過去の自分の行動に対する後悔に打ちのめされています。

きっかけはネットで大学時代の先輩の死を知ったことでした。

私は幼い頃からあまり人になじめず　いじめられっこでした。
自己保身が強く　プライドも人一倍強い子供でした。
いじめは高校まで続き　大学に入ってようやく収まりました。

大学では可愛がってくれる先輩も沢山出来　正に青春を謳歌していましたが
手紙も電話もあまり得意でない私は卒業と共に友人達と段々と疎遠になっていきました。
それでも　疎遠になっても関係は変わらないと　ずっと思い続けていました。

上手に友達づきあいができなかった私は　
人に対する礼儀や常識　そして何よりも思いやりが欠けていたのだと思います。
バリバリと仕事をしている友人達に対する　劣等感もあったと思います。
そのうち　大学の集まりにも呼ばれなくなりました。

この年になって自慢できる成果もなく　結婚もせず『何も手に入れていない自分』に失望を感じ始めた時　半年以上前に先輩が亡くなっていたことを知りました。

最後のお別れの時でさえ　誰からも連絡が来ない淋しさに　今更ながら打ちのめされています。
自分が必要とされていない人間のように感じて抜け出せなくなります。

お調子者で明るくみられる私ですが　その実　気難しく　人の好き嫌いが激しく現状を打破できない自分を持て余しています。
何事にも中途半端な自分に自信が持てず　嫌気がさしています。
今いる友達を大切にして同じ轍を踏まなければいいと思っていても　知らぬ間に同じ事を繰り返してしまいます。
過去の後悔を引きずり続けて突破口の無い話を友人に聞かせるわけにもいきません。
ふとした瞬間に大好きだったはずの友人たちを失った喪失感が　今更ながら襲ってきます。
執着なのでしょうか？

すみません。いい年をして　本当に取り留めの無い　然も全て自分のせいという情けない話です。
今更どうしようもないのもわかっていて　それでも落ち込んだ気持ちが治まらず　どうしていいのかわからないのです。