無料カウンセリング掲示板の質問
「人と親しくなれません」に関する質問
- 受付終了
kuriharaさん
はじめまして。私は26歳の男です。
メーカーでエンジニアを5年ほどしています。
個人的な相談させてください。
私は、家族以外の人と親しい関係を持てたことがありません。
これまで友人も恋人もいませんでした。
(1人でいることは苦になりません。
生活する上で困っている、というわけではないです)
最近、「なぜ自分は人と親しくできないのか」と考えるようになりました。
人と親しくできない理由は私にあると思うのですが、いくら考えても答えが見つかりません。
思い出せないだけで、過去に何かトラウマになるようなことがあったのでしょうか?
理由が知りたいです。
一緒に考えてくださるカウンセラーの方がいましたら返事をください。
1人で考えても堂々めぐりなので、いちどカウンセリングを受けてみたいです。
下記に私のことを簡単にまとめました。
■家族関係:
父、母、兄、妹、私の五人家族です。
兄は17年の引きこもり生活を続けています
兄とは唯一、心から話せる仲です。しかし、私は兄に依存しています。兄もまた私を通して世の中を見ている面があり、共依存の関係になっています
父とは15年以上、会話をしていません。
父は、生みの父ではありますが、私にとって精神的な父親ではなく物質的な養育者でした。父は、私をペットのように扱えなくなった年齢(10歳ぐらい)から、距離を置くようになりました。思えば、父も私と同じように問題を抱えていたかもしれません
母は兄のひきこもりで、子育てに失望してしまったようです
体のことは気遣ってくれますが、私の将来については一切語りたがらず、
子供に対する期待を捨ててしまったようでした
妹は兄弟の中でいちばん出来の良い子で、両親からでき愛されています
私と兄、妹と父母というように妹を境に家族が分かれていました。食卓も別々でした
父母は妹を中心に会話し、私と兄はいつも蚊帳の外でした
■学生時代:
小学、中学、高校は生活する上で支障がない程度の人間関係はありました
学校の中では友だちのように接していましたが、その場限りの仲でした
この頃はひきこもりの兄と遊ぶことが唯一の楽しみでした
小学校の低学年の時は場面緘黙の症状がでていました
学校では口がきけず、家ではしゃべり続けていました。
同級生からは二重人格だと言われていました。学年が上がると自然に治りました
大学生の時は、人間関係がわずらわしくなって、ずっと1人でいました
この頃、1人暮らしを始めました。1週間も人と会話をしないことがありました
そのせいか、時間の感覚がなくなることもしばしばでした
■就職活動:
大学4年の頃、それまで無気力でしたが、急に働きたくなりました(理由はわかりません)。何社か受けて自分のやりたい仕事ができる会社を選びました
この頃、家族から人が変わったようだと言われました
身なりもしゃべり方も整って別人のように見えたそうです
働くことに目的意識を持っていたので、とくに気に病むことはありませんでした
面接は心配でしたが、自分でも驚くほど流ちょうに受け答えができました
型を覚えてしまえば後は肉付けするだけという感じでした
■社会人(仕事):
仕事は面白く、やりがいがあります
周りからも認められていると感じています
何をやっても自己評価が低く、それを上司に注意されます。
アピール不足でもったいないと何度も言われます。
オフィスでのコミニケーションに問題を感じたことはありません
飲み会等で周りの感情についていけず、場を白けさせることはあります
密なコミニケーションが求められる職場ではないので、
何とかやっていけるのだとおもいます
■社会人(プライベート):
友人や恋人など、プライベートな人間関係はありません。
1人でいることは苦になりません。
休日は、趣味の映画や旅行に時間を使っています。
人と共感することを強いられるようなシーン(冠婚葬祭など)を除けば、日常生活に支障は感じていません。
初対面では友好的に話せますが、知り合いになると、避けたくなります。目をみて話せなくなります。周りからするといつまでも打ち解けない人という印象なのでしょう。年が離れていたり、利害関係にある人となら問題なく話せます。
同世代を敵視するようなところがあります。訳もなく許せないと強く思うことがあります。
トイレで近くに人がいると用が足せません。他人に対して警戒心が過剰なのだとおもいます。
人に自分の好きなことを話すことに抵抗があります。口が重くなるような感じがします。
