無料カウンセリング掲示板の質問
「PTSDの麻痺・回避行動とは」に関する質問
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さくらさん
はじめまして。
過去4回(小6・中1・高3・大1)性被害を受けた「さくら」と申します。
去年6月から精神科に通院を始め、臨床心理士のカウンセリングを受けて今年の1月から投薬も開始しました。
精神科医の診断は「外傷後ストレス障害」(PTSD)とのことでした。
カウンセリング中に過呼吸等を起こし、トラウマに関する治療はできていないのが現状です。
毎年、記念日反応に怯えています。
ここまでが前提で相談したいことは以下です。
PTSDによる麻痺・回避症状は「事件の場所に行けない」「話せない」「感情の麻痺」など多岐に渡りますが、【感情を抑え込む】ことも麻痺・回避症状に該当するのでしょうか?
例えば、フラッシュバックを起こしている際に「何もないかのように振る舞ってしまう」など…。
本当は怖くて、耳を塞ぎうずくまりたいのに、我慢してしまう…というようなことです。
私は以下の2つのことが原因となり、〈症状が封じられてしまう〉ようになりました。6年間、ずっとそうです。
・中2の時、リストカットをし、母に「同情引きたいと思ってやったんだろ」と全否定された。
・大学1年の夏にフラッシュバックを起こし、保健室に運び込まれた際に、先生に「演技でしょ」と言われた。
これらが起こってからというもの、症状が起きると脳内に自分の声で「演技でしょ。また同情引こうと思って…」などの言葉が響き、
過呼吸やフラッシュバックが封じられてしまうようになりました。
この現象は「PTSDとしての麻痺・回避症状」でしょうか?
それとも「二次被害による麻痺・回避症状」でしょうか?
ご回答いただければ幸いです。
2018年4月10日 20時44分
無料カウンセリング掲示板の回答
心理カウンセリングルーム 夢みらい
さくら様 はじめまして。こんにちは。
東京都府中市の心理カウンセリングルーム夢みらいの
心理カウンセラーの佐藤正篤と申します。
性被害を何度も受けられて、本当に大変な思いをされましたね。
精神科医を受診されてのPTSDの診断は間違いないと私も思います。
PTSDによるトラウマをかかえたままの人の場合、
臨床心理士などによるカウンセリングを受けて過呼吸になってしまうケースは、
さくら様のケースだけではなくて、
実際に、過去に、私のクライアントさんにもいましたので、
さくら様がカウンセリング後に過呼吸を起こされた時の大変さが想像できます。
過呼吸を起こした時には、ゆっくりした腹式呼吸の呼吸法によって改善することを
知っているカウンセラーや心療内科医も、今の時代は、けっこういますので、
さくら様のお近くにいるかは、分かりませんが、もう一度探してみてください。
さくら様が治療を再開出来る場所を探すことを、私がお薦めする理由は、
性的被害のトラウマをそのままにしておくと、
女性としての自分の存在を素直に受け入れられなくなる人が多く、
過食嘔吐などの摂食障害や、
女性としての性を受け入れられなくなる障害を抱えてしまうことも多いからです。
フラッシュバックや過呼吸を、顔などには出ないように、
表面上は抑え込んでしまったのは、
さくら様が今の環境で生き延びるためには、仕方がなかったことですが、
たとえ、表面には出なくても、心の中や体で感じていた、
恐怖や震えや怯えの反応は激しかったでしょうから、
抑え込んでいたそれらの感情も、
しっかりと脳や体には、その怖かった感情が記憶されますので、
そのままにしておくと、
第3次的な摂食障害や同一性障害になってしまう危険性も高いので、
過呼吸時対応が出来るカウンセラーや心療内科医を、早急に探してみてください。
私の経験からですと、ゆっくりした腹式呼吸の呼吸法の習得がベストですが、
呼吸法の習得に時間がかかる場合には、
錠剤1錠の半分くらいの、ごく微量の、それも最も弱いタイプの安定剤を飲むだけで、
突然発症した過呼吸でも、改善する場合が多いです。
ご質問の最後の部分について、
過呼吸やフラッシュバックを、表に出ないように、抑え込むようになってしまったことは、
明らかに、後者の「二次被害による麻痺・回避症状」です。
