無料カウンセリング掲示板の質問

「体験過程理論 ②」に関する質問

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炎さん

こんにちは。

私は、フォーカシングの理論を理解しようと思って、

ここ1年以上、現象学関連の本、(フッサール入門、ハイデガー入門)などを読み、

メルロ・ポンティに関する本を現在、読んでいるところです。

また、フォーカシング関連の本もかなり読んだのですが、

今、一つ理解が出来ません。

体験過程理論や暗在性哲学、フォーカシング指向心理療法を理解するには、

どんな本を読めばいいか、教えてください。





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2015年4月25日 22時56分

無料カウンセリング掲示板の回答

はじめまして。こころの相談所 宮島と申します。

フォーカシング理論を理解しようと、関連する本を色々と読まれているご様子ですね。

お勧めの書籍です。
キャンベル・パートン著/日笠摩子訳
パーソン・センタード・セラピー
フォーカシング指向の観点から
個人的に読みやすくわかりやすい本でした。

フォーカシングは体験学習なので、経験することで、より理論がわかると思います。
フォーカシングの本を書かれている方々が、各地でワークショップを開催しています。
日本フォーカシング協会
https://focusing.jp/category/workshop

ご参考にしていただければと思います。

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2015年4月27日 17時42分


お礼コメント

ありがとうございます。
読んでみます。
良かったら、哲学方面での推薦図書があったら
教えてください。

2015年5月2日 02時41分

メンタルセラピー成幸の森

炎さんこんにちは。はじめまして。

杜の都仙台のカウンセリングルーム「メンタルセラピー成幸の森」心理カウンセラーの佐藤と申します。

ご質問拝見しました。



フォーカシングについてはアン・ワイザー コーネルの「やさしいフォーカシング―自分でできるこころの処方」なんかもおすすめです。

ただ、フォーカシングに限らず、全ての心理療法に共通することですが「体験すること」が非常に重要です。

「本を読んだだけ」では理解するのは難しいと思います。

というのも、心理療法自体が感情やイメージ・体感覚といった「非言語」のものを扱いますので、言語ではその全てを説明できない(伝えることができない)のです。



本を読むのが無駄、というのではありません。

知識的なものも、技術と共に大いに必要です。

『体験する』⇒『本を読む』の順にしてみると、より理解度が深まると思います。

体験ですが、心理療法技術としての体験(習得)と、「自分自身で(相談者として)受けてみる」の両方受けてみるとより理解しやすいと思います。



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 メンタルセラピー≪成幸の森≫
( http://www.sk-mori.org/ )
 心理カウンセラー・佐藤愛彦
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2015年4月27日 17時29分


お礼コメント

ありがとうございます。

参考になりました。

2015年5月2日 02時40分

こころのピース

こんにちは、炎様。カウンセリングルーム こころのピースの佐々木と申します。

フォーカシングの理論を理解しようとされているのですね。
心理カウンセラーの資格を得る際にはフォーカシングについても学ぶのですが、
私が学んだところでは折衷主義であり、広く浅くという感じでしたので
私はジェンドリンの「フォーカシング」(福村出版 ISBN4571240023)で
勉強しました。訳者は日本でフォーカシングを広めている村山正治さんであり、
非常にわかりやすかったと思います。この本はフォーカシングを学ぶだけではなく、
カウンセラーとして読んでおくべき本、教科書であるとも思います。
もう1冊のおすすめが「マンガで学ぶフォーカシング入門」(誠信書房 
ISBN9784414400205)です。「マンガで」というと浅いように感じられると思いますが、
監修は村山正治さんが行っており、理解しやすい本です。
元々フォーカシングのターゲットになる「モヤモヤした感じ」(フェルトセンス)は
文章にできないものですから、マンガで描かれた方が感じやすいかもしれません。

とお勧めしておきながらなのですが、炎様に関しましては理論として理解される
よりも、実際に体験して感じることが大切ではないかと思います。
理論を追っている限りはフェルトセンスには近づきにくいかもしれません。
おなかの周りにある太陽神経叢に意識を集中し、呼吸にも意識を向けてみましょう。
気持ちが落ち着いてきたら悩んでいる自分の中にあるもやもやした気持ち、
フェルトセンスを感じてみましょう。そのフェルトセンスに集中して、
何を感じるのか、どんな名前がぴったりくるのか、フェストセンスが変化をしたら
どのように感じるようになったのか、フェルトセンスは自分に何を言いたいのか
などを感じてみましょう。
「感じる」ためには2冊目の「マンガで~」のほうが良いのかもしれませんね。

焦らずに、じっくりと取り組んでいきましょう。
応援いたしております!

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2015年4月27日 15時50分


お礼コメント

ありがとうございます。

参考になりました。

2015年5月2日 02時39分