するのではなく、きちんと希望を伝えるようにしたら、お互いに歩み寄ることができるのではないかと思います。

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2013年8月16日 20時58分


お礼コメント

ありがとうございます。

私自身は、日本の慣習的なイエの考え方にはまったく拘っておりませんし、むしろ否定する立場をとっています。妻は私と結婚したひとりの女性であり、家や、ましてや母に対して何か義務が生じるものではまったくありません
そういうことを妻に求めたこともありませんし、私がこういう考えであることを妻もよく知っています。

ただ母はやはり昔の人ですから、そうはいきませんね。その上、自分はそういうことで(姑との関係で)非常に苦労した経験をもっています。なので、私に対しても妻に対しても基本的にそういう考え方で入ってきます。
こういうこと(世代間のギャップ)はいくら説明しても根本的な理解は難しいものですから、仕方ないと思っています。

仰る通り、何かまったく別の視点からのアプローチが必要なのでしょう。
それが何か、これから考えていきたいと思います。

ありがとうございました。

2013年8月17日 23時59分

追加コメント

Johanさん、お返事ありがとうございます。
私の回答が、Johanさんの求めるものとずれていたようですので、少し補足をさせていただきます。

奥さまがお母様の所へ行くときは、必ずJohanさんと一緒でしょうか。それとも別々に行かれるようなことがありますか?

お母様は、Johanさんが一人ででも良いので来てほしい、お嫁さんよりも実の息子さんに多く会いたい、そのように思っているかもしれません。
何かお話ししたいことがあっても、いつもお嫁さんが一緒なので話ができない、そういう事はないでしょうか。
また、「イヤな顔をしてまで」奥さまには来てほしくない、そう思っていらっしゃるかもしれません(あくまでも推測です。)

そして、奥さまがイヤそうな顔をするのはなぜなのか、それを聞いてみるのも必要かと。
その時には、「いやそうな顔をしているけどなぜか」と伝えるのではなく、
「ちょっと疲れたような顔をしていたみたいだけれど、母が何か気に障るようなことをしたのだろうか?」というような形で聞いてみたらいかがでしょうか。
それで奥さまが少し気づいてくだされば良いですね。

そして、間に入って気苦労が多いとは思いますが、Johanさんがお母様の所に今より多く行かれるように奥さまと話し合って、Johanさんのしている家の用事で奥さまが代われることがあればお願いするとか、今まで奥さまが2回出かけたところを1回にするなどして調整をすることができれば、その方がお母様の気が済むような感じがいたします。

2013年8月18日 22時33分

「自分なりの助言」を信条とする、仁世案内館代表カウンセラーです。

嫁・姑の問題は、仲が良ければいいのですが、そうでない時は、夫にとっては、尽きることのない悩みの種ですね。
そして、長男は、「嫁にもらった」と言う意識が強く、妻に対しても、それを匂わせてしまうのですね。

まず、お母様と奥様が“よそよそしい”関係なのは、お互いが“鏡”のようなものであり、奥様のお母様に対する態度は、お母様の奥様に対する態度にそのまま現れるということです。
また、「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。」と言う言葉どおり、奥様とお母様を、あなたの意に沿う形に変えることは、相当困難でしょう。
そして奥様には、実の親御さんがいらっしゃる中で、「長男の嫁の義務」を果たそうとしているお気持ちがあることだけは、尊重して差し上げてください。

しかしながら、ご夫婦それぞれの親御さんに、大きな異変が無い限りは、お母様と奥様の関係は、相も変わらずだと思われます。
ここは一つ、あなたが知恵を絞らなければならない状況かもしれないですね。

あなたの質問である「相容れない母と妻」は、この際、少し横へ置いてしまい、あなたの心配事でもある、お母様の独居への対応について、あなたの負担を少しでも軽減する策を考えた方が良さそうですね。

第1案は、やはりあなたが、できる限り、ご実家に顔を出されることでしょうか。これは、子の義務でもありますから。
第2案は、お母様も、80歳の独居であれば、自立した在宅生活も、ままならないと思われます。
介護保険などを利用されて、安心・安全な暮らしを確保されることも視野に入れてみてください。
料理や買い物であれば“訪問介護”、入浴であれば“デイサービス”などでしょうか。
第3案は、あなたのお姉さまですね。
母親は、なんだかんだ言っても、実の娘に、面倒を見てもらいたいものです。
どの程度遠方なのかにもよりますが、お姉さまにも、是非顔を出してもらえるようお願いされてみてはいかがでしょうか。
きっと、あなたには申し訳ないのですが、お母様は、喜ばれると思います。

自分の母親が老いていく姿は、私もそうですが、やるせない気持ちと同時に、信じがたい気持ちにもなります。
どうか、お母様がご健在のうちに、あなたとして、やれるべきことを、して差し上げてください。

