無料カウンセリング掲示板の質問
「人間関係と自分の性格について悩んでいます」に関する質問
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ぴさん
私は昔から人見知りで、仲良くなれた数名の子にだけ心を開いています。
それがずっと普通で、あまり仲良くない子とは話す機会がないしこのままで大丈夫だと思っていました。
しかし、今年の新しいクラスは文系で女子が多く、みんなで仲良くしよう!という空気があり自分の性格について悩むようになりました。
例えば仲良しグループの垣根を超えて休み時間に話したり、ご飯を食べたりしています。私も他のグループの子と話そうとしたこともありますが、
私が心を開いていないのが相手に伝わってしまい話が盛り上がらなかったり、余計に気を使われてしまったりして申し訳なくなります。
また、授業中班で話し合うときも私だけなかなか馴染めなくて申し訳ないし、私も仲良くなりたいという気持ちはあるので馴染めなくて心苦しいです。
みんなと仲良くなれるように積極的に声をかけたりして自分を変えてみようとチャレンジしましたが、今までの自分と違いすぎてとても疲れてしまい余計悩んでしまいました。
また、別に全員と仲良くなれなくてもいいやと思っていた時期もありましたが、みんなで仲良く話しているところを見るとやっぱりもやもやします。
どうすればこのもやもやはなくなりますか?
2024年10月3日 19時07分
無料カウンセリング掲示板の回答
日本傾聴連合会
ぴさん
こんにちは。日本傾聴連合会カウンセラーの暁と申します。
ぴさんは「昔から人見知りで、仲良くなれた数名の子にだけ心を開いている」とご自分の事をよくわかっていらっしゃると感じました。また、悩みながらも他のグループの子と話をしようと努力しているぴさんは、何事にも真面目に取り組む姿勢を持っていらっしゃる方なのではないかと思います。
ぴさんのお話しの中で、相手に「申し訳ない」「心苦しい」というお気持ちを語られているところが気になりました。
相手に対しての思いやりや、優しい気持ちがなければ出てこない言葉だと思います。一方で、ぴさん自身のお気持ちや感情をぐっと押さえていらっしゃるのではとも感じました。ぴさんにとって、今までの自分は無理をせず、自分らしく行動出来ていたのではないでしょうか?一旦はそうしよう、それでいいと思ったけれども、周りの皆が仲良くしている様子を見ると、羨ましく感じて、揺れ動いてしまう。そこからもやもやした感情が湧き上がってくるのではないかと思います。
先ずは自分を変える必要があるのか、少し変えてみたいと思ってるのか、自分の気持ちと向き合ってみましょう。
もしちょっと変えてみたい気持ちがあれば、焦らずに話しかけやすそうな人からアプローチしてみるといいかも知れませんね。
2024年10月15日 23時03分
臨床心理シランの室
環境が変わり、その雰囲気になじもうと努力したり、今まで通りでもいいと行動したり、試行錯誤していますが、その場に適応できていないのが今のぴさんの苦しみであり、行動の仕方がわからいことが、もやもやを作り出しています。
生き方の方向性を決めればもやもやは解消されます。
青年期を生きるぴさんの人生はこれからです。今は人生の基礎を作っている時期です。人との関わり方、場に応じた振る舞いなど、すべて経験であり、新しい学びになります。そのように今をとらえてゆけば、迷いはなくなります。
過去の自分が今の自分を作っています。学びによって少しずつ、より自分らしい自分に高めてゆけばよいのです。性格は表裏であり、表が出れば明となり裏を出せば暗になります。性格は変わりませんが、自分を高めてゆいけば輝いていきます。
自分は自分でよいと決めることです。そして、人から学び、できごとから学び、自分を磨いてゆけば、自分のよさが発揮できるようになります。自分は他人のようになれません、いやなる必要もありません。自分という個はどこまでも自分なのです。自分に忠実に生きることです。
