無料カウンセリング掲示板の質問

「彼への執拗な虚言と執着心」に関する質問

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りみりんさん

はじめまして。
大学時代に出会い、最近まで付き合っていた彼と別れることになりました。
彼とは4年ほど付き合っていて、2人で話していた中で同棲の話なども浮上していたため、今は現実を受け止めるのに時間がかかっています。

本題ですが、2年ほど前に彼と1度別れの危機になったことがありました。
その時に私はついてはいけない嘘をついてしまいました。
妊娠してもいないのに、妊娠した。と言い、責任を彼へなすりつけることによって、彼との別れを防いだのです。
当時は互いに大学生であった為、お金で解決できる話でもないので別れずに済むだろうというちょっとの軽い気持ちで言ってしまった嘘でした。
それから、間も無く流産してしまったことにして、そのことについても彼を責め追いやってしましました。
そんな間柄で繋ぎとめていた関係だからこそ、うまくいかないのは仕方ないのですが、今でも別れたことを受け入れられません。
また、事実関係は分かりませんが、彼は私とのことや仕事のことで軽い鬱になっていると言っていました。病院へ行き薬も処方され、先生には、何もかもなくして一から始めるのが一番いいと言われているそうです。さらに、同棲の話などに至った経緯については、私が怖かったからイエスと答えるしかなかったと言っていました。

本題の悩みなのですが、自分が嘘で妊娠、流産したことを、嘘ではなく本当の事のように自分自身でも感じていて、その事を棚に上げ彼を繋ぎとめていることです。
冷静になって考えればいけないことだし、彼を自由にしてあげなければいけないのですが、執拗な執着心からか、嘘を演じ責任を追わせて繋ぎとめようとしてしまいます。
こんな自分が嫌ですし、彼と別れなければいけないのも嫌なのです…
とても傲慢でひどい性格だな、と思っているのですが、どうにもこうにも自分の中でコントロールすることができません。
私は虚言癖なのでしょうか。
また、どうしたら自分をコントロールし彼から離れることができるのでしょうか。

P.S.別れを告げられた今もメールで彼に執拗に流産したことや、死にたいなどと言ってしまっています。。

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2014年9月18日 03時08分

無料カウンセリング掲示板の回答

りみりんさん、はじめまして。郷家あかりと申します。

りみりんさんがお書きになったことと とても似た内容のご相談をしに来られる方が、ときどきいらっしゃいます。
じつは私も若い時にそのような経験がありますので、その苦しい気持ちは「解るなぁ…」と切ない思いになりながら、いつも伺います。

りみりんさんは、"嘘を嘘ではなく本当の事のように自分自身でも感じていて、その事を棚に上げ彼を繋ぎとめている" と自覚されているのがすごいと思いました。
自分のことをそのように眺めてみる力がない方も多いですから。

彼に去られたくなくて、繋ぎ止めたくて、彼の良心や優しさに訴えかけたい一心で、そんな嘘をついてしまうことは、どうなったところで辛いですね。

その嘘が効いて彼の気持ちを動かせても、ほんものじゃないことを心のどこかで認識できていますから、真に満たされることはありません。
その嘘の効果がなくて、あるいは却って彼を追い詰めて不快な思いや苦しい思いをさせてしまえば、一緒にいることはできなくなるでしょう。

どちらにしても、「嘘」とか強い「念」で、人の心を縛っておくことや、幸せになることはなさそうです。

でも、そんなことはわかっているのに、やっぱりやってしまいます…

なぜでしょうか。

それは、とにかく「怖れ」から出ている発想ですし行動ですよね。
怖いのですよね。

そういう時、ご自分の中に、小さなご自分が駄々をこねたり泣き叫んだりしているイメージを、感じることはできないでしょうか…?

そういうふうになってしまうのはきっと、りみりんさんの子ども時代が「安心」でなく「不安」、「愛」より「怖れ」に満ちていたためでしょう。
安心するために、愛を得るために、様々な思いをし、子どもなりに工夫をしたり我慢をしたり…、とにかく満たされていなかったはずですし、安心や信頼、愛を学びにくい環境にあったことと思います。

でも、嘘も執着も、すごくエネルギーを使う割に、幸せな場所へは連れていってくれませんね。苦しいです、寂しいです。

だから、やっぱり、そのパターンは、なんとか止めた方がよさそうです。

まずは、幼い頃のご自分を含めてご自分の〈心〉を、否定せずに受け止めてあげてください。健気で愛らしいですよね。

そして、それが出来たら、「今の自分はこれでいい」「これが素の自分」と、自分に言ってあげてください、繰り返し、繰り返し。

それじゃあ彼を逃がしてしまうかもしれない…?
誰も自分を大事に思ってくれないかもしれない…?

