無料カウンセリング掲示板の質問
「私は同性愛者なのでしょうか。」に関する質問
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あゆみさん
初めまして、20代前半の会社員女性です。
今現在、私は自分がどうするべきなのか、今の状況が正しいことなのか、わからなくなっており、将来像を想像することもできない自分の人生に悩んでいます。
私は今まで男性と交際したことも複数あり、好きになった相手も男性でした。
しかし、大学生時代に出会った女性を、一目見て、男性であると認識してしまい、男性のように好きになってしまったのです。
女子大学であり、男性がいない状況ではありましたが、当時付き合っていた男性がいたにもかかわらず、急速に惹かれていきました。
私は彼女のことを「女性である」と強く認識することが出来ませんでした。
そして私が彼女に性について尋ねると、彼女は「自分は女性であることが嫌なんだ。」とカミングアウトしました。
服装も男性のものを好み、化粧もせず、女性的なものが嫌いであり、無理やりスカートを履かされた時には泣いていたこと、過去に男性用のトイレを使用していたことがあるなどを聞いていたため、驚きはしませんでした。
そして、彼女も私のことを性的対象として好きであるということを伝えられ、両思いであることが判明しました。
けれど、なぜ私には彼女が男性に見えたのか、その理由はわからないままです。
これが4年前の出来事です。
現在、私と彼女の関係は、世間からいうと、同性愛者であり、同性カップルです。
しかし、私にとって彼女は「彼」であり、男性です。
そして、彼女にとって私は「彼女」であり女性です。
精神上の面で言うなら、異性愛なのです。
けれど、彼女は以前カウンセリングを受けていたときに上手く気持ちを伝えられなかったのか、理解してもらえないと感じたためか、カウンセリングを受けることをやめてしまっています。
そのため、性同一性障害という診断も得られていません。
彼女は性転換手術は特段望んでいないため、私は彼女のことを男性として愛しているのに、今のままでは世間体は永遠に同性愛者です。
今の日本では結婚もすることができません。
未来に対し、人生設計を立てること、未来像を描くこともできません。
自暴自棄になることも珍しくなくなり、大切な人に暴力をふるってしまうこと(言葉や物を投げる、叩くなど)、自傷してしまうことも増え(幼少の頃から自傷行為があります)、精神的に不安定である時間が増えました。
私は『同性愛者』になってしまったのでしょうか?それとも、この状況では同性愛とは呼ばないのでしょうか?
自分の状況が分からないまま、時間だけが過ぎ、彼女を愛する気持ちと、苛立ち、不安ばかりが強くなっていきます。
私は会社員となり、社会的な立場もできました。
彼女のことは好きですが、このままの状況でいいのかわからずモヤモヤしています。
何をしていても落ち着きません。このことが原因で仕事を失う可能性まで考えてしまい、毎日が憂鬱です。
何が聞きたいのか判りづらい内容で申し訳ありませんが、本当に苦しいです。
回答をよろしくお願いします。
また、精神状態を安定させるため、私自身がカウンセリングを受けた方が良いのか教えてください。
どうか、よろしくお願いいたします。
2013年8月7日 17時04分
無料カウンセリング掲示板の回答
カウンセリングルーム ローズマリー
あゆみさん、はじめまして。Healing Room ROSEMARY と申します。よろしくお願いいたします。
あゆみさんが同性愛者であるか?については・・・
まず、同性愛とは何か、ということを整理しましょう。
同性愛は、現在は異常でも倒錯でもなく、単なる人間の持つ「性的指向」「性的嗜好」の一つの形である、と捉えられています。
人間にとって愛情を向ける対象は、異性だけとは限らず、「同性指向」と「異性指向」があります。
その他に、無性愛、非性愛、両性愛、という人たちもいます。
同性愛は、読んで字のごとく、自分と同じ性の相手に対して性愛を感じるというものです。
あゆみさんは、男性(つまり異性)と交際をしたり、好きになったりしたという事実がありますね。つまりそれまでは「異性愛」であったと言えます。
そして、現在のお相手との出会いは、「男性であると認識してしまい」とあります。
もしその時点で、「女性であると認識していた」としたら、あゆみさんの気持ちはどうでしたでしょうか?
次に、現在のそのお相手と、どのような付き合い方をされていらっしゃるのかが不明ですので、的外れな回答になってしまいましたらご容赦くださいね。
あゆみさんはそのお相手と「結婚」を望まれていらっしゃるようですが、お相手の方はどう考えているのか、がご相談内容からは把握できません。
そのことで、お二人で話し合われたことはありますか?
