無料カウンセリング掲示板の質問
「仕事に行けない、という主人」に関する質問
- 受付終了
のぞみん さん
約5年前、いわゆるパワハラによるうつ病を発症し、10年続けた会社をやむを得ず辞めることになってしまった主人。とはいえ、普段は特に眠れない、食欲がない、何もやる気が起きない、等、うつ特有の症状はなく、すぐに就職活動を始めました。
そこから就職活動をして決まるものの、行ってみるとつづがず、だいたいひどいときは1日で帰ってきてしまう状態が、2年ほど続きました。
その後、何とか2年間会社が続いたが、そこで、以前のパワハラを思い出させるような取引先の人に出会ってしまい、ひどい理不尽なクレームで、うつ症状を発症し、残念ながら退社となる。
何とか次にも会社が決まり、行き始めたが、5ヶ月経ったころ、今度はお客さまからひどいクレームを浴びせられ、そこでまた会社に行けなくなり、退社となる。
今回4月からも何とか会社が決まって行き始めていたが、今まで体験したことのない内勤営業で、また辛くなり今日も帰って来てしまいました。
うつ病、新型うつ病、仮面うつ病、などと医者からは診断され、一般的なうつの薬をずっと飲み続けていますが、私からみると、いっこうに良くなっているとは思えず、見ていると辛いという気持ちもあるし、働いてくれないと住宅ローンも払えなくなるという焦りもあり、イライラをぶつけてしまうこともしょっちゅうです。
主人は、「働きたい、自分もどうしたらよいかわからない」と、苦しんでいます。
ちなみに先日行った病院では、今飲んでいるうつの薬はほとんど効いてないんじゃないか、と言われ、それを徐々に止めながらマイルドな薬で様子を見たほうがよいのでは、と診断されました。
なんとかいきいきと仕事をさせてあげたいと思いますが、何をしたらよいのかわかりません。
なんでも構いません、なにかきっかけが欲しいです。
回答、宜しくお願い致します。
2012年5月9日 17時18分
無料カウンセリング掲示板の回答
新川公園前メンタルカウンセリング
新川公園前メンタルカウンセリング 心理カウンセラー千嶋のりえです。
ご相談ありがとうございます。
お困りとご心配のご様子です。
良い方法を考えましょう。
当方での経験ですが、長期間服用の抗うつ薬等がだんだん効かなくなり、本人にせん妄等の症状が出現していても、お薬の処方に一向に変化が無く、尚も増量されている方は多いです。
この場合、指摘を受けても医師は自身の処方に問題は無いと言い、聞き入れないケースは確認しています。
ご主人の場合は、医師からの提案があるようですので、従っていただければ良いと思います。
個人で断薬する方も居ますが、途中、依存の症状が起きたり自殺の念慮が起きたり、危険な状態になる事もあります。
医師に指導して頂けるのであれば、良かったと思います。
薬が抜けて行くと、視力が上がったとか、食事の味が蘇った等の変化が現れます。
その点からも、小さな喜びが生まれて、意外な効果も得られます。
まず、お医者様との信頼関係を維持しながら、快方される事を願っています。
視野が広くなれば、カウンセリングをお考えいただき、併行する事も可能です。
気長に取り組めば、良い方向に向かうものと思います。
ご家族の心労もカウンセリングで改善してください。
またご相談ください。
心理カウンセラー 千嶋のりえ
2012年5月9日 18時22分
こころのピース
はじめまして、のぞみんさん。カウンセリングルーム こころのピースの佐々木と申します。
ご主人がパワハラや理不尽なクレームに耐えきれず、職を転々としており、住宅ローンなどの支払いもあるので働いてもらいたいが、辛そうなご主人を見ているのも辛く、どうしたら生き生きと仕事が出来るようになるのかと悩んでいらっしゃるのですね。
まずお薬ですが、お薬はその時の沈み込む気持ちなどを和らげる効果はあります。一時的には気分が高揚し、仕事もしやすくなるでしょう。
ただ根本であるパワハラやクレームへの感情などの対応は別途必要になります。薬では悩みの元が消えるわけではないのです。
上司からのパワハラ、お客からの理不尽なクレームはそれ一つを取り上げてみると点ですが、ご主人の中ではつながっているものです。そのつながりが仕事上のものだけなのか、子供の時や青年期など昔から引きずっている問題なのか、始まりを見つけ、心の捉え方を見直す必要もあるかと思います。
投薬することでひどい落ち込みは回避できるかと思いますので、お薬をいただきながら、カウンセリングも受けることで根本からの回復を目指してみてはいかがでしょうか。
可能であればお薬をいただいている病院でカウンセリングが出来れば、お薬の量や現状などを詳細に把握し、対応できるのではないかと思います。もし、現在通っておられる病院ではカウンセリングが出来ない場合は病院からカウンセリングを受けても良いかどうかを確認し、その旨をカウンセラーにもお伝えください。
かなり厳しいパワハラやクレームだったと思われますが、そのような状態でも仕事に行こうとするご主人の勇気、責任感、そのようなご主人に対しても気配りを行い、ご主人が生き生きと仕事が出来るようにと苦心されるのぞみんさん。本当に頭が下がります。
是非ご主人が本来持っている気持ち、やる気を回復され、お二人が安心して、生き生きと過ごすことが出来ますよう、心よりお祈り致しております。
2012年5月9日 17時57分