前回回答してくださった方、お久しぶりです。
１月２４日あたりに
「心の健康を取り戻したい」という相談をした者です。

あのあと国立を受験したものの、二次選抜に向けての
勉強不足より国立は不合格、緊急で私立大学を
受験しなおすことになりました。

はじめから国立が落ちた時の保険を頭に
入れなかったのが悔やまれます。

今回の内容なのですが、
これからも要所要所で問題が生じた時に
相談できるとうれしいと感じており、
まずは自分の生い立ちについて
説明したいと思います。

・１９９２年生まれ、今は２０歳です。
自分は元々親やとくに祖父母から幼い頃
散々ありえないぐらいに甘やかされて育ち、
（今は重々反省していただいています）
高校に入るまで服すらも親に選んでもらい、
小さい時は頭が比較的さえる子供だったらしく
したくもないような勉強をやらされ（公文式）
できないなら怒られて家を出されかけたりで
泣いて必死にせがんだりしてだらだらやってきました。
そして、その「さえた」才能をアホみたいにほめられ
アホみたいに大事にされてきました。

小中学の頃はそれでもトラブルはありませんでした。
そして抑うつになった頃（１７歳時）ようやく自分の自立力の無さを
感じ取り上記のとおり反省してくれております。

そこで、自分なりに思っているのですが、
自分が抑うつになったのは、
大学に入るまで散々甘やかされてきた自分が
突然大学入試や一人暮らし、アルバイトなど
「自分の意志」が必要とされる試練にぶちあたり
精神的挫折を覚えてしまったからではないかと。
また、アホみたいにかわいがられたので
努力不足、実力不足の癖にプライドが高かったせいで
人並みのストレス耐性がなかったのではないかと。
それで自分が優位でないことが続き、抑うつに
なったのではないかと。

もちろん今年の受験は自分の意志決定によるものだから
今回もし私学さえ不合格なら自分のダメさにあると思います。
しかし、それまでの親の甘やかしようはあまりにもひどく、
一人暮らしを決めた時だって散々「出来るのか出来るのか」
みたいに嘆かれてきました。

これから述べる考えは自分が未熟ゆえかもしれませんが
聞いてもらえるとうれしいです。

まず、弱い自分を作り上げたのは自分ではなく周りの
甘やかした人たちではないか。
大概変なところにこだわる人や劣等意識、上等意識
の高い人たちは育った環境が影響してるではないか。
甘やかされて育てば俺みたいな軟弱野朗になるし、
逆にびしびししごかれた人は独裁的な強者になったり
人の心の弱さが分からない人間になることもある。
自分はある意味親や祖父母の価値観の奴隷だったんだ。
だけどこれを嘆くことはナンセンスと考えている。

なぜならば自分はこれから何でも
「自分自身を認めてあげるために強くなるため
　心身研磨、自立自律の努力をする」という目的を
結果的に得られたからであります（つい最近ですが）

自分はこの浪人生活で多くを失ってきました。
辞める前の大学で作った友達、
前までやっていた塾講師のアルバイト、
高校が同じだった浪人生仲間・・・・
そして最近は身内との関係も揺らいでいます
（自分の今年の試験が難調であるため）
何よりも精神の健康。

しかしついに上記の目的を持つことが出来、
ついこないだまでより意欲が湧いてきました
（勉学に限らず生きる行為自体に）

しかし問題もあります。
もし今回大学が落ちてしまったら
身内からの支援は完全に絶たれた状態から
フリーター生活になるのは確実、また
身内との確執は間違いありません。
しかし受かればしめたものです。
入試の道は絶たれても「成績優秀者の編入」
とか、まだ全部が駄目なわけではありません。
取り組めば先はまだあると思います。

少し不安なのが前述したとおり
落ちた時のことであり、
身内はまだ自分を過干渉にしているような気がします。
大学に入って欲しいというのはあくまで
「楽にしてほしいから」ということで
フリーターになることを「とんでもない」といい
嫌悪しております。

だけど現に自分世代のフリーターは多くいるし
多少労力はいるが自分の生活費はバイトで
なんとかなる範囲ではあるし、今の学力なら
バイトしながらでも３浪目も期待できます。
甘い考えですが、今まで散々だった状況を
少しでもランク上げする意味では
そういう生き方も可能だと思うのです。
（うまくいけば成績次第で学費や入学費用を
　免除してもらえる制度に食いつける期待もあり、
　奨学金を受ければ自分の経済力でも大学生活が可能になる）

しかしこれを話してもなかなか賛同していただけません。
正直、自分は自分のお金でなら試験を受けて良いと思うし
少し路線を踏み外した生き方をして良いと思うのです。

うつは自分が今まで散々甘い汁を吸って育った
罰であると考えており自分は今
「甘やかされた過去」より「苦しい今に支えられていること」
に感謝の気持ちを抱いております。
こんな自分だから、キレイな人生を送るほど
尊い人間ではないのですよ。

世間体は非常に悪いだろうけど、
苦しい今のほうが自分らしさを感じられます。

これからはもっと、「自分のために」生きても
差し支えはありませんでしょうか。
「自分のために」とは「自分中心の他を省みない」
ということではなく「自立自律のため」
「頑張る自分を等身大で他者ではなく
　自分自身で認めてあげるために」ということです。

ガキの背伸び論ですが、そうしてでもやらないと
手は伸びないと考えております。

ご感想やご指摘を受けたいと考えております。
またしても超長文ですがご容赦ください。
お待ちしております。