よんさん、ご相談ありがとうございます。

　人との予定に関して、“声をかけてきたのに先送りにされる”という経験が続くと、ご自身がどう振る舞えば良いのかわからなくなってしまうのは当然だと思います。まず、そうした状況で感じるモヤモヤや不安は、ご自身の“期待と現実のズレ”への反応だったのではないかと思います。例えば相手が「後で連絡するね」と言った時、よんさんはそれを信じていたからこそ、その後先送りされた時に混乱や失望を覚えたのではないでしょうか。

　心理学でも、人が予定をキャンセルしたり連絡を遅らせる背景には“心理的な負担や先送り癖”が関係していると言われています。たとえば、「その場で断るのが気まずい」「他に優先したいことが出てきた」「気分や体調が変わる」といった理由から、連絡を後回しにする人もいるようです 。つまり、それは必ずしもよんさんが何か悪いというわけではなく、相手の都合や心の癖から来る反応なのかもしれません。

　また、「声をかけたのに後から他の人と行った」という経験に関しては、“ブレッドクンティング”（受け手の関心をつなぎ止めるために、時々連絡をして期待を持たせる行為）という別の心理的傾向もあり、相手に悪意がないままそういう行動が起きるケースもあるようです 。

　こうした背景を踏まえると、よんさんが対処しようとしている方法、つまり「相手の都合がわかったら連絡してもらう」「よんさんから誘うようにする」というスタンスには、自分の気持ちを守る工夫として意味があるのではないでしょうか。ただ、相手全てにこれが正解かはわかりません。相手の心理や性格、関係性の深さによって、必要な対応は変わるかもしれません。

　ご自身が感じている「自分に問題があるのでは？」という思いは、ご自身が誠実に関係を築こうと真剣に向き合っているからこその反応だと思います。それはご自身の丁寧さや誠実さのあらわれかもしれません。

　この先、「予定を先延ばしにされること」そのものが常に起こり得る現実として、どう向き合っていきたいかを、よんさんご自身が選択されることが大切ではないかと思います。そして、自分を守るためのルール（例：「連絡がない時はこちらから確認しない」であったり、「一度断ったらそれ以上は引きずらない」等）を決めておくことは、ご自身の安心感につながるかもしれません。

　長くなりましたが、こうしたお話の中にも、よんさんの思考の丁寧さ、相手を気遣う心、そしてご自身を大切にしようとする姿勢が感じられました。そのことをしっかり受け止めたいと思います。

　もしよろしければ、LINEでのカウンセリングを初回無料（2回目以降、１返信：税込600円）で承っておりますので、ご利用ください。守秘義務を遵守します。ここでのご相談内容・カウンセリング内容がネット等に掲載されることはありません。

よんさん、こんにちは。
カウンセリングルーム「らしんばん座」と、申します。

ご相談の件、辛いですね。
ある人から誘われて、「予定がわかったら伝える」と言われていながら、その予定を割き伸ばしされたり。
「○○さんと行っておいで」と言われていたのに、よんさんだけ仲間はずれにされたりしているのですね。
たしかにこんなことが重なると、「私に何か問題でもあるの？」と、不安になってしまいますね。

でもよんさんとしては、ちゃんと自分から誘ったときはその場で日取りを決めたり、その予定が難しいと思ったら、正直に相手に伝えているのですね。
よんさんの行動は大人としては普通であって、きちんとした対応をしています。
むしろ、予定にルーズだったり、誘っておいた相手の気持ちも考えないそんな人たちこそ、問題があるのだと思います。

そういった「予定の先送りをする人」は、むしろ距離を置いた方が良いと思います。
そんな人は、「きちんとした大人」として、必要最低限の常識をわきまえていない人ですし。
そのようなことを繰り返している人は、信用を失ってしまう人だと言えます。