あゆみさんの望む「結婚生活」とはどういうものでしょうか。ここでは、相手が誰であるかに関わりなく、貴女の描く「結婚生活」を考えてみてください。
同じ家に住み、家計を共にし、「家庭」を築くこと。
「家族」になること。
色々あると思います。
最近では、異性カップルでも、一緒に暮らしてはいても「婚姻届」を出さずに、いわゆる「事実婚」というカップルも増えています。
同性ですと、現在の法律では婚姻届は出せませんので「姻族」にはなれませんが、一緒に住むことによって「家族」のようにはなれますね。
家族としての役割は本人たちが決めることですから、周囲がどうのこうのと口をはさむことでもありません。
このように、ひとつひとつを整理してあゆみさんの気持ち、希望、などを考えてみることと、大切なのはお相手の気持ちや希望を把握して、お互いに相手の幸せも考えつつ二人の将来を考える、ということですね。
そして、本人が性転換手術を望んでいないのに、周囲がそれを勧めることはできませんね。
お一人で考えがまとまらないようでしたら、カウンセラーと一緒に考えた方が良いでしょう。
または、お二人で一緒にカウンセリングをお受けになるのも一つの方法だと思います。
2013年8月8日 21時24分
横浜カウンセリングサービス
こんにちは。
横浜馬車道にあるカウンセリングルームです。
男と女しかいない世の中です。
異性同士の愛、男性同士、女性同士、様々な愛の形があると思います。
そして社会的、道徳的なモラルを外せば、すべてが正しいのです。
あなたが異性の愛にこだわるのであれば、この恋愛は止めたほうがいいでしょう。
カウンセリングも、あなたの混乱した思考、精神状態を整理するためにも
効果があると思います。
2013年8月8日 17時07分
こんにちは。セレニテの高安です。
性同一性障害の方は知り合いにいますし、
カウンセリングも何件かしたことがあります
しかしながら今回、何度読み返しても、
性同一性障害の悩みではないように感じました
あなたの場合は"たまたま好きになった相手"が外見的には女性ですが
精神的には男性だったということになります
なぜあなたには彼女が男性に見えたのかという謎ですが
それはあなたの理想像だったからでしょう。いくら中身が男性といえども
男性特有の性の欲求を満足させるために行動をすることはできないからです
宝塚歌劇の男役の方を好きになるのも
リピドーを嫌う心理的なことがうかがえます
女性同士の同性愛者である特徴のひとつである
非常に強い共依存と支配ですが、
あなたは彼女に性別適合手術をして男性になってもらい、戸籍を変更し
結婚することで永遠に結ばれたかったのかもしれません
ところが、彼女は手術を望まなかった
それはあなたへの愛する気持ちが十分でないからなのか
苛立ち、不安ばかりがつのることと思います
男に変わってもらえなければ、ずっと同性愛者であり、同性カップルという
いわば中途半端で不安定な関係のままだとそのように
おもいこんでいおられることがあなたを自ら苦しめているようです。
でも、ここで一度彼を本当に愛されているのなら
彼の立場にたって考えてもいいかもしれません
彼がもし性別適合手術を受けたために、逆に
社会的な偏見や差別を受ける可能性も考慮しなければなりません。
あなたは男女の愛というものを見える形にすることで
安心感を得ようという傾向があるようですが、
(女性が男性に結婚という形を求めることは自然なことですが)
それがあなたを憂鬱にさせている正体かもしれません。しかしながら
彼は性同一性障害ですが"一人の人間"です
そのことを理解されれば、不安感から逃れられることでしょう
2013年8月8日 01時04分
こころのピース
始めまして、あゆみ様。カウンセリングルーム こころのピースの佐々木と申します。
まず結論を先に申し上げますと、最終的にはご自身がどうしたいのか、
ということになるかと思います。
あゆみ様は「同性愛」という言葉に拒否感を感じていらっしゃるように感じます。
二人の愛情は本物なのに、「同性愛」という言葉にとらわれ、
結論を導き出せないのではありませんか。
相手が異性だから幸せになれるわけではありません。
実際に結婚しても離婚したり、DVの被害にあったりする人がいらっしゃるのです。
本当に大切なのは二人が愛し、信頼しあえることなのではないでしょうか。
ただ、相手が異性ではないということで一般的な妊娠はできません。
もちろんいろいろな方法や養子という選択もあります。
あとは制度上結婚出来ないと言う問題も残ります。
結婚できずとも、事実婚状態で良いという考えもありますが、
後々に課題を残す場合もございます。
このような部分をお二人がどのように考えているのか。
他にも同じような悩みを持った方たちがいらっしゃるかと思います。
そのようなグループの中で意見を聞いたり、参考にしたりすることも可能です。
「日本性同一性障害と共に生きる人々の会」というHPもありますので、
参考にしていただければと思います。
http://gid.jp/
ご自身に関わるとても重要なことですので、一時的な感情や不安などから
答えを出さず、何が自分にとって大切なのか、幸せなのかを考えてみることも
大切です。そのようなときには是非カウンセリングをご利用いただき、
自らの気持ちをはっきりとさせてみてくださいね。
2013年8月7日 18時00分