まさよさん、はじめまして。
心理カウンセラーの佐々木賢と申します。

結論から申しますと、まさよさんが感情をコントロールしようとすればするほど…、感情はコントロールできなくなります。

はぁ??

と、まさよさんは思われたと思います。

でも、実際、これが本当の話なのです。

人に嫌われないようにしようとすれば、人は緊張します。
大きな舞台やステージに出るときに緊張するのは「失敗してはいけない」と思うから緊張するんです。
「人に嫌われないようにしよう。」と頑張っている人も、
「失敗したら嫌われてしまう」という思いから、緊張をします。
人は緊張するときは、ぎこちない態度をとってしまいます。

そして、人の脳は、「～ない。」という否定形の言葉は…受け付けないようになっているそうです。
つまり、「嫌われないようにしよう。」と思う時、脳への司令は「嫌われよう。」になるんです。それで、やってはいけないことをついやってしまうんです。

結果的に、「嫌われないように頑張っている」人は、なかなか思うようにいきません。

では、どうしたらよいかというと、「嫌われないようにしよう。」の反対の言葉は…「好かれよう！」ですよね。

禁止すると緊張しますが、挑戦しようとするとき、心は高揚します。
心が高揚するとき、相手から見える印象は、明るくポジティブな印象を与えます。

なので、「どうやったら、相手から好かれるだろうか？」ということを考えた方が、結果的に嫌われることはありません。


そして、感情というのは、「水」のようなものだと思って下さい。
水をバケツに入れて、上から押さえつけようとしても、横から溢れてしまいます。

これが感情をコントロールしようとすれば、コントロール出来ない原理になります。

でも、「感情を感じきる…」というやり方もあるんです。
感じきるというのは、水が蒸発するようなものだと思って下さい。
そうすると、蒸気は空気中に拡散されていくので、バケツからあふれることはほとんどありません。

つまり、感情の扱い方の練習というのは、いかに感じきるか…ということになります。

成功するカウンセラーが自分の感情をコントロールできるのは、実はコントロールしていないんです。実は感じきっているんです。

感じきるというのは、最初は時間がかかりますが、なれると…抜けるのが早いんです。
雑草の生い茂る原っぱで、まっすぐ歩こうと思ってもなかなか歩けないんです。
でも、2回、3回と同じ場所を歩いて行くと、やがて獣道ができていきます。
さらに、何十回と繰り返し同じ場所を歩いて行くと、立派な道ができます。
道が出来れば、抜けるのは早いですよね。

感情を感じるというのは、これと同じ事なんです。
「怒り」という感情を感じきろうとすれば、…最初はのたうち回るほど苦しいものです。
でも、何回、何十回、何百回と感じていると、「はぁ」というため息だけで抜けます。

カウンセラーがしてるのは、「怒り」を感じた時に、ただ静かに息を吐き出すだけです。それで感情が落ち着くのは、感情を感じきる練習をしっかりやってきた結果なんです。
つまり、カウンセラーは感情をコントロールしていません。
コントロールしても、意味が無いことを知っているからです。

ただ、感情を感じることに慣れていないときは、「のたうち回る」ほど苦しいものです。
日常生活で、それをするとなると…かなり大変な作業ですよね。

できれば、カウンセリングなどを使って、安全な場所で感情を感じる練習をして欲しいと思います。

自分のカウンセリングでは、怒りをためてるクライアントさんに、どうやってその感情を表現するか…ということを一緒に考えています。
一番いいのは、「藁人形をもって神社などへ行って、五寸釘を打ったら、すっきりするよー」って言うんですけど、やっぱし…。(；・∀・)
まぁ、藁人形と五寸釘の話は冗談ですから(^^ゞ

自分の思ってることとは、反対のことを言ってしまうのは、
「自分の感情を素直に言っても…わかってくれない」
という思いがあるのではないでしょうか？

わかってくれないという思いがあれば、…素直に自分の思ってることを話すことが困難になります。
むしろ、その「わかってくれないんでしょう！」という気持ちを相手にぶつけてしまっているのではないでしょうか？
素直になれない時は、「素直になってもわかってくれない。」という絶望感が根っこにあるときに、よく起こります。
その根っこのさらに下には、「分かってほしい」があるんですけどね。

どうも、まさよさんは、「自分はダメだ！」と思うことが多いのではないでしょうか？

自分の経験から思うことは、「ダメ！」と思うことは、「山口県」の方に多いように感じます。
その分、「山口県」の方は、真面目な方が多いのは、良いことではありますね。

でも、今のまさよさんに必要なのは、「自己肯定感」だと思います。
自己肯定感とは「こんな自分でも良い(・∀・)ｲｲ!!」という感情のことです。

自己肯定感がある人は、極端な無理をしません。
まさよさんの悩みは、ちょっと無理をしようしようとして、失敗してきたことだと思います。
こんな苦しい思いをするのであれば、やり方を変えてみるのもひとつの方法です。
それは、自己否定をお休みして、自己肯定感を上げていくことを頑張ってみることだと思います。

自己肯定感を引き上げる初級レベルの簡単な宿題を最後に書いておきますね。
気が向いたら、チャレンジしてみてください。

一枚の紙を用意します。
そして、紙の半分に線を引いて下さい。
それは、上下でもいいですし、左右でも大丈夫です。

そして、上か左に、20個書きだして欲しいのです。
書きだす内容は、「他人に嫌われないために頑張っていること」です。

まさよさんだったら20個は余裕だと思います。

書きだしたら、もう半分（下か右）へ自分へのねぎらいの言葉を書いていきます。

例としては
・いつも感情をコントロールしようと頑張っている
　→いつも頑張ってくれてありがとう。たまには、感情を吐き出していいよ。
・好きな人のために落ち込まないように頑張っている
　→落ち込まないように頑張ってくれてありがとう。たまには落ち込んでもいいんだよ。きっと好きな人は助けてくれるから。大丈夫だよ。
みたいな感じで書き出すだけです。
これだけでも、自分自身をラクな気分にすることができるので、まずは、お試しください。( ´∀｀)

自分は1週間1回45分間であれば何回でも、通話料はご負担になりますが、電話にてカウンセリングしています。
もし、よければ、ご相談いただけたらと…思います。

http://www7.ocn.ne.jp/~ksroom88/

自分で自分が変人だと理解しているので前途は明るいです。

とは言うものの、大変な努力を必要とします。人並みの努力ではなく全身全霊でないと変人は治りません。

もちろん彼でも治せないし、カウンセラーでも資格を取った程度では無理でその先生レベルでなければと思われます。

でも安心してください。当方には特別なセラピーがあり、それとあなたのやる気があれば相乗効果で打開できるでしょう。

解決することは山のようにありますので毎日話をしないといけません。

当方では１箇月受け放題のカウンセリングしていますのでこれが可能です。

３０代になっているのでしたら真剣に取り組まないといけません。

まかり間違ってもお医者さんに行っても解決にはならないでしょう。

変人を治す薬なんてないのに薬を出されて一生薬漬けにされるだけですから。

御連絡お待ちしてます。