多くの人は、人の目に生き人の評価に振り回され、周囲の大人や社会で作られた自分を生きています。なぜ自分が自分らしく行動できないのか…。
それは他人の存在を意識しすぎるからです。社会では一人では生きていくことができません。集団の中で守り合わなければ、自分の生を保つことすらできません。
これは動物としての人の本能なのです。一人であれば餌を取ることも食べることも生き続けることにも限界があります。他の存在が必要になり、集団ができます。集団で生きるとき、どうしても他者の目を意識し始めます。それは自然なことです。さらに集団の中での自分の評価が気になります。集団には人の比較や優劣が生まれます。
人は集団の中で作られた価値観に知らず知らずのうちに、刷り込まれていきます。集団の常識という物差しで人が評価され、価値づけが行われます。かつて小学生に、「友だち百人できるかな」などというキャッチコピーが流行ったときがありました。土台無理なことを謳ったもので結果、多くの社交不安者を出しました。
社会の人は価値基準というものさしで、人を比べ評価していきます。ものさしは人を測る基準となり、優劣をつけていきます。比べる対象と物差しは無数に存在します。学歴、給料、容色容姿、財産、地位、健康、身体、性格、会話力、対人関係力など…
人よりも能力があるかないか、金持ち貧乏、顔がいい、顔がよくない。話が上手、下手、性格が良い、悪い。優しい、優しくない。これらは全部、比較から生まれています。ある基準で価値が位置づけられ、これらが現実社会の比較優劣の実態です。しかし、これらはすへて移ろいゆき安定しません。
こうした社会の中では、人は安定できず、不安の中で生きることになります。基準の物差しが、時の流れと場で変わっていくからです。社会の評価や価値に生きる間、本来の自分を生きることも困難になっていきます。
人々の目は外に向き、いつしか物差しという基準ではかられた価値に振り回されてゆき、安定できません。たえず心は揺れ動き落ち着かなくなります。
こうした比較相対の優劣を基準とした社会に振り回されないためには、自分の目を内側に向け、自分の心、優劣を超えた価値を探し、それに生きることが大事です。その価値こそ、本来の自分がもつ無上の価値であり、本当の自分らしさです。自分対自分の比較です。昨日の自分と今日の自分を比べ、結果よりも、努力したプロセスを大事にしてゆきます。人生の目的は自分らしさの追求であり、自分らしさの実現です。それが本当の自己実現であり、真の幸福なのです。
本当の自分に目覚めることです。この地球で自分は唯一無二の存在であり、独創的存在であり、誰にも替われないかの生を秘めた個であると信じることです。
この地上のどこを探しても、あなたという個性をもった存在はいません。あなたの身体、あなたの性格、あなたの能力もあなただけのものです。 あなたはこの地球上で他に比べることができない独自の存在なのです。自分という個性は他に存在しないのですから、他人の個性と比べることはできません。あなたは誰にも劣っていないし、誰にも勝っていません。優劣できない、優劣を超えた独自の尊い存在なのです。
あなたはあなたでいいのです。自分らしく自分を生きればよいのです。本来の自分を知れば、人の目人の評価も気にならなくなります。 こうした正しい哲学と信を持って生きることです。
2024年10月14日 21時03分
心理カウンセリング らしんばん座
ぴさん、こんにちは。
カウンセリングルーム「らしんばん座」と、申します。
ぴさんは昔から人見知りで、仲良くなれた数名の子にだけ心を開いていたのですね。
ところが新しいクラスは、「みんなで仲良くしよう!」という空気があって、仲良しグループでない子とも話さないといけないのですね。
それで、自分のせいで話が盛り上がらなかったり、余計に気をつかわれてしまったりして、申し訳なく思ってしまったりするのですね。
それで、みんなと仲良くなれるように積極的に声をかけたりして自分を変えてみようとチャレンジしても、今までのご自分と違いすぎて、とても疲れてしまって余計に悩んでしまったのですね。
