はじめまして。『心のハマメリス』の阿部でございます。宜しくお願いいたします。

　ちかさんは、ご自分のお店を持つ事が夢で、アパレル会社で店長になれた事が嬉しく、一生懸命毎日毎日、夜遅くまで働いてこられたのですね。
　また、スタッフが少なく、残業する事が多くなり、オーナーの仕事に対する適当さとスタッフへの配慮の無さに凄くストレスを感じていて、ひどいときには一ヶ月に2日しか休みがもらえない事もあり、体力の限界までお仕事をされ、体調を崩されてしまったのですね。

　よく、頑張ってこられましたね。
　でも、疲労はメンタルに大いに影響するんですよ。

　ちかさんのご性格ですと、お仕事もご自分で抱え込んでしまわれることが多くなかったでしょうか？
　今後は、スタッフをうまく使うということも課題になってくると思われます。

　復帰されたとしても、また同じような不規則なお仕事ですと、再発の可能性はありますので、お気をつけ下さいね。

　休日にストレスケアをしようとお考えの方は多いと思いますが、ストレスは日々溜まります。毎日清算しましょう。
　難しいことはありません、毎日15～30分、リラックスできる、ご自分だけの為の時間をうまく使ってみてください。

　人付き合いが苦手ということですので、エゴグラムテストをなさってみてはいかかでしょう。（ネットでも無料で出来ます。）
　ご自分の自我がどのような状態にあるか分析するテストなのですが、人間の意識は、顕在意識１０％に対して、潜在意識９０％といわれていますので、どのような傾向にあるのかを自覚されることで、人付き合いにも、少し変化が出てくるかと思います。

　現在投薬療法をされているということですが、心療内科でしょうか？

　できれば、処方されたお薬の副作用は、お調べになって、必ず把握されることが大切です。お薬も何種類かありますので、悩んでいらっしゃるようですので、すみやかにお医者様にお伝えしてみて下さい。

　ちなみに、デパスは、不安や緊張を取り除き、軽い催眠作用や筋緊張緩解作用もあります。
　副作用についてですが、眠気、ふらつき、倦怠感、脱力感、めまい、歩行失調、頭痛、言語障害、口の渇き、吐き気、過敏症、肝機能障害（黄疸など）などが起こる可能性があります。
　少数例として、悪性症候群や炭酸ガスナルコーシス、 間質性肺炎、 呼吸抑制などの報告がされています。
　また、連用中に急に服薬を中止したり、服用量を急激に減らすなどするとせん妄や振戦、不眠、不安、幻覚、妄想などが現れることがあるので、指示された用法・用量を守りましょう。
　服用を中止する歳には時間をかけて少しずつ量を減らしていくのが良いでしょう。
　大量に服用することにより、薬物依存を起こしてしまう場合もあります。
　眠気や注意力低下も起こるため、自動車の運転なども避けるようにしましょう。
　また急性狭隅角緑内障、重症筋無力症の人は使用してはいけません。

　　また、なにかお役にたてるようなことがございましたら、ご連絡下さいませ。

　


　


　

こんにちは、ご相談ありがとうございます。

まずお薬についてですが、服用しているデパスの量が不明ですが、
ごく一般的な安定剤であり、それほど気にされることはありません。
それ以外にメンタル系の薬は処方されていないのですね？
お薬の増減や疑問については、主治医にご相談ください。

社会復帰の課題ですが、お気持ちがあせるのは理解できますが
心身が不調の中であせりは逆効果となります。

ストレスの解放には、朝晩のストレッチや瞑想が効果的です。
そして、身体的アプローチも行えるセラピストをお訪ねになると
より効果的です。

お大事にされてください。
また、いつでもご相談くださいね。

こんにちは
ＳＩＮ医療福祉カレッジの永由です。

２つの問題があるのではないかと思います。一つは、仕事のストレスで追い込まれてしまった状態。診断されるかどうかはわかりませんが、適応障害やうつ病になるかと思います。

もうひとつは、過呼吸発作の頻発状態。これはパニック障害の状態ではないかと思います。発作を恐れて頻発させていればパニック障害です。（診断はあくまでも医師が行いますので、診断されるかどうかはわかりませんよ）

前者は、ストレスが軽減されたり、その状態から遠ざかると勝手によくなると思います。ただ、質問者さんの症状は後者の方の症状が、現在は中心にでていると思います。この場合はデパスなどの精神安定剤は確かに発作を起こしにくくはしてくれますが、治してくれているのではないのです。この状態は認知行動療法がおすすめですよ。パニック障害の認知行動療法を専門にしている人に相談すれば、２～３ヶ月で改善していくと思いますよ。

はじめまして、ちか様。カウンセリングルーム　こころのピースの佐々木と申します。

ストレスを抱えながら仕事に全力で取り組んでいたところ、過呼吸になり、
現在は仕事を辞めて治療に専念しているが、どうしてもまた過呼吸になるのでは
無いかと不安になり、外出したり友達に会うことも怖くて、
どうしたら完全に治して社会復帰できるのかと悩んでいらっしゃるのですね。

ご自身ではどうして過呼吸になったのか原因は感じていらっしゃいますか。
仕事が忙しく、過労だったこともありますが、オーナーのことや
待遇への不満などストレスを溜め込んでしまったことが大きな要因だと思われます。
言いたいけど立場上言えなかったり、夢を叶えるために言いたいことを
抑えてしまったりしたストレスが過呼吸として現われてきたのだと思います。
仕事をしている間、そのような自分の気持ちに対して理解してあげられていましたか。
つい自分を犠牲にしたり、自分のせいにしてその思いを無理矢理押さえつけていたのではないでしょうか。
ご本人の性格判断からも自己犠牲的、自己批判的な側面が色濃く出ています。
うまく行っているときはその性格から自分を引っぱっていけるのですが、体調が悪くなったりしてしまうと全ての責任を自らに求めてしまい、とても辛くなってしまうのです。

まずは自分の気持ちに耳を傾けてみましょう。
人の目が気になるのはどうしてですか、いつごろからでしたでしょうか。

ちか様は夢をお持ちで、その夢を叶えたいという強い気持ちを持っています。
必ずその夢を掴むために社会復帰が出来ます！
強い夢への気持ちは何よりも身体や心の回復薬になります。
あとはその気持ちを信じられるように、自分を理解してあげることが大切です。
カウンセリングなどもご利用頂き、是非ご自身への理解を進めてあげてくださいね。

ちかさん。はじめまして。和田と申します。

デパスは「耐性」が生じやすい（早い人では、３ヶ月で効果が薄れます）
薬ですので、現在の症状は「副作用」の可能性があります。
倦怠感や疲労感などもその影響かもしれません。
概ね３ヶ月間の服用を限度に考えておいてください。

現在の主治医が、症状を訴えて「処方を増量」する場合は
「主治医」を変更する事を強くお勧めします。薬物中毒の
被害者にならないようにご注意下さい。

デパスの服用を中止してみて身体に影響が出るようなら、SSRIなどの
違う系統の薬に変更してもらってください。

デパスを中断して特に身体に問題が出ない場合は、そのまま社会復帰
出来ますよ。でも、余り無理をせずに適当に肩の力を抜いてストレスを
貯めないようにしましょうね。