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2013年8月16日 19時09分


お礼コメント

このたびはありがとうございます。

案を3ついただきました。それについて少しだけ。
第1案については、仰る通りかと思いますが、日々の忙しさにかまけて疎かになっている状態です。私の心がけ次第、というところでしょうか。
第2案ですが、そういった外部サービスの利用は母が自分から言い出さない限り難しいです。こちらから言えば、自分でやるからほっといてくれと意固地になられます。そもそも年齢の割には心身とも丈夫なこともありますが。。
第3案、姉のことですが、姉は父が他界する前後の時期は、母のためにいろいろ尽くしていましたが、それに対する母の態度の悪さ(私からはそう見えました)に愛想をつかして、遠ざかるようになりました。今では盆も正月も顔をみせません。
私から言わせれば、2人の関係は母が謝罪しない限り修復できないと思いますし、母はそんな気は毛頭ありませんから、ずっとこのままだと思います。

そんな感じなのですが、今回ご助言いただいたことを少しでも実行できるよう、努力していきたいと思います。
ありがとうございました。

2013年8月17日 23時22分

追加コメント

そうですか。
あなたとしては、八方塞状態で、とてもお辛い状況なのですね。
しかし、嫁・姑の問題が継続している間は、お母様は、まだまだ、お元気な証拠でもあります。
お母様なりの“人生訓”で、もう少しの間、お一人で何とか踏ん張ってもらえそうですね。
ただ、お母様が弱音を吐かれたその時は、どうか、お母様に寄り添って差し上げてください。
そして奥様は、あなたにとって、かけがえのない伴侶ですから、末永く仲睦まじいご夫婦でいてください。

2013年8月18日 13時33分

Johan さんへ

ゲン鷹の台カウンセリングの原水樹です。
ご相談読ませて頂きました。

嫁と姑の問題は永遠の課題です。
「こうすればいいですよ。」という答えがあればどんなに楽でしょう。

あなたが、妻と母親の間に立って、「困った困った」と悩む心の中には、妻に対する過剰な期待があるように思います。

所詮は他人同士。世代も違えば、育った社会的背景も、価値観も違うのですから、
どちらかが歩み寄らない限り、この問題は続きます。

しかし、両者譲る気配がないということは、これ以上歩み寄る余地は無いという事です。

それぞれの言い分の理性的なところと感情的なところを分けて受け止め、
あなたが、上手に調整していくしかないと思います。

その際に気を付けたいのは「べき思考」で妻をコントロールしようとしないこと。

「長男の妻」だからとか、「嫁」なのだから「○○すべき」という考え方は捨て、
自分のパートナーとして、これだけはやってもらいたい。やってくれたら助かる。という位の期待と感謝の気持ちを持ちましょう。

ただ、それに対して、妻側にも出来る事と出来ない事があります。
最後はご自身がどこまでお母様と関わっていくかという事になるのではないでしょうか。

車で30分なんて丁度良い距離感だと思いますよ。

ご自分の母親です。

毎日電話をかけて安否を気遣ったり、月に1回でも2回でもあなたが顔を出せば済む話だと思います。お母様が望んでいるのはその位の事ではないのですか?

お母様と過ごせる時間はあと10年か20年。
あなたご自身が後悔しない為にも、あなたに出来る事、あなたがお母様にして差し上げたい事を黙ってやれば良いのではないでしょうか。

あなたの一生懸命な姿を見て、奥様も何か感じられるかもしれません。
そして息子さん達にもあなたの後ろ姿を見せてあげましょう。

ご相談ありがとうございました。

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2013年8月14日 22時12分


お礼コメント

はじめまして。
さっそくありがとうございます。

私は妻に対して「長男の妻」とか「嫁」などの振舞い、役割を求める気はいっさいありませんし、そういうことを言ったこともありません。
彼女の性格からしてできないことが明らかだからです。
彼女に求めるのは、できないことを嫌々やろうとしないでほしいということ、変な義務感を持たないでほしいということ、それだけです。
本文にも書いたとおり、なんでも顔と態度に出る人なので、一緒にいる人間にはたまりません。
ただ、そういうことはなかなか言いにくいもので、難しいところです。

母に対しては、仰る通り、頻繁に電話や顔を見せることができればよいのかもしれませんが、現実には、日々の生活に追われ、そんなにできるものでもありません。
車で30分という距離は、行こうと思えばすぐ行けるけれども、行くとなると往復だけで1時間かかり、行けば30分というわけにはいかないので、結局半日つぶれてしまいます。となると気軽に行ける、ということにはなりませんので。

そんな感じなのですが、なにはともあれ、ご助言ありがとうございました。

2013年8月17日 22時59分