そう言う人がどんな人なのか･･･。
一概には言えませんが、人との約束を守ることが出来ない人、人の気持ちを察することが出来ない人なのかと思います。
こんなことをされるよんさんの気持ちがわかっていれば、そのような対応はしないと思います。
または、以前言ったことを忘れてしまう人、よんさんを、軽く扱っている人なのかもしれません。

いずれにしても、よんさんには落ち度はないと思います。

こんにちは、Ｓ．Ｌｉｇｈｔ．Ｍの瀬川と申します。

ご相談内容を拝見させて頂きました。

ありふれた初歩的なご質問などでは全くなく、コミュニケーション上のとても大切で必要な面に、よんさんはちゃんと気づく事が出来ている証ですので、お気になさらないで下さい。

そこで、事実関係の把握につきまして、私の方で少々理解出来ていない面もあるかもしれませんがお答えさせて頂きますので、宜しければご参照下さい。

例えば、こちらから誘う場合として、「○月○日に皆で食事をするけれど、参加出来る？？？」というケースがございます。

しかし、このケースでは、時に「当日」になってから出席の可否の返事をする人もおります。

場当たり的にお店に入るケースではそれも有りというケースもあるでしょうが、やはりお店の予約が必要なケースでは、返事の期限を伝える事が必要な人もおります。

このように、当日まで返事をしない人は、「幹事をした経験が無い」というケースもございますが、経験が有った上で期限までに返事をしない人は、欠席と判断するのが最善の策になります。

そして、これは予定を先送りする人にも同じく当てはまります。

「時は金なり」との言葉もありますが、予め予定を立てるケースでは、その為の事前準備であったり、その後の調整などが必要になるケースもあり、この全てに時間を費やされる事になります。

つまり、予定が有って無いように感じている人は、極端に表現すると「今を生きていない」とも言えます。

故に、実際に予定通りに事が運んだとしても、その場をあまり楽しむ事が出来ず、常に頭だけが先走りしているケースも見受けられます。

当日に急な出来事が起こり、キャンセルせざるを得ないケースも確かに存在しますが、このような事は稀であり、何度も繰り返す人とは「約束しない」事が賢明かもしれません。

そして、理由もなく、事情も告げず、突如として他の人と予定を進める人は、人に対して「優先順位」を付けているのでしょう。

表現を変えれば、赦して貰えるなどの「甘えている」という面も成り立ちます。

そして、今回のご相談に出て来た人に関しましては、子どもが誰かのオモチャにすぐに目移りするかの如く、「幼稚性」が抜けていないのかもしれません。

つまり、「他者の気持ちを推し量る」事が出来ない人という意味です。

このような場合には、本人が気づくまで「転ばせておく」方が真の優しさになります。

つまり、その人が「自分のした事は自分に反ってくる」という事に気づいて改善する迄は、誘いを断っても良いという意味になります。

そして、ちゃんと気づく事が出来れば、その後に過去の誘いの過ちを謝罪し、新たな関係性を築く事が可能になりますが、それも相手次第という事になります。

分析や処世術になっていないかもしれませんが、『 自分から誘った場合は大体その場で日取りを決めたり、難しいなと思ったら正直に相手に伝えている 』との、よんさんは「思い・言葉・行動の一貫性保つ事の実践」がちゃんと出来ておりますので、よんさんはそれで良いと感じます。

つまり、気づけていないのはよんさんではなく、相手方になりますので、そのような相手とは「割り切る」で良いという事です。

ただ、もしかしたら、それをしていると一切誘われなくなるのでは？？？などの不安も生じるかもしれませんが、度々予定を急に変更したり、相手を変えるなどをする人は、その人自身が遅かれ早かれ「信頼を失う」結果になりますので、よんさんにおかれましては、ご自身が心地よいと思う関係性の人と付き合うで宜しいと感じます。

そして、人付き合いでは「親しき仲にも礼儀あり」を心掛けていれば、自分の方から不遜な仕打ちなどをしてしまう事は充分に避ける事が出来ますので、宜しければ頭の片隅にでも入れて置いてみて下さい。