無料カウンセリング掲示板の質問

「恵まれているはずなのに辛い」に関する質問

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maruten2525さん

僕の家庭は両親は医者で常識人であり愛されて育ってきました
なのにこころにポッカリ穴が空いたような感じがして不安で仕方ないです
大学に入るとその不安が大きくなりついには双極性障害になってしまいました

普通は精神病にかかる人は壮絶な過去を持っていたり、非常にキツい出来事があった人がほとんどです
でも僕にはそれが思いつきません
恵まれて育って生きてきたのにこんな風になって恥ずかしいし誰にも相談できません
もうどうしたらいいかわかりません…
辛いのは事実ででも多分それはみんな同じで僕だけ甘えてるようにしか思えないです
大学も休学をしてしまったのでこれ以上留年するわけにはいきません、これからどうやって生きていけばいいのかご教授いただければ幸いです

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2018年5月1日 03時37分

無料カウンセリング掲示板の回答

臨床心理シランの室

 臨床心理シランの室の松岡と申します。心中お察しいたします。

まず精神疾患の原因ですが、精神医学では病因を心因・内因・外因という三つに分類しています。
心因は心の問題が原因(ストレス、ショックなど)で発症するもので、神経症(不安障害、パニック障害、PTSDなど)やパーソナリティー障害などがあります。内因は、おそらく脳の機能に原因があるとされ、精神病(統合失調症、躁うつ病・今は双極性障害と言われている)があります。外因は器質性疾患で脳神経系に実質的な異常があるもので、てんかん、精神発達遅滞・知的障害・自閉症などがあり、脳の検査で明らかになります。三つに分類されていますが、いまだ明確とは言えないそうです。いずれも環境と遺伝という二つが考えられるからです。ですから、あなたの双極性障害は生育環境・親の裕福さなどの環境と関連付けて考えることはないと思いますし、罪悪感や恥ずかしさを感じることもありません。
 
 心にぽっかり穴が開いたような感じ…空虚感はいつごろから始まったのですか?
一般的に青年期は心の怒涛の時期であり、自我同一性を巡り様々な心の悩みや、ともすれば精神疾患になりやすい時期でもあります。昔の小説家や哲学者や思想家も青年期に悩み、それがきっかけで人生や心を探求し、有名になった方が大半です。苦悩は創造の母でもあります。また昔の多くの大学生は神経衰弱(神経症)にかかり、悩みや病を自ら乗り越えていきました。青年期は煩悶、悩み、心を病む時期でもあります。それは内面化、自分探しの時であり、生きる意味を真剣に考える時期だからです。
 
 あの有名な釈迦(ブッタ)は何不自由のない王子として生まれ育ちましたが、心が満たされず、心の煩悶、人生に悩み(四門遊観と言われている)悶々として解答を求め、すべてを捨てて出家しました。悩み続け、人生・生命を探究し続けた結果、悟りを開き、あれだけの偉大な人物になったとされています。
 
 青春とは悩みの異名でもあります。口に出さずとも多くの青年は悩んでいます。私も大学時代に神経症を患いました。
高校から大学という環境の変化、ある意味自立を求められる時です。生き方の確立、考え方の確立が求められます。
 
 マズローという心理学者は欲求の5段階説を唱えています。1,生理的欲求 2,安全欲求3,社会的欲求4,尊厳の欲求5,自己実現の欲求という5つです。最初から三つまでは環境から与えられます。4つ目からは内的な充実感になります。尊厳の欲求、自己実現の欲求が満たされれば、心が満たされ心の穴は埋まります。生きる確かな目標をもち、その達成のため努力していく日々の中に充実がもたらされます。多くの心理学者、宗教家は自らを高めながらも、他者貢献の生き方を目指すところに深い充実感がもたらされると説いています。
 
 充実した生き方は豊かな環境から与えられるものでも親の愛情から得られるものでもなく、自分の目標に向かって生きる自らのき方の中に生まれるものです。その生き方も他者貢献につながる生き方がよいとされています。
 
 双極性障害と診断されているということですが、疾患の程度もありますので、なんとも言えませんが、その疾患を持ちながら社会の中で頑張っている人はたくさんいます。
 青春は不安と悩みの時期であり、それらの解決を通して大きく成長していくときです。一日も早く目標を持ち、それに向かって進んでください。
 
 思いつくことを書いたため長くなりました。何かの参考になればありがたく思います。

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2018年5月14日 23時11分


メンタルカウンセリング SUPICA

はじめまして!メンタルカウンセリングSUPlCAの川野です

体調はいかがですか?
病院には通われてますか?

心の病のきっかけは 人それぞれで きっとあなたも自覚がなかったにしろ 何かきっかけがあったのだと思います

なってしまった病気を恥ずかしいなんて思わないでいいんですよ!

心にポッカリ空いた穴と不安がどこからきたのか…
やりとりをしていかないと 分かりませんが 自分自身を見つめてみる事が必要かもしれません

よかったら 詳しく教えてくださいね!

それから 自分が甘いとかも思わないでください
あなたのせいではないのですから

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2018年5月7日 23時58分


絶対・永遠はありません

maruten25さん、こんにちは。愚禿進と申します。
 あなたが恵まれていると感じていること自体嘘ではないと思いますが、それは常識的な基準からすればおそらく間違いではないでしょう。なのにこころにポッカリ穴が空いたような(空虚感、寂寥感)カッコ内はこれは私の想像ですが、恵まれているといった常識とあなた自身とのギャップでしょうね。つまり恵まれているのに、この空虚感は何なんだ。それが双極性気分障害につながっている。ご両親が医者ならばなおさらでしょうね。「普通は精神病に云々」もそうです。つまり常識に振り回されてしまっているんですね。常識に縛られているといってもいいでしょう。そして自分でもどうしたら良いかわからなくなってしまう。
 問題は両親が医者であるり、だから自分は恵まれているという図式に縛られてしまっているんです。あなたは「自分はこう生きたい、こうありたい」ということをもう一度見つめたらどうでしょう。そして両親からの呪縛、世間の常識からの呪縛から解き放たれたときに、自分の生き方が見えてくるんじゃないですかね。「1年2年の大学の休学」、「これ以上留年するわけにはいかない」は誰の常識ですか。自分の考え、自分の生き方を見つけるために今何をしなければいけないのか、よく考えてください。まだ若い。わたしなんか60をすぎてから、これからどう生きようと考えた末に、たすえたどりついたのが、今の私です。それまでどう生きたらいいのかということを考えたことすらなかったですよ。大丈夫です。でもね常に、「今」「ここで」なにするかです。いつでも相談には乗りますが、決めるのはあなた自身です。

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2018年5月7日 11時03分


こころの相談室 おうみ

心療内科や精神科の病院へきちんと通ってください。「精神病にかかる人は壮絶な過去を持っていたり、非常にキツい出来事があった人」というのは偏った見方にすぎません。精神的な病気の原因は普通のちょっとした問題の積み重ねです。積み重ねないようにしていないと誰でも病気になります。
また「両親は医者で常識人であり愛されて育ってき」たことが単純に良いと思っていませんか。親だって普通の人間なんだと気が付いたり、父親を乗り越えようと頑張ったり、母親に甘えるのをやめようとついついきつく当たったりするようなあなたの精神的な成長がまだ来ていないように感じます。

将来が不安になるのは理解できますが、将来は今の積み重ねです。病気をよくするためにせっかく休学したのですから、今現在をゆっくりすごすことがとても大事です。

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2018年5月7日 10時01分