2013年5月14日 16時46分
無料カウンセリング掲示板の回答
カウンセリングルーム ローズマリー
kuriharaさん、はじめまして。
人と親しくなれない理由、それは「答えはこれです」と簡単に出るものではないと思います。
貴方の成育歴、環境、もって生まれた性格、などが複雑に絡みあっているでしょうし、おっしゃるように過去に何かトラウマとなった出来事があったのかもしれません。
それを紐解いていくためにはやはり対面カウンセリングがよろしいのではないかと思います。
このような掲示板に書き込んだことによってご自分の思考を整理できたことと思います。けれど掲示板やメールのやり取りだけでは限界があります。対面カウンセリングでは言葉によるコミュニケーションだけではなく、非言語のコミュニケーションも重視しています。
目をみて話せない、とおっしゃっていますが、カウンセラーはそのようなkuriharaさんの様子からもヒントを得ることができます。
kuriharaさんは現在、社会的には特に大きな問題や不便さを感じていらっしゃらないようですね。しかし、ご自分のことをよく知る、ということはこれから先のkuriharaさんの人生においても有効と思いますので、まずは交流分析などをおこなっているカウンセラーを探してみてはどうでしょう。
休日は趣味で映画などを観られるようですが、映画の中には生きるヒント、コミュニケーションのヒントがたくさんあります。
娯楽として観るだけではなく、そのような視点からも鑑賞してみてはいかがでしょうか。
2013年5月18日 20時06分
お礼コメント
回答いただきありがとうございます。参考にします。
>人と親しくなれない理由、それは「答えはこれです」と簡単に出るものではないと思います。
そうですね。言葉だけでわかるものではないと思います。おっしゃるとおり、客観的に私という人間をふかんしてみないことには、何も言えませんね。
言葉で「コレだ」と言われても、私は納得できないと思います。
>対面カウンセリング
何かの本で読んだことがあるのですが、
”ことば”で伝えられる内容は、全体の35%ぐらいで、残りの65%は、アイコンタクト、間のとり方、顔の表情、等々、の非言語な要素で相手に伝えられているそうです。
言葉に載らないコミニケーションに問題があるかもしれませんね。
相手にメッセージを自然に出せていないか、相手からのメッセージを取りこぼしていて、うまく感情のやりとりができていないのかもしれません。
>映画の中には生きるヒント、コミュニケーションのヒントがたくさんあります。
>娯楽として観るだけではなく、そのような視点からも鑑賞してみてはいかがでしょうか。
映画を観ることで、他人の人生をなんども追体験できます。そこから学ぶことも多いですね。
自分・他者への洞察が深まれば、映画を観る行為も、より味わい深くなる、ということでしょうか。
まずは、1度、カウンセリングを受けてみたいと思います。
はじめての体験はとても情報量が多くて疲れますが、
行動することで得られるもの多いはずです。
2013年5月22日 01時02分
ことゆめ心理カウンセリング
kuriharaさん
読ませて頂いた感想ですが、
とても優秀な方という印象を受けました。
しかも、並外れて。
人は全ての特徴を持つ事は出来ませんよね。
相反する特徴があります。
そして、ある一つの特徴の中には良さもあれば一見望ましく見えないものも有ります。
>理由が知りたいです。
一緒に考えてくださるカウンセラーの方がいましたら返事をください。
Co:私の見解を申しあげますね。
「なぜ自分は人と親しくできないのか」
それは、人と親しくなる必要が無かったからではないでしょうか?
人が人と親しくなる理由、それは不完全だからなのかも知れません。
一人でいることに支障が無ければ、他者を求める必要は無くなります。
さて、ここからが問題なのですが、kuriharaさんは人と親しくなりたいでしょうか?
自分が望まないのに頑張ることは無意味に感じることだろうと思います。
kuriharaさんは、kuriharaさんの望むことを伸ばされると有意義な人生を送れるのではないかと思われます。
もし、これを読んで何か閃くことがありましたら、お声をお掛けください。
発見が見出せるかも知れません。
ことゆめ
2013年5月14日 23時00分
お礼コメント
回答いただきありがとうございます。参考にします。
>それは、人と親しくなる必要が無かったからではないでしょうか?
