中学生に心理カウンセラーの仕事を説明するのは、大変難しいことだと思います。

とりわけ、相談者に対して、カウンセラーがどんな「接し方」をしているかとなると、さらに難しい話です。

そこで、あなたが夏休みの「国語の宿題」をするのに一番良い方法をお教えします。
それは、ご自分がカウンセリングを受けてみられることです。
カウンセリングを実際に受けてみて、気づいたことや、発見したことを、まとめて書いて提出されれば、体験に基づく素晴らしい宿題が完成するでしょう。

いま我が国では、各中学校に必ず１名のスクールカウンセラーが配属されていて、多分、週に一回程度来校して、生徒が相談に来てくれるのを待っているはずです。

もしもあなたの学校に、スクールカウンセラーが配属されていなければ、教頭先生か市または町の教育委員会にお電話されてお聞きになれば、配属されている近く中学校名は教え貰えるでしょう。
そうやって、実際に自分の足で出向いていって、カウンセラーに出会い、そこから得た情報を元に記事を書くことが、カウンセリングの理解と国語力をつけるのに、一番役立つでしょう。

もしも夏休み中で、スクールカウンセラーが来られないのであれば、グーグル等のインターネットで検索してみて下さい。

カウンセリング　東京（ご自身の住んでいる県名か、市の名前）　

で検索すれば、
私立のカウンセリングルームが沢山出てくるはずです。
そこへ出向かれて、１回だけでもカウンセリングを受けてみられると、
カウンセリンラーがどのような接し方をしているかが、手に取るように分かるはずです。
カウンセリングルームの写真や、カウンセラーの顔写真も撮らせて貰えるなら、一石二鳥です。実際に行って調べてきたのだから、すごく説得力が出て来ます。国語の先生も感激されるでしょう。
しかし、カウンセリングを受けると、１回（約５０分）の３、０００円～１５、０００円ぐらいの相談料金を取られ、時間が延びればその分だけ、追加料金を取られますますから、そのお積もりで行かれますように。

私が心理カウンセラーの接し方をここに書いて、あなたがそれを写して学校へ提出されても、あなたの国語力は着かないし、あなたが宿題をやったことにはなりません。

それ故、以上のようなお答えをさせていただきましたが、悪しからずご了承下さい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　住本吉章

初めまして、カウンセリングルーム佐世保の中坂と申します。（自己紹介）
私の仕事は、カウンセラーです。お客さまは、クライアントと呼ばせていただき、本名を言いたくない人には、あだ名（ニックネーム）でも対応して、お客様のプライバシー（個人情報）の保護にあたります。


ほとんどのお客様が初めてになりますので、お互いに信頼関係（ラポール）を築かないといけません。最初が肝心です。そして、カウンセリングをするにあたっての約束事をお知らせします。例えば、所要時間（通常50分程度）です。それ以上になると人間の集中力にかけてきますので、お互いに相談時間を伸ばさないように約束をします。それと料金の確認です。

また、カウンセラーは医者ではありませんので、病気の診断はしないこと。
また、お薬を出すこともないことを最初に確認してもらいます。
これをインフォームドコンセントと言います。

それから実際のカウンセリングに入ります。カウンセラーは、まず、クライアントの悩みに共感できるように、とにかく耳を傾けます。そしてできるだけ多くのうなずきを入て、お客様にカウンセラーは、クライアントの話を聞いてますという姿勢を示します。とにかく、お話を聞き、時には、クライアントの言葉を繰り返してクライアントが安心して悩みを話せるようにします。

カウンセラーは、魔法使いのように解答は出しません。話している中で、クライアント
が自分で抱えている悩みの解決策を導きだすように話を進めていきます。

そして、クライアントが解決策をみつけたら、いっしょに喜んであげます。
そしたら、カウンセリングの終わりを迎えます。答がでなければ、また、相談に来られるか、別のカウンセラーに変えるかは、クライアントの権利であることも伝えて終了です。

また、わからないことがあったらいつでも訪ねてください。
電話：０９０－２５８６－５４２５です。

そしてすてきな宿題をしあげてくださいね。応援しています。
何かのお役に立てばうれしいです。

ロジャーズ派のカウンセリングの受容的態度が基本です。

１．積極的傾聴
　　相手の話に常に耳を傾けつづけること。終始一貫した姿勢です。
２．無条件肯定
　　相手の話を決して批判したりせず、自分の価値観を入れずに、そのまま受け止め　　る事。
３．共感的理解
　　相手の話を理解し、理解していることを、簡潔につたえます。
４．自己一致
　　偽りのない自分として、話を聴くこと。


カウンセリングの基本技法と、相談者に接する態度とは、同じ関係にありますよ。＾＾

参考になれば、幸いです。

心理カウンセラーのお仕事は相談者さんが悩んでいることに
寄り添い、一緒に悩みを解決し、成長していくことを目標としています。
よく心理カウンセリングのお仕事では、
「一生懸命、何もしないこと」が良いといわれます。
例えば個人的経験や考え方を相談者さんに押し付けてしまうと
その答えは押し付けられたものであり、相談者さんの意思にそぐわない、
人の作った考え方の上を歩かされることになってしまい、
その方の成長にはつながらないんですよね。
ですので、その相談者さんのこころの霧を晴らし、進むべき道は
相談者さんの中から出てくるようにしなくてはいけないのです。
一見、「何もしない」から簡単のように思われますが、
「一生懸命」相手の話を聴いて、相手の心の内を照らし出し、
答えが導かれるように聞き役に徹することは非常に難しいことです。
ただ、人が成長する時に関われるお仕事ですから、カウンセリングという
お仕事は他では味わえないうれしさがありますよ。