無料カウンセリング掲示板の質問

「無性愛、アセクシャルについて 」に関する質問

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ユリさん

私は無性愛・アセクシャルについてです。
ずっと無性愛というものがあることを知らずに、
自分は人と違う欠陥品なんだと攻め続けてきました。

男性・女性共に恋愛感情と性的感情が全く湧かず、
周囲とは違うと疎外感を感じ、こんな風に産んだ両親をひどく憎むこともありました。
何度も自殺しようと考え、リストカットもしました。

人から結婚について話を聞いたり、彼氏はいないのかなどの恋愛話になると
本当に胸が苦しくつらいです。
無理やり異性・同性を好きになろうとしましたが、
どうしても自分の気持ちを偽り続けることが出来ず逃げてしまいました。

私は無性愛者なんだ。そう分かった時は心が救われました。
周囲の人全員に無性愛者について理解してもらいたいとは思いませんが、
せめて両親には理解してもらいたいです。
両親は偏見持ちで、思い込みが強いので
以前、それとなく人を好きになれないと言ったとき
全く理解してもらえずひどい言葉を浴びせられました。

口頭だけでは理解してもらえないので、
病院に行って診断書をもらいたいのですが
どこでもらえるのか検索してみてもよくわかりませんでした。
大阪府内で無性愛などについて診療している病院はどこかありますか?
具体的な病院名も教えていただきたいです。

過去を思い出すのがつらいので上手く書けませんが、
私の気持ちは大体こんな感じです。

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2015年7月1日 13時28分

無料カウンセリング掲示板の回答

こころのピース

はじめまして、ユリ様。カウンセリングルーム こころのピースの佐々木と申します。

無性愛者であると気がつくまでに、ご自身を欠陥品なのだと責めたり、
そんな風に産んだ両親に対して怒りを覚えたり、自傷行為を行ったり
してきたのですね。
無性愛者であると気付いたときにはふと肩の荷が下りたように気持ちが軽く
なったけど、今度はそのことを両親には理解してほしいと思ったけれど、
両親は偏見が強く、受け入れてくれず、またひどい言葉を浴びせられると
感じて、病院の診断書があればそんな両親でも少しは受け入れてくれるだろうと
思い、相談されたのですね。

自分自身でも自分を受け入れられなかったこと、とてもつらかったと思います。
人には人それぞれの価値観があって当然ですね。
そのことを認めてあげること、認められることはとても大切で、
不可欠なことですね。
まずは今まで否定してきたご自身を「よく頑張ってきたね」と受け入れてあげましょう。

問題は希望である診断書がどこでもらえるかということなのですが、
無性愛に関しては診断基準があいまいであり、その傾向も人それぞれで
あることから現在は診断書の発行が難しいようです。
最近では人それぞれの多様な価値観を認めようという動きが活発化して
おりますので、認知や研究が進むことで診断基準ができてくるとは思います。
無性愛ではありませんが、性に関する認識ということでは性同一性障害に
関して「ジェンダークリニック」が対応できるようです。
このような病院などは詳しくありませんのでどこまで対応できるかは存じませんが、
まずはお電話などでお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

ネットで検索したジェンダークリニックのURLを貼っておきます。
http://gidmedia.org/gid/clinic
「いりさわ心と体~」のクリニックでは性別の違和感などのご相談も受けている
ようです。但し、あくまで検索した結果ですので、保障などはできませんことを
ご了承くださいませ。

ユリ様が自分らしく、幸せを感じながら毎日を過ごすことができますよう、
心よりお祈りいたしております。

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2015年7月1日 17時45分


お礼コメント

ご回答ありがとうございます。
やっぱり診断書は難しいのですね。
誰かに認められたいという気持ちがあるので、
専門ではなくても1度受診してみます。
もしかしたら診断書が無くても
両親は理解してくれるかもしれません。
自分をもっと受け入れられるよう努力します。

2015年7月1日 20時00分

カウンセリングルーム心の窓

ユリさん

自分が”asexual”だということに気づき、それまでの苦しみから救われたと思っていても、周りからの理解を得られずに苦しんでおられるようですね。

アメリカの診断では”asexual”は男性と女性で基準が違い曖昧なところもあって、定義はされているものの積極的な診断は、行われていないような気がします。また、障害とは言えないので、診断書を書くといってもどう取り扱うべきか、かなり難しいのではないでしょうか。

ジェンダーの複雑さは、専門の人間でもその鑑別には苦労させられているようで、簡単に、今障害として扱われているもののように診断することはできないでしょう。

ちなみに、ユリさんの問題は、”asexual”であるということより、むしろそのことによって、周りの人々から偏見に満ちた目で見られているのではないかということを考えることに原因があるのではないでしょうか。

もしそうであるなら、診断をしてもらって、その診断書を掲げたところで、おそらく今の悩みは解決しないと思います。

過去を思い出すのが辛いとおかきになっていらっしゃいましたが、思い出すのが辛い過去を見つめることができるようになることが、今のユリさんのできる最大の解決手段だと思います。

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2015年7月1日 16時00分


お礼コメント

ご回答ありがとうございます。
私も周囲へ対する偏見があるようです。
もしかしたら両親なら理解してくれるかもしれないですね。
自分を見つめ直すことは、
これからゆっくり時間をかけてしてみます。

2015年7月1日 19時44分