無料カウンセリング掲示板の質問

「呼吸がしづらく苦しくなる」に関する質問

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恵さん

中学校に入ってからなのですが、突然「呼吸」を意識してしまい、心臓の周辺が嫌な感じになります。
あ、まずい、と思い慌てて深呼吸をしたりするとますます嫌な感じになり、パニックになることもあります。
変な病気ではないかと焦ったりもします。
思い込みが激しいのでしょうか。
中学校に入ってからすごくストレスが貯まるようになっています。
この場合の対処法や原因を教えていただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。

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2015年1月5日 23時57分

無料カウンセリング掲示板の回答

秋田心理カウンセリング精神療法相談室 東京-仮事務所

恵さん。はじめまして。
秋田心理カウンセリング精神療法相談室の佐藤と申します。
よろしくお願いいたします。

中学校に入ってから、「呼吸」を意識することが多くなり、
いろいろご苦労されているようですね。

中学生という年齢の時期は、ちょうど思春期に入る頃で、
「第2次反抗期」とか「第2次性徴期」という年齢に入りますので、

小学生の頃までとは違った、新しい自我が芽生えてくる時期です。

そのために、

「これまでは、意識しなかった事でも、意識することが多くなる」

という特徴が、誰しもにある年齢期です。


また、この第2次性徴期は、
劇的なスピードで、心も体も、子供から大人へと成長・変化していく時期ですから、
自分の体の成長過程での変化に対しても、とても敏感になります。

こういう、心と体とが、子供から大人へと劇的に変化して行く時期は、

いままでの自分とはどんどん変わって行ってしまうことによる、

自分自身への不安と、

大人的な心も芽生えて来て、

新たに気づいたり、新たに意識することなども、とても多くなります。


心と体とが、すっかり大人へと成長して、ある程度落ち着く年齢までは、

つまり、第2次性徴期が落ち着くまでは、

どんな人でも、誰しもが、とてもストレスがたまりやすい年齢期なんです。


女性であれば、中学生から高校生の頃というのは、

女性ホルモンの分泌がとても活発になって来ますので、

将来、子供を産んで、母乳もやれる体型へと身体的にも変化して行くので、

胸や心臓のあたりに、

小学生時代には経験がなかった感覚の違和感を感じることが多くなるのも、

心と体が、子供から大人へと劇的に変化して行く、この年齢期には、

人としての成長過程で、誰しもが体験することなんです。


小学生時代には、客観的に意識することがなかった、

「呼吸」や「心臓のあたりの状態」を、

意識することが多くなったのも、

「第2の自我の誕生」とも言われる思春期(第2次性徴期)には、

心の発達過程としては、

心の発育が豊かな人ほど、よくある事です。



こういうことが、原因となっていると推察できますので、


対処法としては、

思春期特有の、

心と体の第2次性徴期について詳しく書いてある「保健体育の参考書」や

ネットなどでも、

「第2次反抗期」、「第2次性徴期」と検索してみたりして、

この中学生から高校生の年齢期の変化の特徴を、

子供から大人に変化して行く年齢期に入ったんだということを、

恵さんご自身が、しっかり把握して、受け入れ、受け止めること。

これが、何よりの対処法になるでしょう、と私は思います。


パニックになった時の対処法としては、

慌てて深呼吸をすると、かえって過呼吸になって苦しくなることがあるので、

まずは、時間をかけてゆっくり息を吐き出すことです。

人の体というのは、

「息を吐き出す時」には、

副交感神経というのが働いて、体をリラックスさせる作用があるのですが、

「息を吸う時」というのは、

今度は、交感神経というのが働いて、体を緊張させてしまう作用があります。

ですから、

ゆっくり息を吐いて、

急には息を吸わないようにして、ゆっくり時間かけて吸い、

また、たっぷり時間をかけて息を吐く事を繰り返せば、

次第にパニック的な状態は落ち着いて来ます。


私のお話が長くなってしまってしまいましたが、

どうぞ、部分的にあれ、参考にしていただけましたら幸いです。



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2015年1月8日 10時37分


お礼コメント

本当に丁寧にお返事してくださってありがとうございました。
しっかりと自分の力で対処していこうと思います。
本当にありがとうございました。

2015年1月8日 12時48分

合同会社実践サイコロジー研究所

恵さん

投稿読ませていただきました。

恵さんが体験したような、呼吸に意識が向いてしまい、心臓などの体の感覚が気になり始め、「まずい」と思うことでどんどん焦ってパニックになってしまうような状態はパニック発作と言われていて、特に10代、20代の女性ではよく見られる症状です。

時間の経過とともに発生頻度も少なくなっていくことがあるので、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。ただ、頻回に発生して困るようであれば、養護の先生やスクールカウンセラーに相談してください。呼吸を整える方法や心と体をリラックスさせる方法を教えてもらえるはずです。

また、恵さんが実感しているように、ストレスによって生じやすくなることがあります。中学に入って大変なことが沢山あったんですね。そのことについても、どなたかに相談できると、パニック発作が起こる回数を減らせるかもしれません。

原因は元気な時なら気にならない呼吸や心臓の違和感が、疲れているときやストレスを感じているときになると異常に気になってしまうことです。また、そのような時には一時になると最悪な方向へと想像が膨らんでいってしまいます。そして最終的にはパニックになってしまうということです。

対処法としては、上記のように、呼吸やリラックスの仕方を練習したり、日々のストレスを減らすことが考えられます。

呼吸やリラックスの方法は養護の先生やスクールカウンセラーと一緒に練習した方がいいのですが、簡単な対処法を紹介すると以下の通りです。

① 呼吸の違和感を感じたら、いったん落ち着く。できれば椅子に座る
② 目を閉じ、口からゆっくり息を「吐く」
③ できるだけ吐く息に意識を集中する


この回答がお役に立てることを願っています。


コーチング・サイコロジー・ラボ

木内敬太

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2015年1月7日 00時28分


お礼コメント

丁寧にお返事をくださり本当にありがとうございました。
不安だったので少し安心しました。
できるだけストレスを減らせるように、頑張ってみようと思います。
本当にありがとうございました。

2015年1月7日 11時30分

追加コメント

恵さん

お返事ありがとうございます。少しでも不安が和らいだのであれば、これほどうれしいことはありません。またいつでもご相談ください。

コーチング・サイコロジー・ラボ
木内敬太

2015年1月7日 18時09分