そらさん、初めまして。お悩みの件、拝見しました。

お辛いと思いますが、弔いとは時々彼女の事を思い出し
出来れば彼女の成しえなかった思いを、そらさんが具現化して
いくしていく事だと思います。志を受け継ぐことです。

彼女の両親を改心させたい気持ちは、極めて当然だとは思い
ますが、精神的にも大変なエネルギーが必要となります。
娘が亡くなっても、葬儀もおこなわないということは慈悲の
気持ちがないことになります。今後苦難の人生を送る様になる
と思います。

毒親の元、医大に行くほどの努力家で学費も親に頼らない
性格も明るく、多分皆さんに慕われていたと思うと本当に
残念ですし、残酷だと思います。両親以外で、彼女を知って
いる人たちは、皆悲しい感じていると思います。

そらさんが、彼女の生き方で学んだ事だけに意識を向け
そのことに感謝して生きていくことで彼女も喜んでくれると
思いますし、そらさんの事を見守ってくれると思います。
これからも明るく頑張ってください。

そらさん、はじめまして。臨床心理シランの室です。

あなたの質問文…友人の死はあまりにも可哀想で、涙なくして読めません。
苦学の医大生として、前途に医師になるという夢を持ち、家庭の経済的な面を配慮して深夜遅くまでバイトをし、2年後の国家試験に備えようとしていた友人。なぜこのような真面目な苦労の人、親の理解のない中でも努力している苦学生が、事故であっけなくこの世を去らなければならないのか…。

あなたが言われる通り、両親が理解を示し経済的な援助をしていれば、深夜までバイトをする必要もなかったかもしれません。そうであれば事故に遭遇することもなかったかもしれません…。

また、死後の娘の処遇や葬式などについても、両親は普通では考えられない対応をしています。あなたが両親を許せないという気持ちは痛いほどわかります。

生前も死後もこの両親の対応はあなたが推察するように「両親ともに心の病気」なのかもしれません。いずれにしても常識を逸した対応です。

以下に私の意見を述べます。私だったら、次のような行動をとります。
結果はどうであれ、彼女の家にお参りに行き、遺影の前で、きちんとお別れをします。できれば、何か遺品の一つでも、もらって帰ります。彼女の両親に門前払いをされるかもしれませんが。

また、両親に娘の対応について、心の中に含んでいるものを極力感情的にならずに表現しようと心がけます。相手の出方によっては怒りを表出させるかもしれません。そうなれば、もめるということになりますが。何も行動しないのでは、自分に対しても彼女に対しても気が済まないと思います。もめてもしかたがないと思います。

彼女の両親と、もめたとしても、それはそれとして受け入れます。私なりの正義感の表現ですから…。何もしないことのほうが、悔いを残し、気が済まず、結果心の病になるかもしれないからです。

私も大学時代に親しかった同郷の後輩を鬱による自殺で亡くしました。私は、数か月、夜な夜な後輩の面影と会話をし、不眠と自責・悔みで精神状態が普通でなくなった経験(ノイローゼ・神経症状態)をしたことがあります。

その悔みと苦悶の中で、彼への弔いとして私が決意したのは、「彼の生きられなかった人生」の分まで自分が生きると決め、そのように生きてきたことです。
卒業後、教師になった私は、彼の形見のネクタイをして初出勤しました。折あるごとにそのネクタイをし、彼をしのび、彼の分まで生きるという誓いを実行してきたつもりです。
それが私の弔いでした。40年が過ぎた今、記憶と思いは薄れてはいますが、私の心の中で、彼は今なお生き続けています。

私は彼の死を通して、「二度と縁ある人達に自殺はさせない」という思いを強く抱き、いつの間にか、臨床心理士の道に入っていました。これも彼への弔いの一つになっています。

そらさん、こんにちは．愚禿進といいます。
　友人が不慮の事故で亡くなったことを、2か月もの間思い悩んでいたんですね。もうそれだけで十分なんではないでしょうか。多分あなたはその友人のことを一生忘れることはないでしょうね。それで十分だと思います。私も14歳で四つ上の兄を病気で亡くしました。私が死ぬまでそのことは忘れないでしょう。兄のために、なにができたかなんてそんなかっこいいことできませんでした。そらさんはこれからどう生きていくかを考えてください。それしかないです。そらさんが友人のために何ができるか、って言われても私には何も言えません。そらさんが死を迎えるまで、その友人のこと忘れないことぐらいじゃないんですか。

はじめまして、そらさん。
お悩みの書き込み、ありがとうございました。
お友達想いなんですね。

ですが今、そらさんがやるべきことを問われても、誰も答えを出すことは出来ないでしょう。
それはそらさん自身が考え、悩み、決めることで、誰かに答えを出してもらって、それを実行してもそれは「他人に言われた事をやった」事にしかならないからです。

弔う、という事で言うならそらさんが彼女の存在を忘れなければ良い、そんな風には考えます。
いつも彼女の事を思い出して、彼女が自分の夢に向かって頑張っていたことをそらさんは知っているのですから、そんな彼女の事を忘れない、いつも思い出すことが、弔いの形の一つになると思います。