こんばんは、ご相談ありがとうございます。

あなたの課題ですが、「この現在の状況、現実をしっかり受け止めて
『じゃあ今この時、どうすればいいのか』しか頭にありません。」
と綴られています。

また、「いじめなど人や周りのせいにする内容・発言が多いこと」と、
課題としての認識も十分に感じられています。

あなたの課題の解消のひとつとして、現在の状況が過去に起因している
と考えるならば、まず、過去の出来事への清算があります。
なりたい自分になる、というイメージ療法がうまくいかなかったのは
過去の清算がすんでいなかったことと思われます。
清算することにより、現状の認識が始まります。

そして、現状を正確に把握しましょう。
何事にも解決方法はあります。それを考えてみましょう。

それから、解決あるいは受け入れて未来へと歩むあなたをイメージしましょう。

はじめまして、ひろ様。カウンセリングルーム　こころのピースの佐々木と申します。

他人との良好な関係が築けず、就職しても長く続けることが出来ない。地元で５回目に転職した先ではひどいいじめにあい、この社会で自立して生きていくことが出来そうにも無いと悲観的になってしまい、うつ状態になってしまったのですね。
また現在日常生活には支障がない病気だが、特定疾患の認定を受けており、現在病気療養中として自宅で過ごしているが、高齢の両親もおり、何とか自立して生きて行きたいと強く願っているのですね。

まずご自身を卑下したり、否定してしまうことは止めましょう。
この世の中で本来一番分かることができ、分かってあげられるはずのご自身を否定してしまっては何も信じられず、前に進むことが出来なくなってしまいます。
誰にもご自身の思いを分かってもらえず、とても辛い気持ちでしたよね。その中で一生懸命努力し、自立しようと頑張っているのです。もし他の人が同じような状態で頑張っているとしたら、その人を否定できますか。
出来ませんよね。頑張っているのですから。
ご自身に対してもいたわりや理解のきもちをしっかりと持ってあげてください。

まずはご自身について理解していくことが重要だと思います。
確かになりたい自分のイメージを強く持つことや、行動し、その行動に対してひょうかを行い、理解していくことは大切です。
しかしながら基礎となる心がしっかりと理解され、固められていないと、その土地の上には建物が建ってもぐらぐらと揺らいでしまい、崩れてしまうのです。
幼少期からのいじめを受けた経験、そのいじめにつながったと思われる他人との良好な関係を築くことが出来ない心の状態はどこから作られたものだったのか。
自分の心に対して理解を深め、その時の心の傷をご自身が発見し、理解を深めていくとき、ご自身の心の中から癒しが生まれ、今のご自身を変えることができるようになります。

病気の療養もありますので、無理をなさらず、出来る範囲のところからご自身への理解を深めてまいりましょう。