ふうさま

初めまして。カウンセリングルーム柏の西川千秋とお申します。
よろしくお願いいたします。

ふうさんのおっしゃっている通り、彼とのやり取りで深い心の傷を負われたのだと思います。
例えば、苛めにあった人は、苛めがわずかな期間でも、一生残る傷を負います。
苛めにあった人は、そのことに気が付かないことが多いのです。

苛められた人は、嫌な記憶として覚えていますが、それがどれほどご自分の心を傷つけたのかに
気が付かれないのです。それは自分にとって辛い記憶を思いださないように心の底に押し込む
働きが人間はあるからです。自分の心と身体を守る働きなのです。
どんな人も色々な形で、心と身体を守ります。

でもふっと気持ちが緩んだ時に、記憶がよみがえることがあります。
多分、ふうさんも、何らかのきっかけで記憶がよみがえられるのではないかと思います。

ずっとそのままでは苦しいと思います。少し和らげる方法をいくつか提供したいと思います。

〇専門家に当時のことを少しずつ話すことで、心を癒す。

〇ノートに当時のことを書き、その時の気持ちも、ともに書く。
　苦しくなったら深呼吸して、そこでいったん終わりにする。
　落ち着いたら、別の日に続きを書く。また苦しくなったら深呼吸して、いったん終わりにする。
　これを繰り返して、少しずつ思いだしても心が楽なるようにご自分がやってみる。

注意点は、専門家が傍にいない場合は、苦しくなったり、怖くなったり、嫌だと思ったら、すぐに中止することです。

深呼吸の他にもリラックスする方法は、お茶を飲む、甘い物を食べる、心が落ち着くこと（海、山、ペットなど）を思い浮かべる、好きな香りをかぐなどです。

一人で心の治療をする時は、決して無理しないで下さいね。一番いいのは、専門家にお話を聞いて頂くことです。
ご自分の心が傷ついていることに気が付かれてよかったと思いました。
これからが心の癒しの始まりですね。
お元気になって下さいね。

西川千秋

ふう 様

こんにちは、はじめまして
臨床心理士の米田と申します。

「怖い思いをした」経緯と、今のご様子を拝見させていただくと、とても心が痛みます。
ショックを受けられたのは当然なことだと思います。
もし、ショックから立ち直れるのに半年以上のお時間がかかりそうであれば、
心理セラピーを受けられることをお勧めいたします。

よろしければ、私の方でも承れます。電話でのご利用であれば、低額で済みます。
お申し込み・お問い合わせは、以下のリンク先または店舗ホームページから承れます。

ふうさん、初めまして。
日本傾聴連合会の小野と申します。

付き合い始めは優しかった彼がだんだんと変容していって、ふうさん自身、とても怖い経験をされたんですね。
その怖い経験の記憶は、ふうさん自身が心穏やかに過ごすために、普段は心の奥底に眠っているのですが
何かの瞬間にその記憶が「今起こっている」かのように感じて、その時と同じような怖い気持ちになってしまうんですね。

思い過ごし・・・いえ、確かに汚い口調で嫌なことを言われ、怖い思いをして、ふうさんの心は傷ついていたのは事実なんです。
思い過ごしではなく、私もふうさんと同じく「精神的暴力」というものが原因だと思います。
そしてそのことを、こういう相談の場で聞かせてくださって、ありがとうございます。
とても勇気がいることだったのではないでしょうか？

何かをきっかけに思い出して恐怖を感じることで、他の人との人間関係に影響が出てしまうことも考えられます。
辛かった気持ちを誰か信頼できる人に話すことで、少しずつ気持ちが和らいでいきます。
そしてその辛かった・怖かった気持ちが自分の過去の物語として客観的に思えるようになるといいですね。

ふうさん、こんにちは。
カウンセリングルーム「らしんばん座」と、申します。

そうですね、その時はおそらく、これが「精神的暴力と呼ばれるもの」だという自覚はなかったのだと思います。
おそらくこの恋愛経験は、ふうさんにとって初めてのものであって、男性というものとお付き合いすること自体も初めてのことであって。
いったい、何をされているのかと言うことも、分からなかったのではないかと思います。

おそらくそれは、「精神的暴力」と呼んでも差し支えないものだったのだと思います。
しかしおそらく、その時は彼氏も暴力を振るっているという自覚も無く、ただ感情の赴くままに振る舞ってしまっていたのだと思います。

でもその記憶は、ふうさんの中に、「怖かった記憶」として残されています。
そして何かの時にそれを思い出してしまって、怖くなってしまうのだと思います。

今回ふうさんはそれに気づいて、この掲示板に相談をしていただけました。
その気づきは、とても大切なことだと思います。
「思い込み」などとは片付けずに、心理的な支援が出来る人に相談するのが良いと思います。

こんにちは、Ｓ．Ｌｉｇｈｔ．Ｍの瀬川と申します。

ご相談内容を拝見させて頂きました。

まず最初に、ふうさんのご紹介の箇所が「１０代未満」となっておりましたが、おそらく、入力間違いという事で、少なくとも１８歳前後という視点でお答えさせて頂きます。

学生におきましても、中学・高校と、例えば大学生ではかなりの差がございますが、社会に出た経験が無いケースでは、どうしても「他人の気持ちを推し測る」などは難しい面がございます。

これは、私も同様でしたし、男女でも同じです。

一言で言えば、幼稚さが残っているという意味になります。

ただ、歳を重ねて大人になったからと言って、自然と穏やかになったり、人との接し方に変化が生まれる訳でもございません。

その面からも、元彼の言動は、仮に暴力的とまでは言えないとしても、少なくとも、かなり高圧的で威圧的だった事でしょう。

そして、その当時では怖さなどから、何も言い返す事も出来ず、我慢で通した事かもしれません。

故に、思い込み過ぎという事は無いように感じます。

そして、ご相談の本質から少し離れるかもしれませんが、私が一番ポイントに感じたのが、ふうさんが仰る『 今まであまり意識して過ごしていなかったのですが、ふとした時に思い出したり怖くなったりしてしまって 』の箇所ですが、もしかしたら、無意識ながらも、ふうさんは次の恋愛や、新しい恋愛に進んでみようと思い始めているのかもしれません。

あるいは、新しい彼氏さんが既にいて、更なるステップに進む時機と感じ取っているのかもしれません。

つまり、新たな面に「心が動き出している」証かもしれませんが、「当時の」ふうさんと、「今の」ふうさんとでは、成長し大人になっている面も多々ある事でしょうから、似たような経験を今後する可能性も少ないと思われます。

つまり、新たな人生の場面に進もうとしている今、少し「心の防御反応」のように、思い出して、気になった可能性もございます。

故に、既に過ぎ去った一つの経験として捉え、放念出来そうな事から、その時の場面や感情などを手放すようにしてみて下さい。

そして、繰り返しで恐縮ですが、「今」思い出し、感じた何かとは、「この先の」新たな人生の場面に役立つ為に、改めて教えてくれたメッセージのように、捉えてみて下さい。