「自分なりの助言」を信条とする、仁世案内館代表カウンセラーです。

“うつ病”になると、考え方に偏りが出てきます。
特定のネガティブ思考が自動的に出てしまうのですね。
私が思うに、あなたは、
１．一般化のしすぎ
１つの良くないことが一度起こったとすると、「いつも決まってこうだ」、「うまくいったためしがない」などと考え、それが何度も繰り返し起こるように考えてしまうこと
２．レッテル貼り
根拠もないのに自分にネガティブなレッテルを貼ってしまうこと
間違った認知に基づいて完全にネガティブな自己イメージを創作してしまうこと
レッテル貼りは、「一般化のしすぎ」が極端な形で現れたものであり、レッテル貼りをすると、感情に巻き込まれて冷静な判断ができなくなります。
の２つのネガティブ思考に囚われているように思います。

あなたは、現在、通院されているようですが、もしかして、心療内科に行かれてますでしょうか。
心の病気を治す機関は、それぞれ役割があり、似ているようで違うところもあります。
・精神科：心の病気全般が専門
・心療内科：ストレスなど精神的な要因のある体の症状（胃潰瘍、喘息など）が専門。
・カウンセリング：心の悩み＞心の病気
私としては、就職活動のストレスが原因ならば、精神科への受診を勧めたいところです。
そして、吐き気、下痢等が酷いならば、心の不調が強くなっているのかもしれません。

元々、精神科に行かれているのでしたら、それはそれでよいのですが、病院との相性もありますから、この際、違う精神科に罹られるとか、無理かもしれませんが、少し仕事を休んで休養を取られるとか、ストレスの解消を考えたほうが良いですね。

あと、小売業は、人と接する“感情労働者”ですから、製造業などと違い、ストレスをより溜めやすいです。

お大事にしてください。

薬の服用で何とか立ち直りたいけど、日常で無気力になったり怖くなったり、体調の不良を感じ、何事も嫌になってしまう、という事ですね。

私が気になったのは、それだけ耐えたり何とか治そうとしてるのに、自分の事を「給料泥棒」と言ってる点です。

仕事をしていても、世の中には、仕事が楽しくて仕方無い人もいれば、貴方のように、辛くてたまらない人もいると思います。むしろ貴方は自分と闘っているのだから、しっかり仕事をしていると思いますよ。

周りからも尊敬され、自分の納得いく仕事をしたいのなら、まず、自分の身体の状態を認めて、何と言われようとも、自分を他人と比較してみない事です。

社会人になっても、苦手は各自あります。頭から自分の欠点を否定するのではなく、自分にも一生懸命やってもどうしても越えられない壁があるなら、自分からその理由をきちんと言える勇気も、必要だと思います。甘えてる、どうかしてる、という見方しか出来ない人もいるかもしれませんが、悪気が無く、仕方なく人にお世話になってしまったりする場合は、悪い事では無く、むしろ、貴方が今後の自分を改善していく過程で必要な事だと思います。

人と繋がっていないと不安だという事ですが、何故そう感じるようになってしまったのでしょう。考える時間や睡眠の時間も、貴方には必要なはずです。自分も休まる時が無いし、周りの人にも、どうよりかかったり助けて貰ったりしたら良いのか、わからない状態なのではないですか？

身体の不調が精神的なものから来るとしたら、自分中心にまずどうしたいのか考えてみて、最低限守れる約束から守っていって、無理なものは無理と、自分のペースを作っていくところから始めてみてはどうでしょうか？

お会いしていないのに無責任な提案だけで終わってしまってすみませんね。心配ですが、それ相当に努力されてる方だと思います。ゆっくりと、僅かずつでも改善されれば、いつかきっと改善されますよ。