無料カウンセリング掲示板の質問
「体験過程療法について」に関する質問
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炎さん
こんにちは。
私は、自分の臆病さ、喧嘩の弱いという本当の自分を感じると、
自分の中に強烈な嫌悪感、自殺願望が起きるという
心理的な悩みが原因で近い内に
心理カウンセリングを受けようと思っています。
来談者中心療法を受けようと思っています。
それで、臨床心理学関連の本をかなり読み、
自分の心理的な問題は
自己概念と経験の不一致にあると思いました。
しかし、その後、パーソンセンタード・アプローチ内の
フォーカシング派の本を読み、
この来談者中心療法の自己理論は正しくなく、
フォーカシング派の言う
体験過程療法の理論の方が正しい。
来談者中心療法の本質は自己理論ではなく、
体験過程療法なのではないか、と思うようになりました。
私は、自分が来談者中心療法を受けた経験から、
来談者中心療法を受けていると、
①カウンセラーに自分を無条件に受け入れられた経験を元に
自分でも自分を無条件に受け入れられるようになるという経験をすると同時に、
②自分の内面を流れる体験過程と言語による象徴化が一致しているかどうか確かめる
という過程が、必ず発生すると思うんです。
つまり、この②がフォーカシングであり、
体験過程理論だと思ったんです。
素人が偉そうなことを言ってしまってすいません。
専門家である皆さんはどう思っていますか?
やはり、来談者中心療法の自己理論は正しくなく、
(ロジャーズ博士も体験過程理論には賛成していた訳ですし)、
来談者中心療法の本質はフォーカシングにあると考えていますか?
(フォーカシング派の人達が言うように)。
また、パーソンセンタード・アプローチ内の
古典派、フォーカシング派、プロセス体験派の
どの学派の意見が正しいと思っているか、
意見を聞かせて下さい。
2015年4月20日 02時46分
無料カウンセリング掲示板の回答
カウンセリングとどろき院
初めまして、拝見しました。
過去からの心理学は、いろいろな派やアプローチなどいろいろあります。
それは、どのような生後の育ちその過程での症状・不調・病かなどや先天的器質などにより、いろいろなクライエント様に対しアプローチの近いが生じます。
古典的な心理学や近代・現代の認知行動心理学療法などまで、総合的基礎知識として理解し、総合的に総合的に生かすアプローチが改善・治癒のためには、最善と理解しています。
器質からくる症状、起きやすい症状。
生後の育ちからくる、症状。
生活習慣、栄養素・機能栄養素からくる症状など、などいろいろと分けたり、複合的に、全体から症状(不調・病気)、不安・恐怖・緊張・敵対感など不安定から体験・経験的思考・嗜好などの表面化悩みの違いは、千人千色いろいろです。
筑波大学の名誉教授で犯罪心理学なども権威の数年前他界された先生は、クライエント様にもいろいろとカウンセリングしてきたけど、カウンセラーとしての力の無さを述べていました。
受け入れられること、共感されることで安心感などは、相性などいい場合は起こります。もし混乱状態などあれば、ネットワーク的助けなどで整理は可能だと思います。しかし、器質や体質、心身的な不調・病などは、栄養素・機能栄養素不足がほとんどの中心です。自己治癒力での回復と同時にいろいろな悩み・症状も改善し消えていく現状があります。
陥った悩み不調・病気は、広汎性発達障害などの器質に広く関係し、そのすべては、気づかない生活習慣、栄養素・機能栄養素の枯渇などでよく起きている現状が有ります。
相談者は、交感神経が一方的に高い心身症性自律神経失調症傾向の可能性があると思います。頑張ったスポーツ・学業などの過剰ストレスによる身体では、炎症・硬化・浮腫み・代謝異常・見えない怪我など知覚低下状態下で起きてる可能性などもあると思います。心では、緊張・不安・恐怖・敵対感など戦い体制に自律神経がなったままと考えられます。
副交感神経がバランスすることで、不安定でのイライラなどなくなり落ち着き安定するようになります。セロトニンなどや脳内のエンドルフィンなど満たされ神経伝達物質など正常化し、いろいろな嫌悪感や自殺願望など消えていく可能性があります。
人生のささやかな生き甲斐とは、ささやかな快感物質の正常状態で生まれています。また、心=身体の状態です。
いろいろな幅広い学習やご自分を分析され、いかにすべきがお悩み解決への近道かをぜひ悟ってください!!
