彼はあなたの事が好きで，
あなたとの心理的距離を少しでも縮めたいという欲求から
どうにか手を繋いだりハグをしたりという行為に至ろうとするのですが
あなたはとても居心地が悪くなり、
彼の気持ちを考えると会う事も辛くなってきた
というのも
好きな人に触れたいという気持ちが全く理解できない
ちなみに性的なトラウマはないということですね
カウンセリングをせずに原因を特定するのは困難ですが、
経験上考えられる事をあげてみます。
的外れでしたら、スルーして下さい
まず、自己愛の強い方かもしれません。
それは心理的に防御が強いという意味なのですが
くわしくはご自分でwebでお調べ下さい
心理的に浅い部分では、恋愛に不慣れな事から、
男性からのボディタッチを許す事はある程度、
男性からの支配を受け入れるということなので
それが不安もしくは自己愛から受け入れられないのではと推測しました
根の深い部分では、幼少期から両親から手を繋いだり、
ハグをされたりの愛情表現が
少なかったもしくは足りなかったことから、
他人に心を開くことがスムーズにいかなくなったのかもと考えられます
あなたが書かれてある性嫌悪などであった場合は
父親に関連した性的な事柄があるはずです
おそらく、文章からはそれはなかったと思います
もし以上の事が少しでも思い当たるのでしたら
思い切って彼にそのことを打ち明けて下さい。
無理に彼のペースに合わせる事はとても辛いことです
そのことで彼は協力してくれるはずですし
あなたはあなたのペースで心を開いて行けばいいかと思います

性的な事は、実は性的なカタチを取りながら、実は心理的な問題や物理的な育てられ方や何気無い習慣により、左右されている事も多いと思います。

今までスキンシップや情愛、特に性愛的な事に触れるきっかけが比較的少なくはなかったですか？

日常的に失活するのに困らず、極度のコンプレックスに浸る事も、寂しさを感じる事も特に無ければ、確かにスキンシップや性愛には関心が無くなる事は、珍しくは無い事ではないかと思います。

特に現代では、少々変わった事があれば、ストーカーだセクハラだパワハラだと騒がれる時代ですし、各々が誰とも接しなくても、飲み食い、娯楽、趣味には不自由しない時代です。むしろ、誰にも迷惑かけない方が歓迎すらされる事もあるでしょう。当然、興味を持つ機会が無ければ、異性に触れたいともキスをしたいとも思わないかもしれません。

最近は恋愛や性愛には色々なカタチがある、という事が一般化し過ぎて、内面に悩みだし、本当は自分の性は今とは逆ではないか、とか、一生恋愛は無理ではないか、とか、思い込みで自分の行動範囲を狭めてしまっている方が多い様にも思います。まだキスをしたい様な人に出会った事がないのかもしれないし、友情の強い恋愛、ただベタベタしているのだけが楽しい恋愛、何もしなくてもただ一緒にいるだけでも楽しい恋愛、など、色々なカタチがあって当然だと思います。

自分の経験した事の無い気持ちや経験には警戒心、猜疑心が起こり得る事も確かにあるかもしれません。

しかし、恋愛は二人で育てていくものですから、理解や歩み寄りか必要な時もあるかもしれませんね。

二人で話し合ってみて、どうしてもラチがあかないなら、二人でカウンセリングを受けてみるとか、あるいは、あまりにもしっくりいかない時は、少し離れてお互いを第三者的に見つめてみる事も場合によっては必要かもしれません。

貴方が彼と離れてみて初めて彼の優しさや必要さに気付くかもしれないし、彼が貴方の心理的な揺れに気付くかもしれません。

急に何かを起こしたりいきなり解決しよう、とか思わず、自分達に何が必要なのか冷静に考えてみる必要があると思います。

皆川さん、はじめまして。Healing Room ROSEMARY と申します。よろしくお願いします。

初めて恋人ができたのに、性的な感情が起きない、嫌悪感を抱いてしまう、というお悩みです。

この世には、同性愛者、異性愛者、アセクシャル、ノンセクシャル、様々なタイプの人たちがおられますが、これはその人それぞれの「好みの問題」であり、「個性」であり、そしてとても「プライベート」であり、「デリケート」な問題ですね。
性的なトラウマの有無もあまり関係がない場合も多いですが、まれに、ご本人の無意識の中にトラウマが潜在している場合もあります。
つまり、本人には記憶がない、ということです。

さて、皆川さんは初めての恋人、ということで考えますと、非性愛者であると決めるには少し早いのではないか、とも思います。

けれど、それがとても辛かったり苦しかったりするのであれば、カウンセリングを受けてご自分のことを冷静に分析してみたらいかがでしょうか。

そして、彼との関係を今後どのようにしていけば良いのか、カウンセラーと一緒に考えてみましょう。
それは、これからのあなた自身の生き方にも関わってくると思いますので、じっくりと取り組むことをお勧めいたします。