キノさん

投稿を拝見いたしました。
現在お付き合いされている方の家に行くことを考えると、死にたくなるほど嫌な気持ちになるのですね。
そんな中で、何回もお誘いを受けることは、とても苦痛だろうと想像します。
お相手の家に行くことの、何がキノさんを嫌な思いにさせているのか、
キノさんが何に対して不安を覚えているのか、もう少し詳しく知りたいな、という思いが、私の中にはあります。

キノさんは今、ご家族にキノさんの現状や悩みを分かってもらいたい、そして、解決していきたいと思われ、カウンセリングの場を探していらっしゃるのですね。

今のキノさんは、お付き合いされている方との関係だけでなく、
ご自身のセクシャリティーについての不安もお持ちだと、お見受けします。
ひょっとすると、色々とご家族にお話しすること自体も、難しいと感じていらっしゃるでしょうか。
「とにかく、不安」と仰っていることからも、
今回ご投稿下さった文面よりも、もっと多くの事について、悩みを抱えていらっしゃるのではないかと、私は想像しています。

多くのことを同時に解決していくのは、あまり効率の良い方法ではないように思われます。
目の前にあることから、一つずつ、出来ることから順番に、整理しながら解決を図っていくと良いのかな、と私は考えます。

まずは、キノさんが今、直面している、
「家に来て欲しいと誘われるのが嫌だ」というポイントに絞って、取り組んでみてはいかがでしょうか。
ご家族への開示も、その辺りからお始めになると良いかもしれません。

広島でカウンセリングサービスを提供しているカウンセラーさんは多いはずですし、
お住いの自治体のサービスの中でも、相談窓口などを開設している場合があります。
カウンセリングのスタイルは様々ですから、キノさんに合っている（＝負担にならない）ものを選択できると良いなと思います。

いかがでしょうか。
参考にして頂ければ幸いです。
キノさんの不安が少しでも和らいでいくよう、応援しています。

キノさん、こんにちは。
カウンセリングルーム「らしんばん座」と、申します。

まず、タイトルについて。
｢とにかく不安｣の｢不安｣とは、お見合い相手のお宅へ行くことが｢不安｣と言うことでしょうか？
それとも、キノさんは｢ノンセクシャル｣なのではないかと言うことが｢不安｣なのでしょうか？

どちらにしても、｢お付き合いをしたら、相手の人を好きになって、性的な要求をすべて受け入れなければならない｣という固定観念が、その｢不安｣の元になっているのだと思います。
そしてそれを受け入れられないのは、｢ノンセクシャル｣が原因なのではないかというお気持ちなのだと思います。

そうですね。
お付き合いと言うことと恋愛感情は、イコールではありません。
まして、お見合いで紹介されただけのお相手とは、恋愛感情を育めるようになるまでは、時間がかかると思います。
恋愛感情が無ければ、キスにしろ何にしろ、それは「嫌！｣という気持ちになっても不思議ではありません。
そもそも好きでもない人とは、手もつなぎたくなくなるはずです。それは、性的性向云々以前の問題です。
キスをされたときに頭が真っ白になったのは、おそらく嫌悪感を超えて、この経験そのものを否定したい気持ちが働いていたのだと思います。

おそらく彼氏を含めて周囲の人は、無理矢理にでもこのお話を進めたがっていると思います。
ただ大事なことは、キノさんのお気持ちです。
ここはいったん立ち止まって、本当にこのお話を進めても良いのか、考えてみて下さい。
｢死にたくなるほど嫌｣ということは、｢ここは立ち止まれ｣というメッセージなのだと思います。

ご家族同伴で無くても、キノさんお一人でも、カウンセリングは有効だと思います。
まずご自分のお気持ちを決めて、それからでもご家族とお話をしてみて下さい。

キノさんこんにちは。愚禿進グトクシンといいます。
　わたくしは心理セラピストです。精神科医ではありません。あなたが、ノンセクシャルなのか、性的マイノリティなのかの診断は精神科医かその資格を持った心理療法士の分野です。まずはその点をはっきりさせる必要があると思うんです。メール等で診断などできませんから、相談できる近くの精神科医を探してください。そのうえで、どうするかというよりはどう生きていくかはまた別問題です。診断をせずに、どう生きていくかを決めるには資料不足です。、カウンセラーやセラピストはその診断ののちに必要ならば探せばいいんです。自分のことをよく知ることが先決です。
　家族や相手へどう話をするかということはまずあなたが、ご自分のことをよく知ったうえで、考えればいいことです。キスをしたことに対する嫌悪感だけでは何とも言えませんね。焦らずに自分のことをどう思うのかを、ご自分ではっきりさせることが大切です。