無料カウンセリング掲示板の質問
「今、人生が辛いのは過去の記憶のせいですか?」に関する質問
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えきさん
私は現在双極性障害と線維筋痛症を患っています。
これまでの人生、苦しいことばかりだったような気がします。
高校時代から荒れるようになり悪友とつるみ進学校から中退。
開けられるだけのピアスの穴を耳に開け、口や鼻にも。その頃は家出をしており厳しすぎる親から逃げていました。
夜の仕事に就き、完全に人の道から外れていました。
それでも私の両親は諦めずに待っていてくれました。
私は20代前半で双極性障害を発症したのですが、更生して就職した会社で受けたセクハラとパワハラで精神的におかしくなってしまい、
自殺未遂を繰り返したりして大変でした。
それでも、生きてくれているだけでいいと、両親は励ましてくれていました。
結婚も一度失敗しました。その時の記憶も躁状態だった為かあまりありません。
友人もいつの間にか誰も居なくなっていました。多分私が何かしたのでしょうがわかりません。
これまでの人生で人との付き合いでうまくいったことがなく、例えば街で知り合いに偶然会ったら
全く違う方向を見て気付かぬ振りをする癖もついてきました。
自分は一番駄目な人間なので、最下層の人間なので、誰にも意見しては駄目だと
どんなことがあっても我慢するようになりました。
誰にどんな理不尽な事を言われても、されても、自分が悪いと思うようになり、
例えば宅配で商品にキズが付いていたとしても、一部が入っていなかったとしても、
自分が意見を言うことで相手を怒らせるかもしれない、嫌な気分にさせるかもしれない
自分が我慢すべきだ、こんなことぐらいでクレームを言うなと自分で納得させます。
今は体の痛みがあり、仕事にも就けません。
主治医は私をインポスターだと言います。何も成功していないのですが。
自己肯定感が低すぎるとも言われました。
私は最近色々気付いたことがありました。
記憶が蘇ったかのように鮮明に思い出したのですが、幼い頃からずっとずっと、両親が大喧嘩をしていました。
それは酒を飲んでの喧嘩で、「出ていけ!」だの「黙れ!」だの、お茶碗を洗う動作が皿をガチャン!!!と投げ飛ばすように物に当たるように洗う感じで、たまに割れたりして、
いつもいつも心臓がドクドクと跳ねるように鳴っていて、怖くて恐怖で悲しくて、二階の自室に逃げ籠り、布団に包まって泣いていた事を思い出しました。
そして、その喧嘩は長い時は半年ぐらい続き、お互い無視するという状態でした。
私は小学校や中学校の時はかなりおふざけで人を笑わせるような人間でしたので、
母や父に向かって、取り繕うようにフザケていたように思います。
それがまた辛かったです。
喧嘩の原因が自分にあるような気もしたりして、どうすれば良いのかわからず
ひたすら隠れて泣いていました。(親からは、「あなたはいつも何にも考えていない、お調子者だね」と言われていたのですが)
現在父は亡くなりました。
母は元気です。とても真面目な人間で、私を助けてくれますし、いつも味方でいてくれますが、
ふとした時に(アルコールが入った時等に)「あんたはそうやってお母さんをいつまで苦しめたら気が済むの?」と
私の性格や行動について批判をしてきます。
私が今までやってきたこと、非行に走ったこと、考え方、病気のこと、
本当に親には迷惑をかけっぱなしです。
色んなことを乗り越えて来て今、真面目にやっていたつもりですが、
双極性障害に加え線維筋痛症まで発症し、自分の人生どうしてこんなにしんどいのか、
辛いのか、苦しいのか、悲しいのか、向き合ってみたら、
もしかしたら私の過去のその両親の罵り合いの喧嘩や物に当たる行動、
無視、などが何か関係しているのではないかと思いました。
また、この両親の喧嘩の件について思い出した時に、ふともう一つ思い出したことがありました。
当時近所に住んでいた二つ上の男子から性的な悪戯を受けていました。
だけど、そんなに深いところまでは被害はなかったと思いますが、
何回もありました。
断片的にしか思い出せません。
こういった事柄から、プロのカウンセリングの先生にアドバイスをいただけたらと思いました。
今の私の苦しみの原因は、過去の両親の喧嘩や性的な悪戯であったりするのでしょうか?
それともあまり関係ないでしょうか?
それと上記の両親の喧嘩と性的被害の件は主治医に話すべきでしょうか?
本当に20年近く心療内科に通っていて、この件を今になるまで思い出しませんでした。
(と言うことはそんなに重要なことでもないのでしょうか?)
