こんにちは、ことゆめと申します。

黒稀さんはご自分に対してとても厳しいのですね。
「このぐらい出来なければいけない！」
と自分を追い込むことが、もう長年の癖のようになってしまっていて
自分ではそれが当たり前になっている印象を受けました。

この癖を取り除くことはすぐには難しいと思いますが

「自分は自分に厳し過ぎるらしい」

「どうやらそこまで厳しくしなくてもいいらしい」

ということを心のどこかにとめておくだけで少し楽になれるなら、
はじめの第一歩として、まずはそれだけをお勧めします。

もしそれも難しければ、その状況を伝えることが可能ならおっしゃってくださいね。

http://www.cotoyume.com/

始めまして、黒稀様。カウンセリングルーム　こころのピースの佐々木と申します。

今は高校3年生で就職に向けて自動車の免許を取ろうと頑張っていらっしゃるのですね。
自動車学校では失敗が多く、教官に怒られてばかりで、自信を喪失してしまう。
自動車学校に行く前は体が震えたり、吐き気を催すようになってしまった。
家に帰ってくると怒られたことや、失敗などを思い出し、死にたいとまで考えてしまうのですね。

失敗ばかりしているということですが、どんな失敗でしょうか。
人を引いてしまったり、車を大破させてしまったのでしょうか。
…違いますよね。教官が言うとおりに動かせなかったり、うまく走らせることが
出来なかっただけではありませんか。
そう、「だけ」なのです。
ただ自動車学校では、「だけ」のような出来事でも、実際に道路上で行うと
人身事故につながることもあるだけに、学校では非常に厳しく言われるのです。
ある意味自動車学校で出来ないのは当たり前です。出来ないから学びに行くの
ですから。そしてそれらのことを教えてもらうことに意味があるのです。
怒られるために行く。でも怒られることで将来取り返しのつかない事故、事件を
起こさずにすむようになるのです。
教官によっても教え方が異なりますが、厳しい教官に当たったことは
将来の黒稀様にとってプラスのことだと考えましょう。
怒られることは誰でもいやなことです。悔しかったり、悲しかったりするのは
当然です。でもそのことから学ぶこともあるものです。
家に帰ってきて、今回怒られて悔しかったことを思い出してみます。
そして、「でももしこれが実際の路上だったら…」と想像してみてください。
急にバックしたことで後ろの車にぶつけてしまったら、怖い人が追っかけてくるかも
しれません。右折ランプを出すのが遅かったことで、後ろの車が減速せず、
自分の車にぶつかってきて、双方が大怪我するかもしれません。
でも今回怒られたことで、そのような事態を防ぐことが出来たのです。
そう思えることが出来たら、怒ってくれた教官に「ありがとう」と心で伝えましょう。
「ありがとう」という言葉は人にも自分にも温かく、ポジティブになれます。
否定的な出来事をポジティブな出来事に心の中で変えることが出来ると
自分に対する自信につながっていきます。
そしてまた学ぶために意気揚々と自動車学校に行けるようになりますよ。