無料カウンセリング掲示板の質問
「力になれないのでしょうか。」に関する質問
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なおさん
なおと申します。
小さな会社で事務員をしています。
会社の同僚のことでご相談です。よろしくお願いします。
同僚の女性、ここでA子さんと呼ばせてください。
A子は、責任感も強く、なんでもそつなくこなし、社交性もあり、社員からも慕われている女性です。
ただ、この1年、ある同僚1名と折り合いがつかず、一方的に嫌われるという形で上手くいっていません。
そのことが原因で、鬱というか、最近ひどく落ち込みがちで、思い詰めているように見えます。
その上手くいっていない同僚以外は、皆普通に変わらず接しているのですが、A子本人が皆と距離をとり、孤立するようになってきました。
周りは助けようとするのですが、「大丈夫!」と拒絶するように、頑なに1人で頑張ろうとするのです。
元々、とても優しく、周りに気をつかい頼られるタイプで、誰かに頼ったり甘えたり、弱音や愚痴を吐くことができないんだと思います。おそらくですが、友人などにも相談はしていないと思います。
私も食事に誘ったり、他愛もない会話で声をかけたりしているのですが、食事は断られました。逆にプレッシャーになってしまっているのかとも思います。
ですが、あからさまに元気がなく、見ていて怖くなる程に表情に覇気がありません。今のところは責任感から、休まずに出勤していますが、毎朝泣きながら来たのかなというような感じがします。
気持ちを少しでも楽にしてあげたいのですが、本人のバリアが頑なで、どのようにしてあげればよいのか分かりません。どのように声をかけたり、接すればよいのでしょうか?何ができるでしょうか?
また、もし会社を休むようになってしまった場合は、どうしたらよいのでしょうか?
2015年1月20日 23時14分
無料カウンセリング掲示板の回答
カウンセリングルーム ローズマリー
なおさん、はじめまして。ヒーリングルーム ローズマリー と申します。よろしくお願いいたします。
仲良くしていた同僚のA子さんの様子が以前とは異なり、心配で仕方がないですね。周囲の人もみんな心配しているのですが、A子さんのほうでバリアを作ってしまっているのでどうしたら良いかわからず、ご相談されたのですね。
私が気になったのは、A子さんに覇気がなく、食事なども行きたがらないということです。
そのことから、あなたが気にしている「鬱」の傾向があるのではないかと思います。
うつ状態になりますと、自己評価が低くなり、自分は生きている価値が無い、と考えるようになります。また、何か行動を起こすことや、日常的な動作(たとえば、歯を磨くとか、お化粧をするとかいうこと)すらも億劫になります。
ですから、出かけましょうと誘われても気持ちは外に向かわず、却って内側に向いて行ってしまいます。
また、食欲もありませんし、食べ物の味が感じられなくなってしまいます。ですから、食事に行くということは本人にとっては苦痛に感じてしまうのです。
うつになる人は、元々真面目で責任感が強い場合が殆どですので、A子さんも「なんとか仕事だけは行かなければ」という思いがあるのでしょう。
けれど、このままその状態が進みますと、集中力が欠けていきますので、仕事においても今まで考えられなかったミスをしたりして、ますます自己嫌悪が酷くなってしまいますので、なんとかその前に食い止めたいところです。
ここで、なおさんや周囲の人に必要なことは、「うつ」に対する正しい理解です。
たとえば、うつ状態にある人が嫌がるのは、頑張ってね、などのような励ましの言葉です。
ご本人は今、力を振り絞って出勤してきているのだと思いますので、これ以上頑張れない、という状態なのですね。
そして、周囲に気を遣わせてしまっている自分 = ダメな自分、という思考回路になってしまいます。
ですから、むしろ「頑張らなくていいんだよ」というニュアンスの言葉の方がよいのかもしれません。
今はA子さんが周りに気を遣わずにすむようにそっとしておき、仕事中は今までと変わりなく接してあげるのが良いでしょう。そして、気晴らしや気分転換のために外出に誘うことは、もう少し先に延ばしましょう。
できれば、その折り合いの悪い同僚(B子さんとしましょう)と仕事が重ならないように配置換えなどを考えた方が良いのですが、小さな会社ということですので、難しいでしょうか?