それ以外にも、どうやったら少しでも楽に生きていけるのか、自分を認めてあげられるのか
何か生きるヒントをいただけたら嬉しいです。
よろしくお願い致します。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
2024年8月13日 01時39分
無料カウンセリング掲示板の回答
みちのくカウンセリングセンター
みちのくカウンセリングセンターの千葉と申します。
私の経験から回答させていただきます。少しでも参考になれば幸いです。
①今の私の苦しみは過去の両親の喧嘩や性的悪戯であったりするのか?
内容を読ませていただきましたが、大変つらい人生を歩んでこられたようですね。お察し申し上げます。
あなたが気付いているように、やはりあなたの人生が苦しかったのは、両親の喧嘩や性的悪戯であると
思われます。
人間は、親の喧嘩を見るだけで心に傷を受けやすいです。もしあなたが直接DVを受けたとすれば、もっと
大変な障害(例:解離性障害等)になっていた可能性もあります。あなたの親も、もしかすると何らかの精神的な
問題があるのかもしれません。何か似たような家庭環境で育ったということはないでしょうか?
そうなれば世代間連鎖ということになります。
そういう環境で育てば、誰でも似たような心の傷を受ける可能性があります。
したがってあなたは自分を責める必要はありません。あなたは悪くないのです。
人は心の傷を受けると無意識に蓋をして自己防衛をすることがあります。
しかしながら心と体は正直なのでストレスによる病気(双極性障害・線維筋痛症等)の症状や行動異常(DV・依存・
出社拒否・不登校等)が表出することがあります。
年月が経って少しずつ落ち着いてくると蓋が外れて少しずつ過去の記憶が蘇ってくることがあります。
こういう環境で育つと否定的な考え方になりやすく、自己肯定感が低くなりやすいです。
人間関係が苦手な人も多く、自分がどうしたいのか?自分が良く解らないという方もいらっしゃいます。
②両親の喧嘩と性的被害の件を主治医に話すべきか?
話さないよりは話した方が良いと思いますが、治療のやり方は変わらないと思います。
なぜなら、医者は薬物療法が主体ですらあなたに対する理解は進むと思いますが、治療に関しては変わらない
と思います。
カウンセラーに話をするのが適切だと思います。
③今後どうしたら良いか?
カウンセリングを受けることをお勧めします。
留意点をお話します。
まずは、あなたが過去の両親の喧嘩や性的悪戯を思い出すとつらさが強いのであれば、トラウマ治療を受けた方が
良いと思います。
トラウマ治療にもいろいろありますが、FAP療法かEMDR療法が良いと思います。
PE療法もありますが、途中でドロッフ゜アウトするクライエントが6割以上いるようですのですのでお勧め
できません。
基本的に認知行動療法をベースにするカウンセラーを選んで下さい。マイドフルネス認知行動療法ならより良いです。
時間はかかるかもしれませんが、必ず良くなる病気です。
これからのあなたの未来が明るくなるよう祈っております。
2024年8月20日 16時45分
心理カウンセリング らしんばん座
えきさん、こんにちは。
カウンセリングルーム「らしんばん座」と、申します。
とても大変な人生を、生きてこられたのですね。むしろ、「生きるだけで精一杯」と言えるのかもしれないでしょうか?
