児童福祉施設で働く、、素晴らしい夢じゃないですか。そこでの人たちのことをイメージしてみましょう。あなたと同じように悩んでいる人もいます。

すると今の経験は教科書で教わらないことを教わっているのです。ほかの人は知りたくても知ることができないことを教わっているのですよ、あなたは今！

これを乗り越える使命、そしてその乗り越え方を施設で話す役目があるのです。ミッションがある限り死んではいけないし、他の人では出来ないから必ず後期も学校に行って無事最後まで学び通してください。

そのためには精神的な支えが必要です。私におまかせください。幸い同じ大阪で近いですし、電話やメールでいつでも相談していただくといいでしょう。

あなたには気がねなくいつでも話せるところがいいと思います。

お待ちしております。永井誠司　http://singaku.biz/page1

はじめまして、杏様。カウンセリングルーム　こころのピースの佐々木と申します。

二年前に自殺未遂を起こしたが、児童福祉施設で働くという夢をもち、
その夢を実現するために頑張っていらっしゃるのですね。
でも専門学校では過去のいじめの経験から同級生が怖く、また課題も多く、
精神的・肉体的な負担から点滴をうったりして何とか学校に通っている状態なのですね。
そのため、成績が思ったように振るわず、適当にやっている同級生よりも
まじめにやっている自分が成績が悪いことにショックを受け、
頑張っている自分を認める気にもならない。
こんな状態では夢を実現できそうもないから、死んで楽になった方が
良いのかもしれないとまで考えてしまうのですね。

夢って簡単に実現できるものなのでしょうか。
簡単に実現できないものは諦めるべきでしょうか。
違いますよね。夢は簡単に実現できず、苦労してでも実現する価値があるから
夢なのですよね。
確かに試験向けの勉強が強い学生も多いです。
それは「試験に強い」のであって、全てしっかりと把握し、実際に活用できること
とは違うのです。
夢は「試験に受かること」ですか。
違いますよね。夢は「児童福祉施設で働くこと」のはずです。
試験、成績は夢を実現するための過程でしかありません。
児童福祉施設に入って悩んでいる子どもたちにお話をしている自分を想像してください。
その子どもたちに何と言ってあげていますか。
「夢は実現できそうもなかったら諦めましょう」ではありませんよね。
「夢は頑張ったら実現できるんだよ。私も頑張って、今みんなと一緒にいることが出来ているよ」と言っている自分がいるはずです。
苦労した分だけ杏様の人生経験は厚く、人の痛みも分かる人になれています。
試験向けの勉強だけではなく、しっかりと基礎を固めた杏様の知識は
試験向けに勉強していた同級生たちとは違い、子どもたちに安心を与えられます。
試験・成績だけで全てが決まるのではありませんし、それらは全て「過程」の点数なのです。将来をあらわしているものではないのです。
あのイチロー選手だって、ドラフト（プロ野球に入団するための指名する制度）は４位なのです。それほど期待されていたわけではなかった彼が、今では世界で活躍しているのです。過程の点数なんてその程度の意味なのです。その点数を見て、自分を否定してしまってはいけません。
精神科の先生のお言葉は正しいです。
もし他の同級生が杏様と同じ状態だったとしたら、そのような成績をとることができたと思いますか。成績を採るまで行かずに、学校を辞めてしまっている人のほうが多いのではないでしょうか。
そのような状態の中で頑張った自分、頑張ろうとしている自分を褒めてあげてください。誰も真似できないほど、死んでも良いと思うほど児童福祉施設で働きたいと思える自分を褒めてあげてください。他の人には真似できないことなのですから。

同級生を怖がってしまうことに関しても自分を認めることが大切です。
自分を認めてあげられないから人の目が気になる、いじめられるのではないかと恐れてしまいます。
自分を認めてあげましょう。自分を信じてあげてください。
そうすることで自分の本当の力を発揮できますし、将来多くの人たちに夢をもつこと、夢に向けて頑張ることの大切さを教えることが出来る人になれますよ。
自分に対して認める気持ちになれない、信じることができそうにもないということでしたら
自分を見つめなおしてみるためにもカウンセリングなどもご利用くださいませ。
一人では見えないことも、気付かないことも、カウンセリングで分かることがあると
思います。