それでも、A子さんを応援している人はたくさんいるようですから、皆さんで上司に相談してみることをお勧めします。
上司から「いつもと違うけれどどうしましたか?」と声をかけてもらい、A子さんが話してくれるようならしっかり話を聴いてあげます。
話してくれないようなら、その後のA子さんの様子を観察します。
そのうえで、病院で受診するように勧めてもらいましょう。
また、B子さんが「悪者」にならないような配慮も必要です。B子さんにA子さんとのことをそれとなく聞いてみてもよいでしょう。A子さんとB子さんの間で何か誤解が生じていてこのような状態になってしまったのかもしれません。
以前、私の扱ったケースでは、B子さんが心の病を持っていて、A子さんに影響が及んでしまっていた、というようなこともありました。
ですから、双方の様子をきちんと把握した方が良いですね。
そしてもし、会社に出てこられなくなってしまったら、これについても上司がきちんと対応するようにしてもらいましょう。診断書を提出して休職扱いにしてもらい、何の心配もせずにしっかり休めるように手配してもらうことです。
とても心配で何とかしてあげたいという気持ちは山々だと思いますが、上司と同僚とで役割を分担して、見守るところは見守り、手を差しのべるべき時にはしっかり差しのべてあげてください。
A子さんがまた以前のように、なおさんたちと楽しく働けるようになりますことをお祈りしています。
2015年1月21日 23時08分
カウンセリングルーム Flow 電話カウンセリング
はじめましてカウンセリングルームFlowの馬場と申します
あなたのお悩みを拝見し書かせていただきます
Aさんのことを心配なさっておられ その状況を改善してあげたいのですね
あなたとAさんはどのような関わりをしておられたのでしょうか
それが一番重要になるのだと思います
ある同僚のかたとAさんとの間であったいざこざ
それを原因として孤立なさるようになったAさん
書かれていることからの判断ですが
周囲は助けようと そうなさっているのですよね
そうなれば 周囲の雰囲気は Aさんにとって 意識せざるおえない状態になってはいないでしょうか
自分が周囲に気を使わせている 周りの雰囲気を悪くしている
そう考えてしまう可能性はないでしょうか
Aさんが一人距離をおくこと これには理由があるでしょう
それが彼女の事情なのだと思いますがいかがでしょうか
彼女は周りが助けようとすると 大丈夫と 拒絶するといいます
おそらくですが 周囲が助けようよ そういった状態になることで
より自分が孤立していることを強く感じてしまうのではないでしょうか
助けられなければならない自分 そうでなければやってゆけない自分
それを意識することは とてもつらいことではないかと思うのです
ではどうすればよいのかです
先にお聞きしたように あなたとAさんのもともとの関わり方があったのだと思います
彼女は いざこざを契機に 状況を変えられてしまったのでしょう
それがどのようなものであったのかはわかりませんが
Aさんは変わってしまった状況から 自分を孤立させているのではないですか?
そうであれば その変わった状況を意識させること それがより苦しめることにはつながらないでしょうか
ならば逆に 変わらず接すること 関わることが Aさんにとってよりよいことにつながるのではないでしょうか
そしてそのうえで関係を良くしていくことで Aさんが頼っても良い関係を気づいてゆくのが良いのではないでしょうか
Aさんと同僚のかたのいざこざは その当人の問題です
ですから それによりあなたたちとの関係が変わってしまうことこそが
Aさんにとって負担となってはいないでしょうか
これがあなたへの参考となれば幸いです
すぐに変化させることのできない回答となってしまいましたが
大きな変化は 心の負担となります
見ている側としては非常に辛いものではありますが
Aさん自身が その問題をどのようにしていきたいか それを決めることが重要なのではないかと思います
2015年1月21日 14時07分
お礼コメント
ご回答ありがとうございます。
説明不足で申し訳ありませんでした。
私とA子は特に仲良くしていました。仲の良いメンバー(異性の先輩も含む)で定期的に飲みに行ったり、休日に遠出をしたり、旅行に行ったりという関係です。
また、周囲が助けようとするというのも、過剰に気を使ったり、話を聞き出そうとしたりというものではありません。今まで通りに接しています。
ただ、最近、これまでと変わらない集まりの誘いにも断るようになってきました。
自分が周りに気を使わせているという思いや、気分が乗らないからだと思います。
先日、異性の先輩の前でA子が泣き、取り乱したことがあったらしいのですが、その時の先輩の「周りは皆味方だ、つらいときは頼ればいい、誰も迷惑なんて思うわけがない」という言葉に対し、「誰も助けてくれない、迷惑かけたくない、人が怖い」と漏らしたそうです。
力になりたいという気持ちで寄り添ってきたつもりだったので、信頼関係を築けていなかったことに私もショックでした。
助けてほしいというのが本音なのであれば、何かできればと思ったのですが、A子の状態は変わりませんでした。
今まで通りに接し、様子を見ようと思います。
ありがとうございました。
2015年1月21日 19時55分
りょうもう心理カウンセリング
なおさん、はじめまして。
カウンセラーの須賀と申します。
同僚の方のこと、ご心配なのですね。
私は、引き続き見守ってあげたらよいと思います。
変に話しかけると、拒むのでしたら、そっとしておきましょう。
でも、どうもいつもよりつらそうだと見受けられたら、方法を変えて接してみてはどうでしょうか。
たとえば、短い手紙やメモで、「ひとりじゃないよ」というメッセージが伝わるようにするのもよいと思います。
A子さんも、姉御肌で、他人に弱みを見せるのが恥ずかしいのでしょう。
そんな方ほど、実は温かいまなざしが必要だったりします。
仮に会社を休むようになったら、「待ってるね」と、孤独に陥らないような、温かいメッセージを送って、様子をみてはいかがでしょうか。
具体的な手段や方法などをアドバイスするのは、かえって逆効果。
ただ、A子さんのつらいお気持ちに寄り添ってあげる感じでよいと思いますよ。
よかったら、参考にしてみて下さい。
2015年1月21日 13時37分
お礼コメント
ご回答ありがとうございます。
気分の浮き沈みも激しいようで、メイクもせずに出勤することも増えたのでとても心配でした。
気が気ではないものの、私には何もできないのか無力さを感じていました。
いつでも味方だというつもりで、見守っていけたらと思います。
ありがとうございました。
2015年1月21日 19時11分
追加コメント
なおさん、お読みいただきありがとうございます。
そうです。「いつも味方」という感じ、よいですよ。
なおさんには、もどかしい思いをさせてしまうかもしれませんが、「見守る」も、動詞です。
そうして温かなまなざしを向けるという、大きな行為をされていますよ。
根気がいるかもしれませんが、なおさんなら継続できるでしょう。
お疲れ様です。ご無理のないように。
2015年1月24日 10時24分