そんな中で、「もしかしたら、この苦しみは、幼いときに経験した両親の喧嘩や、性的な悪戯に原因があるのではないか?」とお気づきになったのですね。
そうですね、えきさんも感じている自己肯定感の低さは、もしかしたらこの幼いときの経験が原因になっているのかもしれません。
ご両親の喧嘩というものは、幼いえきさんにとっては、とても重大に感じられるものだったのではないかと思います。
それはまるで、台風か雷雨のようなもので、えきさんご自身で対処できるものではないほど強力で恐ろしいもので。
それが起きてしまうと、もうただただ通り過ぎるの待つしかない・・・ といった感覚だったのではないかと思います。
それはとても理不尽で怖くて、逃げこもって布団にくるまって泣くしかないもの。
もしかしたらえきさんは、「私がいい子になるから、お願いだから喧嘩を止めて!」と思い続けていたのかもしれません。
おそらくこのときに、「たとえどんなに理不尽なことでも、自分が悪い。自分が謝りさえすれば、恐怖を回避できるかも?」という意識が芽生えたのだと思います。
だから、何かあっても「自分が悪い。私が我慢すべきだ」と思うようになってしまったのだと思います。
おそらくこの癖が、えきさんの自己肯定感を低くしてしまっているのだと思います。
しかし、これだけは言えます。えきさんは、何も悪くはありませんよ。
ご両親の仲が悪かったのも、性的な悪戯をされてしまったのも、えきさんに責任があったからではありません。
それは、ご両親や近所のその子の責任です。
今でもお母様は、えきさんのことを責めるときがあるのですね。
しかしこれも、えきさんが悪いわけではありません。えきさんは、ちゃんと生きようとしています。
(おそらくお母様も、何かを抱えているのかもしれませんが。)しかしそれも、お母様の責任です。
過去のことを長らく思い出せなかったというのは、おそらくそれほど辛いことだったので、無意識的に思い出すことをためらっていたからだと思います。
このことは、むしろお医者さんよりは、カウンセラーに対してお話しした方が良いと思います。
ただ言えることは、「えきさんが悪いわけではない」ということです。
2024年8月16日 19時38分
臨床心理シランの室
えきさんは、辛い人生を送られてきましたね。そして今なお過去の人生経験の記憶化されたものに苦しめられているようです。今の苦しみの原因は、過去の両親の喧嘩や性的な悪戯をふくめた今日までの過去の行為の総結果が影響しています。主治医に話しても話さなくても、現状の変化はないと思われます。
今という瞬間に、過去は流れ込んでいますが、厳密に言えば過去はありません。ただ記憶があるだけです。記憶は変わりませんが、塗り替えれば過去の色が変わります。
最近、えきさんの境遇に似た方を約1年間面接しました。うつ、双極性障害を約10年患った人です。マインドフルネス認知行動療法を中心とした心理療法を一年間行いました。心の健康を取り戻し自立されました。臨床心理シランの室のブログ・ホームページには、マインドフルネス認知行動療法について詳しく説明しています。あなたの今後の人生のヒントになると思いますので、よければ閲覧されてみてください。今日のブログの一部を紹介します。
生きている今の瞬間の生命は絶えず変化し止まっていません。瞬間の一念には苦もなく楽もなく、過去も未来もありません。あるのは今の瞬間だけです。それは純粋な経験であり、苦楽を超えており、善悪で評価できないものです。それを苦と感じるのは五感覚で感じた意識です。過去の記憶化された潜在意識が意識を染色した結果なのです。本来の瞬間の一念は純粋経験であり、清く澄んでいます。
古来より生命錬磨の修行をされた先人たちは、人間の欲望こそが苦の原因だと究明しました。その三大欲…貪り(利へのあくなき執着)、癡・おろか(後先考えず、目先の欲に走る本能的な心)、瞋り・いかり(思い通りにならないことがらを攻撃し憎む心)を三毒としました。
毒は苦しみをもたらし、不幸にさせます。この三毒に加え、四つ目を慢としました。自分は優れていると慢ずる心、傲慢な心、現代的な言葉を借りれば「マウントする心」です。これも不幸の原因になります。これら四つを悪趣といい、悪への行為につながるものとし、自戒、抑制の道を求めたのです。
心を浄化させれば楽が得られると考え、苦行に徹しました。何日も断食したり、寒い中で水行したり、火の中に飛び込んだり、針の山のようなところを裸足で歩いたり、異性を遠ざけたりして自らの欲望を断じようとしました。
全て苦からの解放の道を求めてのことであり、苦をもたらす欲望を克服した後に真の楽があると信じた行為でした。ブッタ(釈尊=釈迦)もその修行を一時期されたと言われています。
人の意識や感覚や行動のコントロールは難しいことです。人間が生きているとは、欲望に従って生きていると言えます。その欲望が苦にもなり、楽にもなります。つまり、苦楽は一念の裏と表の関係であり、どちらが出ているかで、その人の人生が彩られます。
