まぁさん

ご投稿ありがとうございました。

人より涙もろく、特にデートの帰りに我慢できずに泣いてしまうということでお困りということですね。

幼少期の頃に両親の喧嘩が嫌で泣くことが多く、一方で、一番上のお姉さんだったのであまり母親に甘えることもできなかった。このような経験のせいで涙もろくなってしまったのではないかと感じている。

幼少期の体験と涙もろさとの関連については正直分かりません。全く関連が無いとは言い切れないと思います。かといって、小さい頃親の喧嘩を見て泣いていた人や、母子家庭で甘えられずに来た人が誰でも涙もろくなるかと言うと、あまりそんな話は聞きません。

原因を考えるよりは、今後どうしていくかということを考えることに時間を割いた方が良いように感じましたが、いかがでしょうか？

どうすれば泣いてしまうのを我慢できるかという話ですが、かなり難しいと思います。例えば、感動的なテレビ番組を見た時に、涙をこらえることがでいますか？ほとんどの人ができないと思うので、これは非常に難しいことだと考える方が無難なのではないでしょうか。

１．練習

それでも練習してみる価値はあるかもしれません。いきなり本番と言うのは無理だと思うので、まずは、感動的なテレビ番組を見つつ泣かないでいることを練習してみるのはどうでしょうか？コツを掴んだら、それを彼との別れ際に応用してみると良いと思います。

２．条件づけ

また、涙のような生理的な反応というのは「意識」ではなく「条件づけ」によってコントロールされていることが多いです。梅干しを見ただけで唾液が分泌されるのと同じ原理です。なので、彼との別れを何回も繰り返してみるというのは効果的かもしれません。

もちろん、泣かない別れです。

泣いて別れるということを繰り返せば、「別れ際」という場面と「涙の分泌」が条件づけられてしまいます。

逆に、泣かないで別れるということを繰り返せば、その条件づけが解けます。

問題はこの状況をどのように作り出して、繰り返すかということです。これまでに彼氏との別れ際に泣かずにすんだことは無かったでしょうか？もしあれば、その状況をもう一度彼氏と協力して作り、繰り返してみるといいと思います。

もしなければ、なんとか作り出します。例えば、１回のデートの際に、30分だけ別れる時間を作るとか。30分で泣かずに済んだら、その時間をどんどん伸ばしてみたりして、具体的にどんな状況だと泣いてしまうのかを検証します。例えば、翌日会えることが分かっていても泣いてしまうのでしょうか？もし泣かないのであれば、何日先まで会えないということが分かっていると泣いてしまいますか？

別の視点でいうと、「今夜電話で話そう」と約束した日でも、日中別れるときに泣いてしまいますか？

このように細かく状況を検証して、「ぎりぎり泣かない場面」を意識的に何度も経験します。すると、今まで泣いてしまっていた場面でも泣かないようになると思います。

３．なぜ泣くことがいけないのか？

泣いてしまってもその状態を無視することができると思います。存在を無視すれば、条件づけが解ける可能性もあります。例えば、いつも通り彼氏と別れる時に泣いてしまっても、「涙がおさまるまで待つ」とか「泣いてもいいんだよ」というような涙についての会話をするとか、涙に関連した言動をとらないわけです。

別れ際に涙が出てきたとしても、涙を流したまま、あたかも涙を流していないかのように普通に別れます。涙を我慢したり、涙を拭いたりといった、涙に関する一切の言動をしない訳です。もちろん彼氏にもそのように伝えてください。

このように、涙の存在を無視した別れを繰り返せば、泣かない別れを繰り返した時と同様に、「別れ際」と「泣くこと」との条件づけが解け、泣かずに別れられるようになると思います。

４．依存なのかどうか

長々と書いてしまいましたが、最後に、依存なのかどうかということについてです。それは、泣いているときの気分や考えについて検討してみないと分からないかもしれません。また、どれだけの期間、彼と会わずにいられるか、彼に振られることを想像するとどんな気分になり、どんな考えが頭をよぎるか。また、これらの彼に対する思いから、どれだけまぁさん自身の普段の生活に困難が生じているのかということを総合して判断することになります。

依存なのかどうかを知りたいというのはどういった理由からでしょうか？依存と涙は必ずしも関連したものではないと思います。依存していても別れ際に泣かないこともできるし、依存していなくても別れ際に泣いてしまうこともできます。

もし別れ際に泣いてしまうこととは別に、依存に関してお困りと言うことであれば、それはそれとしてどちらかでご相談されると良いのではないかと思います。


長々と申し訳ありませんでした。部分的にでも参考にしていただければ幸いです。

コーチング・サイコロジー・ラボ

木内敬太

はじめましてカウンセリングルームFlowの馬場と申します
あなたのお悩みを拝見し書かせていただきます

とても感受性の高い人であるという印象を受けますがいかがでしょうか
それ故に涙もろくなっておられる様に思うのです

それは異常なことではないと思います

確かに外でも構わずに泣いてしまうことについて言えばお困りになれるでしょう
ですのでその点について書かせていただきます

泣くことというのはストレスの発散となります
たとえばあなたが泣いてしまうとき
彼とのデートを終え帰る時
昔ご両親の喧嘩を避け布団の中に居たとき
あなたは何を考えていたでしょうか
何を言いたかったのでしょう

またご兄弟がおり　一番年上であることでしっかりしなくてはいけない
そう考えていますよね？
色々なことを我慢しなければいけない　耐えなければいけない
我が儘を言ってはいけないと考えてはいませんか？

耐え続けたことで甘えたいと思っていても
頼りたいと思っていても
できないのかもしれません
それがあなたが涙する原因にはなっていないでしょうか

書かれていることからの判断ですので正しいとは言えませんが
何らかのストレスをもち　その発散が泣くことにつながっているのではないかと思うのです

もしそうであれば自分の気持ちや考えを　少しずつで構いません伝えてみてください
また　兄弟の中で一番上であっても全てを耐えなくてもよいでしょう
そして頼れる人を頼ること　それも良いのではないでしょうか
一方的にというのはよくないかもしれませんが
あなたの出来ることでその相手に返してゆけばいいのですから

また彼に依存しているのではとお考えのようですが
上記のようにお考えのようであれば
言いたいことも言えずにいることで泣いてしまうのでしょう
それは依存ではないでしょう

これがあなたへの参考となれば幸いです
ご質問等ございましたらどうぞご連絡ください