このままでは、表面には出せなくなった、心の中の、恐怖感情の繰り返しによって
第3次的な被害が、病的な症状として出てくる可能性が高いです。
ですから、できるだけお早目に、過呼吸時の対応が出来る所をお探しになって、
トラウマ治療を再開してくださいね。
この回答について,
メールでのお問い合わせは、無料で対応させていただきますので、
私の心理カウンセリングルーム夢みらいのホームページ
http://yumemirai.org
か、
メール:info@yumemirai.org
の方から、
どうぞお気軽に、お問い合わせや、ご相談をお寄せくださいね。
それでは、どうぞお大事になさってくださいませ。
2018年4月11日 17時27分
お礼コメント
佐藤さま
迅速かつ丁寧な回答、本当にありがとうございます。
感謝申し上げます。
私が受けている臨床心理士のカウンセリングは、院内カウンセリング?というものでしょうか、臨床心理士が在籍している病院で治療しているので…。
>。 ご質問の最後の部分について、 過呼吸やフラッシュバックを、表に出ないように、抑え込むようになってしまったことは、
明らかに、後者の「二次被害による麻痺・回避症状」です。
ハッキリ答えを頂けたことで楽になりました。ありがとうございます。
2018年4月11日 21時26分
追加コメント
さくら様 とてもご丁寧で真摯なお礼コメントをありがとうございます。
心理カウンセリングルーム夢みらいの佐藤正篤です。
お礼として、もう少し詳しく解説しますね。
なぜ「二次被害によるもの」であるかと言いますと、性被害による過呼吸やフラッシュバックやリストカットが続いているにも関わらず、
その辛さを表に出すと、「同情を引こうと思ってやった演技でしょ。」と嘘つき扱いされて全否定されることは、
ある種のネグレクトに相当する心理的虐待のマルトリートメントであるため、この二次被害の心理的虐待を受ける状況を回避するために、
ご自分の本心を自ら偽って情動を表に出せなようになってしまっているからなんです。
2018年4月12日 11時26分
お礼コメント
佐藤さま
とても丁寧な回答の補足まで、本当にありがとうございます。
毎年の「記念日前後3日間」だけは感情コントロールが出来なくなります。
そして、まったく食事がとれません。「噛む」ことが出来ないんです。固形物が舌に触れただけで戻してしまうので…。
「食べる(噛む)」ことは「生きる」ことなので、本能的に体が拒否してしまうのでしょう。(今は噛まなくてもいい食品を食べています)
感情コントロールが出来ないと言っても、過呼吸やフラッシュバックを外に出すことはできない。でも、脳内で詳細に再生されてしまう…。
歯を食いしばって、唸り声をあげながら耐えることしかできません。
2018年4月12日 13時14分
追加コメント
さくら様 とても詳しい状況をありがとうございます。
東京都府中市の心理カウンセリングルーム夢みらいの佐藤正篤です。
トラウマの情動を外に表現できない圧力が相当に強くかかっているのを感じました。
トラウマ自体が性虐待ですから、暴露療法は傷口が開き過ぎて使えませんし、
臨床心理士が良く使う箱庭療法や森田療法やインナーチャイルドでも的はずれです。
有効そうなのは、心の中で再現されることを繰り返す時に、
それを、マインドフルネス呼吸法で受け流す訓練から始めると、
いつも発火している神経回路の配線が変わって行きます。
トラウマは、神経回路が発火し過ぎるか、萎縮し過ぎるかなんです。
Skypeしましょう
2018年4月12日 14時21分
お礼コメント
佐藤さま
またまた補足をありがとうございます。
明日中に記載されているメールアドレスにメールを送らせていただきます。
本当にありがとうございます。
記念日といっても四六時中症状が出ているわけでもなく、2~3時間くらいは穏やかな時間もあります。
しかし、その穏やかな時間さえも「二次被害」の自分の声(同情引こうと思って…」などが響き、とても辛いです。
矛盾しているのは分かっているのですが、私はきちんと苦しんでみたい。
症状が封じられるのも、普通に苦しんでいる時と同じくらい苦しいのです。
2018年4月12日 22時31分
あおぞら
「過去4回(小6・中1・高3・大1)性被害を受けた」