聖者は苦即楽(苦はそのまま楽になる)、楽即苦と悟っりました。しかし、凡者は苦は苦と思い、苦を遠ざけようとして、楽ばかり追い求め、結果として苦しみの人生を生きています。ことわざに、楽あれば苦あり、苦あれば楽ありとあります。
楽を意識して強く一念を定て生きれば、一念は楽に染まります。そのように色付けするのは、今の意識であり一念なのです。意識を磨けば、どの瞬間も楽となり、楽しんでいけます。これが真の楽観主義です。ブッタ(生命を悟った人)の覚知でした。
そこには磨き抜かれた意識が求められます。一念が研ぎ澄まされ、清らかになれば、その純粋な一念に宇宙の慈悲の波長が共鳴し、私たちの一念に慈悲が脈打ち、生きていることが楽しくなります。我が一念が宇宙の慈悲の一念と重なり共鳴する時歓喜の波動に包まれます。それが最高の楽であり、聖者・賢人が求めた世界なのです。
そのためは、意識を純化させ、正しく感覚・感情を磨き、行動を正しくし、正しい思想を作りあげることが必要になります。それが聖者たちの修業でした。
具体的には、朝起きた時、「今日も生きている。ありがたい」と自分の心身の働きに素直に感謝できる心、地球や自然や太陽の恩恵に感謝できる心、一切の生き物、身近な人たちに心から感謝し恩恵に報いようとする純な心に、喜びがふつふつとわき起こってきます。それが宇宙の慈悲の波長に人が心を合わせる一つの方法だからです。
しかし世の中の欲に染まりきった人の心は、すべてを当然、当たり前と思い、自らの傲慢さに一念は濁り、それを感じることができません。だから欲望に踊らされ、浅い思想に生きることになり、純粋な心になれないのです。結果、苦の人生の軌道に入っていくことになります。
つまり苦も楽も自分で選んだ人生の道です。人生を歩んでいるのは自分だからです。自分がわからなければ人生の先人に学ぶとよいでしょう。
2024年8月16日 16時31分
S.Light.M
こんにちは、S.Light.Mの瀬川と申します。
ご相談内容を拝見させて頂きました。
心と体の両方のお辛い症状があり、これ迄の人生におかれましても、艱難辛苦のように、とても苦しい思いをされて来ました事、心中お察し致します。
更に、幼少期の頃にはご両親の喧嘩に加え、性的被害もあったとの事で、そのような事も関係している面も否定は出来ないかと思われます。
そして、私はヒプノセラピー(催眠療法)も行っておりますので、最初に潜在意識の点から2つお話させて頂きます。
一つは、潜在意識は私達の心身を守る為に、衝撃が強過ぎる出来事などの記憶を、一時的も含め封印する働きがございます。
そして、もう一つが同じく心身を守る為に、不要な記憶は時が来る迄は思い出せない働きになっております。
つまり、この二つの働きは「表裏一体」となって働いているというものです。
そして、最近色々な事に気づき思い出したという事は、潜在意識では思い出しても大丈夫、思い出しても良い時機が到来したと判断しての事かと思われます。
つまり、えきさんには明確なご自覚が無くても、えきさんはこれ迄の様々な経験を通して(乗り越えて)、確実に「成長」して来た事を同時に意味しております。
勿論、だからと言って、このような事をすぐに「自信」に結び付ける必要性も全くございません。
そして、ご両親はえきさんが幼少期の頃は喧嘩が多かったのかもしれませんが、えきさんが20代前半の頃には『 生きてくれているだけでいいと、両親は励ましてくれていました。 』とのお言葉から考えますと、ご両親は「人は誰でも必ず変わっていく事が出来る」という面を、姿で教えてくれたのかもしれません。
勿論、夫婦には二人にしか分からない事情などもあり、親と言えども同じ人間ですので、時には愚痴などが口を突く事もございます。
そして、先ほど「表裏一体」とのコメントを致しましたが、これは「短所」と「長所」にも当てはまります。
言わば、高校生の頃は「大胆」であって、20代前半頃から「萎縮」という傾向が出て来た点を考えますと、「大胆」も「萎縮」も決して悪いものではなく、「過度」になると生き辛さに繋がりやすくなるという意味になります。
故に、時と場面に応じて「ほどほどに」や「しなやかさ」を意識する事で、「短所」が「長所」に変化を遂げる事が可能となります。
つまり、たった一つの「ボタンの掛け違い」に気づく事で、今までと見える「景色や光景」も変わっていきます。
そして、その為の要素はえきさんの「内面」に存在しているものであり、「既に」存在しているものの中に必ずございます。
自信とは「外側」に向けてのみならず、「内面」から発するのが真の自信となります。
その準備が出来つつある事から、最近の色々な気づきや思い出しとなって現れて来ているのだと思います。
つまり、「大丈夫」とのメッセージと捉える事も可能です。
故に、私個人と致しましては、今少しの間、気づいたり思い出す事に心身を委ねながら、余裕のある時に振り返るなどをしつつ、様子を見ても宜しいように感じました。
その中で、お医者さんに話したい、聞いて欲しいとの感情が動く際には、その感情に素直に行動するで宜しいのかなと感じた次第です。
2024年8月15日 20時18分