そうですね、たしかに「クラス全員と仲良くなれなくても良い」という考え方もあります。
でも、それならそれで、みんなで仲良く話しているところを見ると、もやもやしてしまうのですね。
たしかに人付き合いって、とても難しいです。人と人の間の距離の取り方って、何歳になっても悩んでしまいます。
近すぎるとうっとうしくて、踏み込みすぎるとぶつかったりして。かといって遠すぎると、さみしいし、素っ気なさすぎるし・・・。
誰もがこうやって、人とのお付き合いの仕方を学んでいくのだと思います。
特に物事を真剣に考えてしまう人にとって、これはとても難しい学びになるはずです。
つまり、「世の中全体」と「私」の調整をつけていく・・・。ということですね。
ぴさんが積極的にお付き合いをしようとして疲れてしまったのは、これは、「自分ではない自分」を演技してしまったからです。
簡単に言うと、「無理をしてしまった」からです。無理は、長続きしません。
でも、誰もがいつも同じことを同じように出来るわけではありません。「みんな」にやってしまったから、疲れてしまったのだと思います。
「今日は、積極的に声をかけてみようかな」と思ったら、そうすれば良いのです。
やりたくなければ、やらなくて良いのです。いつもやろうとすると、無理になってしまいます。
時には、自分を演技することも良いと思います。
でも、そればかりだと困ります。「本当の自分」が、分からなくなってしまうからです。
あと、ぴさんには、何か上手くいかないことがあると「自分のせいじゃないか?」と思ってしまう癖があるのかもしれません。
あと「無理にでも、自分が先に立って話をしないといけない」という気持ちが、強いのかも知れません。
考え方の癖があると、自分で自分を縛ってしまうことになります。だから、「必ずしも、そうしないといけない」という気持ちを引っ込めてみてください。
話すことが無いときは、聞き役に回ってあげるのも良いと思います。
人はむしろ、他人の話を聞くよりも自分の話を聞いてもらった方が、嬉しく思います。
だから、相手の話を聞いてあげて、その人を喜ばせてあげてください。
そうすれば、もっと会話の中に入っていけるようになると思います。
2024年10月6日 17時48分
S.Light.M
こんにちは、S.Light.Mの瀬川と申します。
ご相談内容を拝見させて頂きました。
ぴさんにおかれましては、仲良くなろうと自分を変えたりなどの取り組みを、懸命に頑張ってこられましたね。
これは、出来るようでいて、なかなか行動(考える事も含め)に移せない人の方が多いです。
なので、これまで取り組んで来た努力は、決して無駄では無い点を、改めて覚えておいて下さい。
そして、特に思春期と呼ばれる頃合では、多くの人が自分の気持ちとは裏腹な対応をしている(そうせざるを得ない)人は多いです。
つまり、どこかで違う自分を「演じている」人が多いという意味です。
ただ、これを演じ続けていると、ストレスや疲労も然り、自分を見失いがちな傾向も出て参ります。
そして、お友達の中にも、ぴさんと同じような感じ方や思いを抱いている人が、必ずいらっしゃると感じます。
故に、手始めとして、ぴさんから見て、既に心を開いているお友達以外で、「もしかしたら、私と似ているかな!?」と感じるお友達がいたら、その人に思っている本心や感じ方をお話されてみては如何でしょうか。
特に女性の場合には、誰かが言い出すのを待っていたり、お互いに牽制し合っているようなケースも思春期では多いです。
「君子の交わりは淡きこと水の如し」という言葉もありますが、そこまでドライにならなくとも、「程よい距離感」を保つ事は、誰もが持っている自由でもあり、実現可能なものです。
逆に「八方美人」になり過ぎると、周りから人が離れていくケースもございますので、ぴさんが心地よいと感じる距離感を大切にして下さい。
自分を信じて大丈夫ですよ。
2024年10月4日 19時04分