そういう思いとは訣別しましょう。
勇気が要りますけれど、そこから始めないと、いつまで経っても、相手を変えながら、ずっと今のようなことを続けていくことになってしまうでしょうからね…。

彼への執着心は、仕方ないですね、そっとしておきましょう。
好きなものを嫌いになろうとしても、また "心を操作" しなくてはなりません。
それに、りみりんさんが本当に変化したら、そのご縁もまた相応しい変化をするはずですから。

それより、せっかくのチャンスだと思って、ご自分の悲しい物語を、一度丁寧に振り返ってみてはどうでしょうか。辛すぎるようでしたらカウンセラー・セラピストにサポートしてもらいながら…。

彼とのことが教えてくれていることって、とても大きいと思います。
それを生かして、ありのままで楽チンな、新しいりみりんさんになられますように…。




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2014年9月19日 11時58分


お礼コメント

ご回答ありがとうございます。

先の先生の意見も読ませていただき、自分はどうして嫉妬心や束縛心などが強く傲慢なのだろう…と悩んでいたことが、幼少期の出来事につながっているということを認識できてとてもありがたく思っています。
思い返せば、確かに両親に怒られないように、怒られないように、と生きていました。
そこから学んだ術が今の自分となってしまっているんだな…と、思います。

変わることはとても怖いけど変わりたいです。
一気に変わることは無理だと思いますが、少しずつ勇気を出して変わって行こうと思えています。
また、もしくじけそうになってしまった時には、先生方のお言葉を読み返させていただきたいと思います。
合わせてカウンセリングも受けて見たいな、と考えています。

ありがとうございました。

2014年9月20日 21時03分

新川公園前メンタルカウンセリング

新川公園前メンタルカウンセリング 心理カウンセラー千嶋のりえです。



ご相談ありがとうございます。


虚偽を事実の様に装ううちに、実際の経験と記憶しようとすることは、人間の切迫した心理状態では起きうることです。

この症状を、何かの手段に利用し、利益を得た経験が更に次の虚偽を行う仕組みです。


手口として、幼少期に、騙された経験が起因するものと思います。

両親、特に母親が詐病を頻繁につかう、また自死念慮を告白する、狂言自殺を行う等の環境下で育つ子供に多く見られます。


記憶の中で、幼少期の不安を見付けてみましょう。

検証を行い、問題の起点になる部分に焦点をあて、心理療法を行うことが適切と思われます。


また、対人への依存の要素も認められる様に感じます。

依存は、近親者からの支配を受けることで学習し自身に取り込まれます。

先の問題と一緒に、改善の見込める課題です。

過去の見直しから始めると良いでしょう。


恋愛には、離別はつきものです。
引き留めに感情を揺さぶることが通常化すると、エスカレートしてしまうので、結局は見苦しい失態に繋がってしまいます。

焦らずに改善して行きましょう。

応援しています。



心理カウンセラー千嶋のりえ

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2014年9月18日 19時05分


お礼コメント

ご回答ありがとうございます。

幼少期に、これといって記憶に残っているほどの騙された行為などはありませんが、母親がとても厳しく執拗に束縛もされていて、怒るとすぐに手を出されていました。
友達と遊びに行くことさえ許されないだろうという恐怖心から母親に言い出せないことや、嘘をついて出かけていたりもしました。
また、私の中学時代に姉が子供を産み、その後覚醒剤を使用していた事により家がめちゃくちゃになったこともありました。
今でも姉の様々な後遺症等により家はめちゃくちゃバラバラです。

私が私が思い当たるのは大きくこの二点かな、と考えます。

改善が見込めると聞き少し安心しました。
思ったらすぐ行動に出てしまうので、、、今も自分の気持ちを制御することができなくて辛いです。

ご回答ありがとうございました。

2014年9月18日 19時46分

追加コメント

そうでしたか、良く開示しました。

まず、母親の感情が抑制できていない場面を確認していることで、家庭内に子供の安らぎが少なかったと言えます。
また、その様な状況では、両親の関係も万全ではなかったのでしょう。

ごきょうだいに、薬物の問題があるのも、そういった環境からの逃避だったと考えられます。
完璧を求める母性は、時々狂気に変わるのです。


何れも、親の生育下では、子供自身の責任とは言えません。
そうなる様に半ば追いつめたのだと感じます。
しかし、その行動をとった本人も、強制的な環境で育ったのだと言えます。
支配は依存を作り、世代を超えて連鎖するのです。

あなたは、この先をどう生きたいか、と言う目標を持ちましょう。
自分で嫌だと感じる点は、しなければ良いのです。
ごきょうだいの過ちも、真似なければ良いだけです。
過ぎた過去を悔やむより、良いことを目標に生きればよいのです。


通常の心理カウンセリングで、アダルトチルドレン要素をさぐりましょう。

安全な環境で、自身の言葉で吐き出すことが効果的です。


応援していますよ。
丁寧に生きましょうね。

ありがとうございました。


心理カウンセラー千嶋のりえ

2014年9月18日 20時48分

お礼コメント

合わせてのお返事ありがとうございました。

依存は依存を招き、世代に受け継ぐ…という言葉が重く感じました。
自分が家族を持った時子供には幸せになってもらいたいです。
そのためにも今変わる必要があるんだなと改めて考えさられました。

辛く苦しいけど頑張ります。
ありがとうございました。

2014年9月20日 21時06分