みぃさま

初めまして。カウンセリングルーム柏の西川千秋と申します。よろしくお願いいたします。
勇気をだしてご相談いただきまして、ありがとうございました。

私自身がノンセクショアルという言葉を知らなかったので、色々調べて勉強させていただきました。
「恋愛は出来るが、性的なことに気持ちが薄い」というタイプの方と言う意味だと理解しました。
つまり心と心の結びつきを大事にするけれど、身体の関係には気持ちが向かないことだと思いました。

これにお答えする前に、みぃさんに教えて頂きたいことがあります。以前の彼のことですが、

「彼に毎日喧嘩をして汚い言葉で嫌なことを言われたり、指図されたりすることもありました。彼を怒らせないようにしようと別れをつげることもできず、2年間しんどいと感じる生活をしていました。」というお話ですが、彼との性的関係はありましたか？性的関係があった場合は、その時、みぃさんはどんな気持ちでいたのでしょうか？

みいさんのお話から考えられるのは、以前の彼はみいさんにDVをしていたということです。

DVとは、相手を支配し、服従させることを目的としています。
DVは、身体的暴力、精神的暴力、経済的暴力、社会的暴力、性的暴力などを使って相手を支配します。身体的暴力は殴る、蹴るなど身体に加える暴力です。精神的暴力とは、みぃさんがされたように汚い言葉で脅したり、相手を軽んじて相手の人格を傷つけることです。性的暴力というのは、相手の気持ちに関わらず、一方的に性的関係を強要することです。

もし、こうした暴力をみいさんが彼から受けていたとしたら、みいさんの心身は深い傷を負ったことになります。DVを受けた被害者の心身の傷は深く、心が癒されるためには、長い時間がかかります。一人で回復するのが難しいほど深い傷を負うのです。

加えて、みいさんは10代です。以前の彼と付き合っていた時期は、今よりもっと幼かったと思います。10代の女性が積極的に相手に性を求めるということはあまりないと思います。

みいさんは、ご自分をノンセクシャルとおっしゃっていますが、自分はDVの影響の可能性が高いように思います。

みいさんは今の彼の気持ちを思って、性的関係に気が向かないご自分を変えようとしていらっしゃいます。
でも、付き合っている2人の心が一致しないと、2人がともに幸せな気持ちにはならない気がします。


今の彼が、みいさんの現状を理解してくれているとしたら、みいさんの心身の回復を待ってくれると思います。
そして今、みいさんがしなければならないことは、専門家とともにご自分の心を癒すことだと思います。

みいさんのメッセージを読むと、みいさんは、ご自分の気持ちを大切にしていない気がします。そこが心配です。なによりも大事にしなければならないのは、ご自分の気持ちと身体だからです。それが2人の関係を対等にすることだと思います。ご自分の心と身体を大切になさって下さい。大事なことは、みぃさんの心身の回復を目標にすることです。

よろしくお願いいたします。

西川千秋

みぃ　様
経緯だけでは、ノンセクシャルなのか否かは明確にはわかりませんが、以前での体験が原因ということもあり得ます。
いずれにしても、こういう場合には、お気持ちを整理するために、適切なカウンセリングを受けられることをお勧めいたします。
メールや電話による相談だけでもお勧めいたします。
お申し込み・お問い合わせは、以下のリンク先または店舗ホームページから承れます。

こんにちは、Ｓ．Ｌｉｇｈｔ．Ｍの瀬川と申します。

ご相談内容を拝見させて頂きました。

以前にお付き合いした彼氏さんとのしんどい関係から、性交渉等に躊躇いや、気が進まないという感情を抱くのも、自然な心の反応ですので、まずは罪悪感を持つ必要もなく、ご自身を責めないようにして下さいね。

そして、オカシナ話に思われるでしょうが、性交渉はいわゆるオーラの交換という側面がございます。

お互いのオーラが融合する事で、安心感や、より深い親近感や、絆を生み出します。

そして、その為には性交渉に限定されず、お互いに服を着たまま触れ合ったり、抱き合う事でも可能です。

認知行動療法という訳ではございませんが、彼氏さんは現状も理解してくれているとの事ですので、みぃさんから提案をし、協力を得つつ、一緒に試してみる事も宜しいと感じます。

つまり、「段階を踏む」という事が、「急がば回れ」の早道で近道になるという事です。

そして、気の合わない人との食事は味気なく、食が進まない事の裏返しとして、出来るだけ彼氏さんと食事を共にし、お互いに率直で素直なコミュニケーションを取り続けてみて下さい。

遠からず、必ず変化が生まれるように、私個人としては感じております。