人と親しくなることが、必要がなかった、というより、いつからか求めなくなった、のだとおもいます。理由は分かりませんが。
人と関わることで楽しい、という思いが私の中に無いのかもしれません。
快、不快、で言うと、快の経験はないが、不快の経験は多分にある、ということです。
ヒトは心地よいと思えないものからは距離を置きたいですよね、きっと。
>さて、ここからが問題なのですが、kuriharaさんは人と親しくなりたいでしょうか?
>自分が望まないのに頑張ることは無意味に感じることだろうと思います。
こういう場に書き込んでいる自分を見ると、
ほんとうに人と親しくなりたいか、それとも、漠然とした憧れがあるのかもしれません。
知らない・分からないものに対して、恐れと、少しの憧れを感じるのと同じ感覚です。
「人と親しくなっている」自分はイメージできないですが、悪い気持ちはしないですね。
2013年5月22日 00時11分
カウンセリングルーム・エンパシー
ご相談内容を拝読しました。
この文章から感じたのは、境界性人格障害です。
詳しいことはカウンセリングしてみないとわかりませんが、要因として考えられるのは、幼少期の母親との関係です。
おそらく「見捨てられ不安」が形成されたのではないかと思います。
自分への自信のなさが、他人との距離を自ら遠ざけているということです。
なぜならば、親しくなってから裏切られたり、見捨てられるのが怖いからです。
それと、あなたの思考は固い思考なので、「好きか、嫌いか」の二者選択型になっていると思います。グレーゾーンのもっと柔軟な思考に変えることで改善できると思います。それには、認知の歪みを修整する「認知療法」をお勧めします。
思考は、運命に繋がります。もっと自尊心を高めてください。ここでの回答フォローも行っていますので、詳しくはメールフォームからお問い合わせ下さい。
2013年5月14日 18時22分
お礼コメント
回答いただきありがとうございます。参考にさせていただきます。
専門用語が多かったので理解するまでに時間がかかりました。
>境界性人格障害
境界性人格障害ですか。。。
一般書などで紹介されている程度の知識はあります。
どういう点にそれを感じたのかを詳しくききたいです。
私としては、カウンセラーの方が精神病理学の言葉を使って、クライアントを分類することには懐疑的です。(便利なので使いたくなる気持ちはわかりますが)
”~障害”は精神科のお医者さんが患者さんを診断するときに使う言葉だと思っています。私は門外漢なのでよくわかりませんが、好きではないです。
>あなたの思考は固い思考なので、「好きか、嫌いか」の二者選択型になっていると思います
固い思考なのは理解しています。これは仕事する上ではメリットになっています。
私の仕事はグレーゾーンが許される世界ではありません。「0か1か」の思考は重要です。よく考えてみると、仕事以外でそれを発揮して周りを困らせているかもしれませんね。うまく思考を切り替えられる柔軟さが必要かもしれません。
>認知の歪み
認知の歪みとは具体的にどういうことを言うのですか?