「症状が起きると脳内に自分の声で「演技でしょ。また同情引こうと思って…」などの言葉が響き、
過呼吸やフラッシュバックが封じられてしまうようになりました」
貴方様の過去4回の症性被害から発生している症状は間違いなく
「トラウマ=PTSD(心的外傷後ストレス障害)です」演技や同情等全く当てはまりません。
貴方様の過去4回の性被害に合われた事を考えますとその原因も明確にし改善する必要性があります。
未だ想定の段階ですが貴方様は貴方様のご先祖の方から遺伝で「不安気質」を引き継がれ
その影響で他者依存性行動特性や強い自己否定的行動特性の性格もお持ちのようです。
*他者依存性が高い性格方の(特徴)
1、自分に対する他者の言動や評価がとても気になります
2、自分に対する目線も気になります。
「不安気質」をお持ちの方のその特質は
1、心配性しやすい
2、なんでも不安に考えやすい
3、ネガティブに思い込みやす
4、一度不安になると色々悩んでしまう
5、疑いが生じると妄想が起きる
さらに過去4回の性的被害が完全に「トラウマ」となってフラッシュバックを起こし
「何もないかのように振る舞ってしまう」けど怖くて、耳を塞ぎうずくまりたいのに、
我慢してしまう
大切な事はまず貴方様の過去4回の性的被害から来ている「トラウマ」を
「トラウマ削除心理療法」で過去の記憶かから削除してしまうを受ける事です。
さらに貴方様の気質である「不安気質」や「他者依存性」「自己否定感」の改善と解決を
早急にされる事をお勧めいたします。
改善、解決の為のカウンセリングと施療の流れをご紹介します。
▼まず性格診断を行います。
人が通常持つ性格は13種類の内のいづれかの性格です。
あなた様がどの性格かを知る必要があります
心の中にある荷物を全部おろして、軽くなっていただきます。
生活の中のすべての(事実)を探り出すために貴方の心情を共有し
認知致します
・次に貴方様の気質の把握と分析
同じ出来事でも「苦しむ人」もいるし、「苦しまない人」もいる。その違いは何なのか。私たちは父母をはじめ先祖から驚くほど多くの気質を引き継いでいます。
顔や声、体格だけではなく心の感じ方をDNA.遺伝子の形、脳の伝達物質の作用の仕方など,63種類の中のどの気質を引き継いでしまっているかを明らかにします。
性格はその方が育っていく過程でその方の命を守るのに必要だったものなのです。
その方の性格の全てをまず明らかにします。
さらに貴方様が先祖の方から引き継いだトラウマについても診断にで明確にします。
様々なストレスや人間関係の構築に対する対応力の診断分析も重要です
それと大切な事は貴方様が人生で何を大切に生きていきたいか、ご自分の心に眠っている自己価値観を明らかにすることも貴方様を、大人に成長させます。
以上の診断の結果、貴方様の性格や気質、価値観、トラウマなどが明確になりましたら、
1、他者依存性高い性格の原因を取り除く為の性格改善ご指導サポート、
2、不安気質の発現を抑える方法のご指導サポート
3、他者や外部からのストレスを受けにくくする対応法ご指導サポート
4、自然な形での他者とのコミニュケーション能力の向上ご指導支援
サポート
5、貴方が今後「こういう生き方をしたい」「このようになりたい」を
明確にしてその望みをかなえる為の一歩一歩の登る階段や手順の
すべてをカウンセラーが作成し数点提案します。
6、今回のお悩みの中心であるトラウマは心理療法で引き継いだトラウマを削除したり
内容を変更し解決できます。
その中から貴方様が
最もやりやすいと思うものを選択していただき貴方様に身につく為の、
ご指導とサポートを徹底していたします。
さらに上記の診断で明らかになった性格の中でこれからは必要でないものは心理療法で削除します。必要な性格で現在持っておられない性格は追加します。
私どもの相談ルームには全国の皆さまが、直接面談カウンセリング又は電話でのご相談のかたちで訪れます。
「悩み、改善、解決完治を目指す」
人生相談&心理カウンセリング
「あおぞら」院長 松下愛ノ助
お問い合わせ。ご予約の方 080-3397-2297
ホームページ
2018年4月11日 12時05分
お礼コメント
ありがとうございました。
2018年4月11日 13時36分