ご質問を読ませて頂きました。

このような場所ですので、お役に立てるか分かりませんが、コメントさせて頂きます。

tea様は自分は利己的で他の人に関心があまりないと言ったことを書かれていて、またそのようにしたいと言っています。でも、同時にそういう自分が嫌で、苦しんでいることも事実なようです。

私はtea様ともちろん面識がないので、分からないことばかりですが、文面からは、後者がtea様の本来の気持ちなんだと思います。もちろん、イライラしたり不満に思う気持ちも実際に感じていて本物ですが、それは何かの結果として出てきているのではないかなと思えるのです。

シンプルに見てみると、利己的にしてこられて、今しんどいのですよね。しんどいからまた悲観もしたくなって利己的になってはいませんか？

tea様は自分で自分の気持ちがよく分かっていらっしゃる。変わりたいと言っているようにも聞こえます。

どうでしょうか、一度、利己的を試しにやめてみては。見えるものがガラリと変わるかも知れません。やりにくいとは思いますが、試すのはタダです。tea様は自分を利己的だとここに色々と正直に書かれました。でも、本当に利己的でそのままでいいんだと思う人はそんな自分が嫌だと思って悩むのでしょうか。仮に悩むとしても、それは変わろうとする時が来ているということのようにも思います。

teaさん

ご自身の欠点は理解していると思っていても、その事を他人から指摘されることがたまらなく嫌なんですね。
誰しもそういう面は持っていると思います。
ただご自身の欠点がわかっているといっても、本当に全て分かっているのでしょうか。
またこちらには、teaさんの良い点が全く書かれていませんが、ご自身の長所に気がついていらっしゃらないのでしょうか。
同じように、この世の中生きていてもいいことが何もないと思っていらっしゃるようですが、この世の中を言い換えると、自分以外の人間、世界とでもなりましょうか、それには全くいいところを見つけることができない、ということになりませんか。
つまり、自分以外の全てを否定して生きながら、そこから否定されている自分自身も否定していらっしゃるということにならないでしょうか。
さぞ生きていることに苦痛しか感じられない毎日をお過ごしのことと思います。

少し考えてみましょう。
物事には、なんでも捉え方によって違った面があるのは理解できると思います。
例えば、友人の方に、「お前は子供みたいで、お小遣いをためもせず自分の好きなお菓子に浪費したくせに人のおもちゃまで欲しがって、 おもちゃを持っている人を羨んだり恵まれてると言ったり壊そうとしたり、自分には手に入らないからって死ぬとか言ってるみたいだ｣ と言われたということですが、このこと自体は、あなたには否定的に感じられるかもしれませんが、大人のように自分のしたいことを我慢しておさえつけることをしない純粋な心の持ち主だと言われているとは感じられないでしょうか。もちろんその友人が、否定的な表情や、態度をしながら言っている言葉ですから聞いたときには、自分を傷つけようとしていると感じ守ろうとする心が浮かんでくることは仕方がないのですが、言葉自体は現象だけを言って否定も肯定もその中には含まれていないことに気づかないでしょうか。

言葉の捉え方、他人との交流の仕方というのは、幼少時の身近な人間との交流の中で培われ自分の中で決定し、そのごの人生で知らないうちに強化されてしまうものです。もちろん無意識のうちにです。ですからそういうことを自分で気付かれ変えていくことは、ほぼ不可能ではないかと思います。

ですが、実は気付く方法があります。それは他人との交流によって、自分では気付かなかった自分のある面を指摘されることです。もちろん善意だけで言ってくれる人ばかりとは限りませんが、悪意を持って言われたとしても、その時止めようもない怒りが沸いてくるということは、自分の中の潜在意識の中で決定している自分の考え方をきちんと他人の目で捉えて指摘してもらっているということに自分が気づいているということだと思います。
そして、他人から指摘されると怒りが沸いてきても、そのことによって自分の知らなかった自分が見えてくるのもご理解できると思います。

あなたは決してクズではありません。今まで培った自分の生き方に関する思い込みによる決めつけを否定されることによって、自己がゆらぎそのことに抵抗している姿が今のあなただと思います。

自分に気づくこと、一時的には非常に辛い経験だとは思いますが、気づかずにぼんやりと過ごして人生を終わる人より多くのことを経験し充実した日々を送ることが出来るとも思っています。

辛すぎて耐えられなくなったらご遠慮なさらずに、カウンセラーに話をする機会を持ってください。きっとまた自分の知らなかった自分に気づく機会が得られると思います。

初めまして、tea様。カウンセリングルーム　こころのピースの佐々木と申します。

世の中に対して不平不満がいっぱいあるのですね。
楽観的なことを言われると腹が立つし、みんなが自分のことを馬鹿にしている、
対等だと思っていないと感じられるのですね。
そんな風に思われているから人の役に立ちたいと思わないし、優しくする気にも
なれない。そしてナメられたくないと思ってしまうのですね。
そんな状態の中、自分が何をしたいのかもわからない。
そしてそんな自分をクズだと感じてしまうのですね。

世の中には辛いこと、不平等だと感じることがいっぱいありますね。
生きていたら必ず良いことがあるとは限りません。
少なくとも自分から良いことを起こそうと思わない限りは起きません。
「いいこと」を感じている人もいるわけですから、存在しないことはないですね。
自分にはいいことが起こらないという強い信念があるということです。
「世の中は敵対的である」という強い信念もお持ちのようです。
確かに学校も職場も競争、競争で敵ばかりと感じてしまいますね。
ただ敵対するときもあれば、協力することもあるものです。
「敵対的でない者もいる。無いときもある。」と信念を弱めても良いかと思います。
敵ばかりだと感じればずっと気持ちを張りつめなくてはならずに
疲れてしまいますし、人に対して優しくできないのは当然です。
もっと自分に対しても、人に対しても少し許してあげる気持ちを持っても
良いかと思います。

基本的な生き方は幼少期に学びます。
今、「生きづらい」と感じるということは今の状態が望む状態では
無いと感じている証拠です。自分の過去の気持ちにスポットライトを当ててみて、
自分の強い信念がどこから生じたのか、その信念は間違っていないのかどうか
を確認してみてはいかがでしょうか。
その結果、今の信念が不要でしたら新しい自分も他人も許したり、
認めてあげるような信念を自分に言い聞かせてみてはいかがでしょう。

ずっと辛い信念を守り続けてこられたtea様は素晴らしい力を持っていますよ。
その力を生きやすい自分のために使ってあげても良いと思います。