無料カウンセリング掲示板の質問

「サドベリー・スクールの教育方針について」に関する質問

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kirinさん

心理カウンセラーの人たちは
サドベリー・スクールの教育方針を見て
どう感じていますか?
賛成しますか、それとも反対しますか?
僕の意見は非常にカウンセリング的な空間だなと思いました。

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2021年3月27日 21時12分

無料カウンセリング掲示板の回答

わたしは賛成します。
その理由は、本来の人間の自然な学びのプロセスを重視しているため、早く広く深く学べるからです。
わたしは自分が理事長を務めている学校法人に、デモクラティックスクールのモデルの導入を考えたことがありました。いろいろ検討した結果、ニュージーランドの「学びの物語」が良いのではないかという結論になりました。いずれにせよ人間の自然な学びのプロセスは次のようになり、デモクラティックスクールもこれを重視しています。
1.問題を感じる
2.問題を定義する
3.問題解決の方略を検討する
4.問題解決行動
5.評価する
6.2~4のいずれかに戻る
7.問題が解決する

このプロセスの説明をします。
1.たいていの場合、不安などのネガティブな感情から始まり、それが「好奇心」に変わります。普通の学校では、問題は先生が提示しますから、こどもたちは自分の生活(人生)とは関係のない問題に向き合わせれることになります。たまたま自分の関心と重なっても、先生が答えを知っていると思いますから、主体的・創造的に取り組む意欲がわいてこないので、不安などのネガティブ感情を「好奇心」変えてゆく力が養われません。従って、問題に向き合う力がなかなか育たないのです。
2.感じたことを言語化し「何が問題か」を明確にします。この時点で完璧でなくても、この定義に問題があれば、6の時点でもう一度再考するようになりますので、問題の定義がだんだん上達していきます。つまり問題を見抜く力がついてくるのです。
3.問題解決櫃必要なものは、何をどのようにすればよいのかの探求です。ここでは人的資源(教えてくれる人、モデルとなる人など)、物的資源(図書館、自然物、文化物…)、活動のプロセスの立案(いつ、どこで、なにを、どのように)が行われます。
4.計画したことを実行します。
5.その結果、うまくいったか、うまくいかなかったか、どの程度うまくいったかを評価します。
6.評価に基づき、2~5を繰り返していきます。
7.完全な解決はありませんが、ある程度解決すると、次の問題が気になりだします。

最後に最も重要なこととしてお伝えしたいのは、このすべてのプロセスに学び手自身が主体的に関わるということです。すべてが自分のことですから、当然必死になり、責任を持ちます。そしてこのプロセスはたまらなく面白いのです。ところがこれまでの学校では、子どもが関わるのは「4」だけです。あとは全部先生がやります。先生がいいとこどりです。これでは子どもは奴隷のようなもので、勉強がいっぺんで面白くなくなります。

1980年代から世界中でこれまでの学校制度では、膨大になった知識を教えきれないということが問題になり、新しい教育が模索されてきました。先進的な国々では、知識を教えるのではなく「学び方」を教える方向に転換しました。つまり上の1~7のプロセスを、無意識のうちに辿ることができるような学びの傾向(Learning Disposition)を身に着けさせる方向に変わりました。たとえば6年かけて覚える漢字を学びの傾向さえあればたった1年で覚えてしまうことができるようになるのです。成功したのは有名なノルウェーの教育です。世界の学力検査も知識(アチーブメント)ではなく、リソースを使う力(リテラシー)を測るようになりました。日本は完全に出遅れています。

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2021年4月2日 21時28分


mentalquest

はじめましてmentalquest(めんたるくえすと)の渡辺です。
医療機関で医療相談、生活相談、介護相談、カウンセリングを行っています。
宜しくお願い致します。
世界の未来を担う子供たちにとっての選択肢は多い方が良いと思いますし
本人の人生において意図していない妨害は歓迎しないのも確かです。
kirinさんの質問を前向きなものにしたい
もしかして自分に誤解している部分があるかも知れないと思い
残念ながら日本ではなかったのですが
アメリカのサドベリー・バレー・スクールの卒業生のインタビュー文を読みました。
自己評価について、誰かに良い評価をもらうことより自分をどれだけ理解できるか
自分に出来ることと、出来ないことを把握する
自分に対して満足感を感じる
人がつける成績を通して自己評価を得るという考えは必要ない
自分に対する評価は外からではなく自分の中から感じること
他の人の権利を侵害しない限りその活動が尊重される
「良い・悪い」という「評価」を誰からもされない環境
抜粋ではありますが、自己肯定感が低いと悩まれている方に
是非知って頂きたい事が全て詰まっている点では
日常の中でセルフケアしながら自ら軌道修正できる
カウンセリング的な空間なのかなと感じました。
更に卒業生の特徴として、人を見下す傲慢さが見られない
異年齢がミックスされているため
大学進学組が一番で就職組は良くないという区別はない
自分らしく生きるを追及する環境で過ごしたから
自主性を重んじて、自由に過ごす
しかし、一般の社会では自由にならない事や嫌な事でもしなければならい場面もある
対応できるのかという事に対しては
生きて行くためには時には嫌な事もしなければならない
それは小さいな子供の頃からやらないと身につかないと多くの人が思っているようだが
結果、解決より回避術を身に着けてしまっている
サドベリーの卒業生は、どうしたらやらなくて済むかの選択ではなく、どうすれば出来るかを考える能力に長けている
小さな頃から嫌な事をする訓練など必要ないと思うと。
人として必要な部分が育まれる事はわかりました。
そして、サドベリースクールは「良い・悪い」という「評価」を誰からもされることのない環境と
仰っているので。
kirinさんへの回答も理念に忠実になろうと思います。

