無料カウンセリング掲示板の質問
「乗り越えられたのかどうか、」に関する質問
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まやさん
すみません、悩みかどうかわかりませんが投稿させていただきます。
一年半前、父が血液性のガンになりました。そこから一年間入退院を繰り返し、私も見ていてとても不安になりました。
その頃から私はやけに過去の失敗を繰り返し思い出すようになり、自分のせいでだれかが犠牲になったら(若しくはなっていたら)どうしようと不安に駆られるようになりました。
養護施設のような場所で働いている為、昔の失敗を思い出し「あの時の対応が無責任だったな」「一つ間違えば命に関わっていたかも」「私の不注意で今も苦しんでいる人がいたら・・」と様々な不安が押し寄せ、一時期はお薬を処方してもらいました。
色んな人に「そんなのもう気にするな」と言われていましたが、なかなか自分を許すことができませんでした。
でも様々な方に相談しながらなんとか気持ちを暴走させることなく過ごしてきましたが、父の具合が悪くなると、父のこと・前述の不安がぐるぐると回っていました。
そして先月、父が死去。還暦を迎えることなく息を引き取りました。
そこから4日間あっという間に過ぎました。
子供のように声を上げながらお骨を拾いました。
しばらく頭が真っ白で、気持ちにも穴が空いたようでした。
二週間が過ぎると、父がいない悲しさと共にまたお決まりの不安も出てきました。
しかし、何故か日を追う毎にその不安は小さく丸くなっていきました。
前は起こってもいないことに怯え、自分に幸せになる権利はないと思っていたのに。
ゆっくりゆっくり溶けていくようで、ここ一週間はとても気持ちが安らかです。
失敗しない人はいない。
反省し、後悔できたあなたなら大丈夫。
今までそんな風に言われても全く気持ちは晴れなかったのに。
今はとても沁みていきます。
父のことは今思っても涙が出ます。でも、母も私も元気です。
全て、解決したわけでありません。
もしかしたらまた不安の渦に巻きこまれるかもしれません。
私の失敗を知って、無責任だと怒る方もいるかもしれません。
それでも今心静かにいられるのは乗り越えられたからかなと思います。
それとも逃げているだけでしょうか?
御意見いただきたいです。
2013年10月2日 17時35分
無料カウンセリング掲示板の回答
りんごさん、はじめまして。「悩みかどうかわかりませんが…」とありますが、それでも大丈夫ですよ。
「失敗しない人はいない。反省し、後悔できたあなたなら大丈夫」というお言葉はりんごさんのおっしゃるように心にしみ込んで、心を温めてくれるような、そんな気がします。
お父様がご逝去なさってまだ間もないです。元気でいらっしゃるけれど涙も出てしまうのは自然なことです。涙をたくさん流すことで、心が落ち着いてくるものです。ゆっくりと、りんごさんとお母様のペースで涙でも心を癒してください。
そして、りんごさんがご心配なさっている「不安」ですが、乗り越えられたか、というと恐らくそうではないのだと思います。ただ、その「不安」とうまくお付き合いできるようになっていらっしゃることは確かだと思います。決して逃げているのではないので安心してください。
今はお父様への悼みを癒しつつ「次にまた不安の渦が押し寄せてきたら自分はどうすればよいか」という策を考えておくとよいと思います。お母様にお話しするのもよいですし、お友達にお話しするのもよいでしょう。そして、私たちカウンセラーもお力になれますよ。
2013年10月2日 22時40分
こころのピース
始めまして、りんご様。カウンセリングルーム こころのピースの佐々木と申します。
お父さんの病気の発見がきっかけとなり、いつも不安を感じるようになってしまった
のですね。それがお父さんの最期を見届けた後から、その不安が段々と小さく、
丸くなっていったのですね。
この感じが「乗り越えた」のか「逃げ」なのか判断が付かず、迷っていらっしゃるのですね。
「乗り越えた」のだと思いますよ。
お父さんの病気が見つかったとき、何故か「私が悪かった。もっと父と話をしたり、
気持ちを通わせたかった。」などと感じられたのではないでしょうか。
それが仕事や日常生活にも広がり、常に不安を感じることになってしまった。
お父さんの最期を看取り、しっかりと悲しむことが出来たことで、
「自分はやれることはしっかりとやった、やってきた」と感じることが出来たのでは
ないでしょうか。カタルシス(心の浄化作用)が出来たのだと思います。
自分の気持ちを信じてあげてください。
まだ「悲しみ足りない、懺悔をしたい」ということがあれば、
カウンセリングルームなどを利用し、全て吐き出すことも良いかと思います。
今は「とても安らかな気持ち」をしっかりと感じていきましょう。
2013年10月2日 17時49分