物事の判断や解釈のあやまり、という意味でしょうか。
確かに人と別の見方をすることがあります。それをデメリットだと感じたことはありません。
修正が必要なほどの歪みとはどういったものなのでしょうか。
2013年5月15日 23時19分
こころのピース
始めまして、kurihara様。カウンセリングルーム こころのピースの佐々木と申します。
人と親しくなることに対して消極的なのですね。
日常生活では困ってはいないが、何故消極的になってしまったのか
理由を知りたい。過去にトラウマがあり、そのことが原因で人と深く関わることを
避けるようになってしまったのではないかと考えていらっしゃるのですね。
今はとても充実されているのですね。
特に不便を感じるわけでもなく、苦に感じることも無い。
大学4年の就職活動で大きく変わられたのですね。
きっかけは何だったのでしょう。
何を考えていたら、自然と気持ちが外に向かったのでしょうね。
お兄さんが家に閉じこもってしまっていて、小さいときはお兄さんと遊ぶことが
楽しみだったのですね。確かに同世代よりも大人で、自分のことをわかってくれる
存在ですから、とても心地良く、安心して遊ぶことが出来たのでしょう。
でもどこかで、「家に閉じこもっていて、両親にも相手にされないお兄さんが
可哀想」と感じていたのではないでしょうか。
気持ちを分かってくれる、分かってあげられるお兄さんを見捨てることが出来ない。
自分だけ他の人と遊んだり、一緒になったりしたらお兄さんが一人ぼっちになる。
そのような優しさがkurihara様を内側に向けさせてきた要因かもしれません。
どのような関係であれ、ご両親はご両親。
本来人との関わり方を学ぶ上でとても大切な存在です。
親に認められ、守られていると安心感を感じることで、子供は外の人たちに
興味を持ちます。また、外に出て行っても安心して戻ってきて、
受け入れてくれる両親という存在があるからこそ家を離れて遊びに行ったり
することができるのです。
この関係が希薄で、守られているという感覚がないために
他の人に対してとても警戒するようになっているのかもしれませんね。
同世代に対して敵意を持ってしまうのは、子ども・学生時代に自分には
感じられない感覚(安心感や外で開放的に遊ぶ自由、親に甘えられることなど)を
得ていたことに対する嫉妬もあるのかもしれません。
また兄や妹との年齢差が分かりませんが、妹という同じような年齢に対する
差別感や嫌悪感もあったのかもしれませんね。
ご自身の気持ちに触れ、自分を見つめなおすことはとても大切なことです。
もっと幸せを感じることが出来る自分を見つけられるかもしれませんね。
2013年5月14日 17時23分
お礼コメント
はじめまして、佐々木様。
回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。
細かい点まで読んでいただいたようで、うれしいです。
>「家に閉じこもっていて、両親にも相手にされないお兄さんが可哀想」
当時は、かわいそう、という気持ちより、親や周りが許せなかったですね。
私は、昔からお兄ちゃん子で、兄の後ばかりついてまわっていました。そんな兄が傷ついていく姿はみていられなかったです。
>他の人と遊んだり、一緒になったりしたらお兄さんが一人ぼっちになる
そうですね。兄を追い越したくない気持ちがあります。ですが、外に出ている私は否応なく兄を追い越してしまいます。兄との関係は、今だに、そういうジレンマを抱えています。
>どのような関係であれ、ご両親はご両親。
父母には感謝しています。愛情のうすい家庭だったかもしれませんが、育ててもらった恩があります。
そうですね、最初の人間関係でつまづいたのかもしれません。
父母も私のように世間から孤立するようなところがあります。兄の件でそれがよくわかりました。
親は反面教師にもなります。私が同じ間違いをしないよう、もう少し両親を理解したほうが良いかもしれませんね。
>同世代に対して敵意
同世代といると良くない感情がわいてきます。ながく浸かっていると自分がダメになる気がします。
そうですね、これは嫉妬なのかもしれませんね。
>妹という同じような年齢に対する差別感や嫌悪感
妹に嫉妬をおぼえたことはないです。
同性ではないからでしょうか、あまり自分に置き換えて考えることはなかったです。
>ご自身の気持ちに触れ、自分を見つめなおすことはとても大切なこと
もし、私の考え方が変わって、「人と親しくなりたい」と心から思えたら、これまでのことを後悔するのでしょうか?私は今のところ過去のできごとを否定も肯定もしていません。ここで心変わりをして、あまりの後悔に押しつぶされはしないでしょうか?
心配です。
2013年5月15日 01時07分
シンプルに申し上げますと、質問者様は出世するタイプです。
より大きな目標に向かって努力されてはいかがでしょうか。
大きな結果を残したときに上記の性格が非常に役立つことがわかるはずです。
2013年5月14日 17時02分
お礼コメント
回答いただきありがとうございます。
>より大きな目標に向かって努力されてはいかがでしょうか。
そうですね。今の価値観を変えることは、曲がった鋼を水平にするような努力が必要かもしれません。無理な力をそそいで、折れてしまうより、目の前の目標に力を使ったほうが良いかもしれませんね。
ただ、この問題意識をもう少し大事にしたい、という気持ちもあります。くさらせない程度には考えてみるつもりです。
2013年5月14日 23時44分