めんたるくえすと.com

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2021年3月30日 12時48分


お礼コメント

そうですね、ごく普通の子供に勉強を強制する教育環境とあまりに違うので、
心理学的、科学的に見て理に適っている教育法のかなと思い、
こういう質問をしました。
ありがとうございます。

2021年3月30日 23時33分

カウンセリングルームConfessio

カウンセリングルームConfessioの白石といいます。

サドベリー・スクールについて、一般的なレベル以上の深い理解があるわけではありませんので、「賛成」「反対」と明言はできませんが、カウンセリングの場でそのような質問を受けた場合、カウンセラーとしては、kirinさんがどうしてそのようなことを疑問に思われているのか? というところに注意が向くと思います。なぜ、サドベリー・スクールに興味をもっているのか? どうして心理カウンセラーに賛成か反対かを問いかけているのか? なぜカウンセリング的な空間だと思われたのか? そのあたりを聞こうとすると思います。

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2021年3月29日 11時14分


お礼コメント

僕が中学・高校くらいの年齢であれば、
こういう学校に行って見たかったなという思いがあります。
心理学的・科学的にサドベリーの教育法は理に適っているのかな
とも思い、こういう質問をしました。
生徒の活動の自由に任せてスタッフが干渉しないという所が
カウンセリングみたいだなと思いました。
ありがとうございます。

2021年3月30日 23時39分

welina mental office

はじめまして、沖縄サドベリースクールのスタッフのお話を聞いたことあります。「今日の私は私が決める」、、、とても素敵だと思いましたよ。

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2021年3月29日 10時32分


お礼コメント

ありがとうございます。

2021年3月30日 23時40分

心理セラピスト愚禿進のこれからの人生相談

kirinさんこんにちは。
愚禿進(グトクシン)といいます。71歳の心理セラピストです。サドベリー・スクール
というものがどういうものかは知っていますが、実際にそのなかでなにが行われているかは
よく知りません。日本の教育制度とはまったく違うようですね。それがいい、わるいという問題ではないんです。
選択の自由です。ただ日本の子供が、その子供時代をを生きるのに、子供の眼で自由にその学校を選べるのか。私には疑問です。
なぜなら、子供が誕生してから、就学年齢になるまでは、どうしたって親の養育等を受けなければなりません。
子供の自由意思というものを、純粋に親を含めた日本の社会の現状から切り離しては考えられないからです。
kirinさんが言う「カウンセリング的な空間」と学校制度という間には埋められない壁があるんでしょうか。
賛成か反対か、ではなく、この日本の実情を考えたときに、私もあなたも、年令は違いますが、日本の学校制度に、
のっかって育ってきたんですよね。それを考えればお解りでしょう。
もちろん日本にもその種の学校があることは事実ですが。
しかし、反対か賛成かとか、いいか悪いかというような二者択一的な問題設定自体に無理があると思います。

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2021年3月29日 10時12分


お礼コメント

僕の中ではカウンセリングは
クライアントが主体な自由な空間、
学校は規則が厳しいという感覚がありますね。
ありがとうございます。

2021年3月30日 23時48分

追加コメント

理想と現実を混同してはいけないと思うんです。
スクールカウンセリングていうものがありますが、
これだってクライエントとカウンセラーが対等平等ってことはあり得ないんです。
人間として対等平等ということは、原則論としてはまさにその通りです。
理想というより、本質論でしょうね。子供と大人は平等です。人間として
平等でしょう。子供の人格も大人の人格も人間の人格という視点で見れば平等です。
これは理想ではなく、現実の話なんです。私は本質論としてとらえています。

2021年3月31日 10時00分