当院のHPやその関連リンクなども参考にされてください。
「治癒1番ネットとどろき院」では、詳細な早期不調改善への対応ができます。いつでもどこでも、スマホなどからも可能です。
カウンセリングとどろき院
竹本 豊
2015年4月20日 16時43分
お礼コメント
回答、ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
2015年4月21日 04時43分
カウンセリングルーム・エンパシー
ご相談内容を拝読しました。あなたは実によく勉強されています。
私も、最初は自己概念と経験的自己理論の不一致を一致させることだと理解しておりました。
しかし、カウンセリングを重ねる中で疑問が生じてきました。
それは、クライアントの体験過程と、言語の不一致に気づきを促す点で、正にフォーカシングと同じであり、体験過程療法のように思えたのです。
その後、来談者中心療法には、上記二つの性質を肯定してもいいのではないかという考えに落ち着きました。
一つに決めてしまうと、固い思考になってしまいます。イラッショナルビリーフからラッショナルビリーフへ変えると、考え方が柔軟になります。
白か黒かの二極思考は、自分を苦しい方へ追い込んでしまいます。
一番大切なのは、体験する様々な出来事に対して、自分と自分が折り合いがついていることだろうと思います。
つまり、カウンセリングの目的は、クライアントが「腑に落ちない部分に対して、「賦に落とす」というお手伝いであり、「自己納得理論」がふさわしいのではないかと思います。
あなたも、理論の軍配は別として、自分との折り合いを付けることを優先してください。
ご縁がありましたら、カウンセリングでお会いしましょう。
2015年4月20日 16時33分
お礼コメント
回答、ありがとうございます。
学説のどれが正しいのか、
知りたいという気持ちもありますが、
自分の症状が精神的に相当きつくて、
自分の心理的な症状の原因が何なのか、
知りたいという気持ちが強いです。
2015年4月21日 04時33分
こころのピース
初めまして、炎様。カウンセリングルーム こころのピースの佐々木と申します。
私は来談者中心療法もフォーカシングも行っています。
学問としてみた場合、どちらが正しい、正しくないという議論になりますね。
学問としてではなく、癒されたいというクライアントの立場になった場合、
そのような議論は重要ではなくなります。
「自分の気持ちにどうやったら寄り添えるのか」が大切だからです。
炎様の体験からは炎様は体験過程療法が合っている、と考えられます。
どちらが正しい、正しくないのではないのです。
もしそのような決着がつけられるのであれば、世の中のカウンセリングは
1つの手法に限られているでしょう。
人それぞれに感じ方や問題、環境、成育歴、気質、遺伝、時代などがあり、
1つの方法では解決できないところに心の問題のむずかしさがあります。
ある人にはうまく気づきが得られた方法でも、別の人には効果がないということが
あるのです。どれが学問的な正解であると考えるより、
「私にはあっている」と感じていただいた方が良いかと思います。
炎様の悩みの根本にはこの正解、不正解のようにどちらかを選ばなければ
ならないという強い気持ちがあるようですね。
物事にはプラスもマイナスもあります。正解も不正解も1つの延長線上でしか
ありません。どちらが、ではなく、どちらも意味があるものです。
白、黒ではなく、グレーでもいいじゃないかと思えるような心の余裕を
持ってみても良いですよ。
知識は大切なものですが、知識が癒しの邪魔をすることもあります。
炎様がカウンセリングをお受けになる際は理論にとらわれず、
自分の気持ちをありのまま感じてみてくださいね。
2015年4月20日 15時42分
お礼コメント
回答、ありがとうございます。
実は、自分の症状が本当に強烈で怖くて、
ビビッてしまっていまして、
自分の症状の原因が何なのか、
どの治療法で確実に治るのか、
自分で勉強してハッキリと分からないと
カウンセリングを受ける勇気が湧きません。
そんな情けない状態です。
2015年4月21日 04時37分
追加コメント
炎様、ご返答いただきまして、誠にありがとうございます。
ご自身を納得させて、しっかりと治していきたいと考えていらっしゃるのですね。
全然情けないことではありませんよ。
ご自身の問題と向き合おうという勇気はとても素晴らしいものです。
安易に他の人、環境のせいにして自分を変えようとしない人の方が多いのです。
自分と向き合おうという勇気、そして自分をありのままに受け入れようという勇気が
あれば人は変れます。もちろん今までの自分が生きていくために必要としていた
習慣、癖、考え方ですから一朝一夕にはいきませんが、
その勇気を持ち続けて、自分と向き合い続けることができれば変れますよ!
ご自身にあった手法を見つけて、じっくりとご自身と向き合ってあげてくださいね。
ご自身と向き合おうと思った自分に誇りを持って良いですよ。
応援いたしております!
2015年4月21日 14時30分