はじめまして、ござえもんと申します。
投稿読ませていただきました。

とても明るくて社交的な、前向きな女性の姿が目に浮かびました。
そういう相手と結婚ができて、ご主人は幸運ですね。

　読んでいて思い出したのは、わたしの昔の部下のことでした。
彼女はとても不器用な上に臆病で、当時のわたしは業績が上げられず、とても困っていました。
毎日限界までイライラさせられて本当に参っていたのを思い出します。

その後わたしはその仕事をやめましたが、やめる前、彼女とたくさん話をしました。
そのときに彼女がふと話してくれたのが、彼女の厳しいお父さんとの関係のことでした。
彼女はいつも怒られて育ったので積極的に自分を出すことが怖い、と感じているようでした。
でも本人はそれをはっきりと認識しているわけではなく、ただ自分は生まれつきそういう人間だと思っているようでした。

一方それを聞いて、そんな彼女に腹を立てていた私も、自分のその必要以上に大きな怒りについて考えさせられました。
なぜ自分は「できない人」が許せないのか？
それは、そのとき湧いてきた、自分の怒りに対する疑問でした。

　一説によれば、自分の感情は、自分の心の古傷の在りかを指し示しているそうです。
たとえば怒りとは、いま新しく生まれるものではないということです。
もともとあったものが出来事に反応して出てきているのであって、だから、それを解決するためには、いったんその大元の存在を確認する必要があるというわけです。

こう考えると、感情は自分の古傷を見つけるために、相手が引き出してくれていると考えることができます。
近い人にほど出てしまうなんて、ある意味なんだか皮肉で、そして少し悲しい話ですよね。
でもこれは考えようによっては「愛」と言えると思います。
なぜなら遠い人には、それを引き出すことができないからです。

そういう意味では、ご主人は無意識にではありますが、あなたを癒そうとしていくれているのかもしれません。
もちろんその逆もしかりで、ご主人がそんな風に自分をさらけだせるのも、相手があなただからではないでしょうか。
妻というよりも母として見なければその態度にはなりませんよね？妻なら捨てられますから。笑
だからご主人があなたに癒されてきたのは間違いないことだと思います。

私も自分の怒りが消えてみると、あれだけ腹を立てた彼女との日々が、正直なんだか…寂し懐かしい不思議な思い出に感じます。
もちろんこういう心理的な話以上に、あなたは今、なにか…「動き出す」ときにきているのかもしれません。
ただ実際にお会いしてお話を聞いたわけではないので、これについてはなんとも言えません。

ご相談はきっと、ご主人をなんとかしたいということだったと思うので、回答は的外れだとは思いますが、わたしなりにひとつの見方として投稿させていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。

ござえもん

恭子さんへ

はじめまして、ゲン鷹の台カウンセリングの原　水樹です。

ご相談読ませていただきました。

恭子さんは明るくて、社交的で、順応性が高く、お友達も沢山いて、
田舎暮らしを楽しんでいらっしゃるのがよくわかります。

その一方、今一つその暮らしに馴染めていないご主人が気になって仕方がないのですね。そんなご主人を置いて出かけるのも罪悪感が伴うし・・・。

世間ではそういう男性を「濡れ落ち葉」だの「わしも族」だのと悪く言いがちですが、

子供を介して地域社会とつながりが持てる女性に比べ、そういうお付き合いが苦手な男性、嫌いな男性は多いのではないでしょうか？

ご主人はいまどのようなお仕事をされていますか？

自営か会社務めか解りませんが、ご家族を養う為に真面目に働いていらっしゃるのですよね。

50代にもなれば、職場での責任も重くなるし、ストレスはたまるし、体力的には衰えが始まる時期です。

家ではただ、ぼうっとしていたい、心身ともに休息したいと思っていらっしゃるかもしれません。

むしろ、そういうのがお好きなのでは？

あなたにはあなたの価値観が、ご主人にはご主人の価値観があります。

「社交的で友人が沢山いて、趣味も充実していて、いつも楽しそうな夫でいてほしい・・・」

というのはあなたの価値観でしかありません。

ご主人は本当は何を望んでいるのでしょう？

それを聞き出すことから始めてみてはいかがでしょうか。

「今のままでいいんだ」とおっしゃるのか、本当はご自分も変わりたいのか？

せっかく22年も連れ添ったのですから、これからも適度な距離感で

お互いの人生を楽しめるといいですね。

ご相談ありがとうございました。

私と似た性格ですね。
よくわかります。
よかったら私と友達になりましょう。