じゅん坊さん、こんばんは。
ご相談を拝見いたしました。

ご自分でご自分がわからないと感じていらっしゃるのですね。

人は誰しも、置かれた場や、相手によって、自分というものを変えるものです。
それは、その場や、相手に自分を適応させるために自然とそうなるもので、円滑な関係を築いていくために必要なことなんですよね。
逆に、場や、相手に合わせて、自分を変えることができないと、その場に適応できなかったり、相手と良い関係が築けなかったりと、コミュニケーション不和が起こります。

じゅん坊さんがおっしゃるように、家族の前、ご主人の前、お友達の前、と様々な自分がありますが、確かにどれもじゅん坊さん自身に変わりはないのです。
その場や、相手に適応しようと、ご自身を出していらっしゃるのだと思いますので、まずそれはとてもすばらしいことです。
ただ、じゅん坊さん自身が、それらの自分を本当の自分でないと違和感を感じてしまうのでしたら、様々な本当の自分を出しているつもりで、どこかで自分でない自分を無理して演じてしまっているのかもしれません。

誰しも、嫌われたくない、良く思われたいと、少なからず思うものです。
そして、そう思うからこそ、相手に配慮ができたり、自分をさらけ出しすぎず、時に自分を抑えようと気をつけたりできるものです。
ですから、まず、嫌われたくないとか、良く思われたいと思うことが決して悪いことではないということを知ってくださいね。

一般的に必要な、マナーやエチケットも、人に嫌われないため、良く思われるため、
人に不快感を与えないためですから、そういう思いは悪いことではないのです。

そして、今一度、ご自身について正しく知ってみてはいかがかなと思います。
自分がどんな特性を持っていて、どんな人間で、人からはどう見られていて、
どんな時にどんな感情をもって、どんな考えをもっている人間なのか。
自分を正しく知らないと、本当の自分を出すことも難しいですよね。

人にこの話しをされた時に、悲劇のヒロインになりたいだけと言われて、そんなこと言われたら傷つきますよね。
人によって捉え方は違いますから、その方はそう思ってしまったのかもしれません。

人の気持ちを察すること、人の気持ちを汲むことはとても難しいものです。
どうしても、何で誰も分かってくれないんだろう、何で誰も本当の私に気づいてくれないんだろうと思ってしまうものですが、他者が誰かを簡単に察することができるほど、人間というのは簡単な生き物ではないんですよね。大切なのは、それらを認識したうえで、それでも、他者をわかりたい、という気持ちです。

よく、自分のことは自分が一番わかっている。
そんな風におっしゃる方がいらっしゃいますが、自分のことさえ、正しくわかっていない人が多いのが現状です。ですから、人のことをわかるなんて、とても難しいことなことなのです。多くの方が、本当の自分を知らないままに、悩んだり、違った振る舞いをして、誤解を与えたり、力を発揮できなかったりしています。
自分という人間を使いこなせていないんです。

自分を使いこなすために、まずは自分が自分を正しく知る。
自分を知るためには、色々な人と色々な話をして、自分はどう感じるとか、自分はどう考えるとか、自分の気持ち（感情）、考え方（価値観）など意識してみることがあります。
カウンセリングの機会があれば、じゅん坊さんと色々お話をさせていただきながら、それらを一緒に確認していきます。ときに、心理テストなどを使ってみても発見があるかと思います。
そして、ご自分を正しく知ったうえで、自分にあった自分の表現の仕方を見つけていきます。それができれば、どんな場、どんな人の前でも、自然な自分を出すことができるようになります。

何かお聞きになりたいことがあれば、お気軽にご連絡くださいね。
少しでもお役にたれればと心より思っております。

安心感がほしいんですよね。

「自分はこれでいい」

と安心出来る感覚
それを求めているのではないでしょうか？

その場その場で思い付くまま話していると、それは嘘ではないのに、自分の芯、自分の軸がどこにあるのかわからなくなって不安になるんだと思うんです。

どの場面でも自分の中にひとつの同じ軸を感じられれば不安感は随分減ると思いますよ。

　　　ことゆめ

ラムピリカと申します。よろしくお願いいたします。
誰もじゅんさんの気持ちを分かってくれないと感じているのですね。
家族に対しても、ご主人に対しても、お友達に対しても自分を出しているのに、
本当の自分じゃないとも思っているのですね。
悲劇のヒロインになりたくて言っている訳ではないのに、分かってもらえなくて
そう言われることに傷ついてしまったのですね。
他にも傷ついてしまったこともあるのではないでしょうか？
傷が癒えなくて悲しいのかも知れません。
話を聞きたいと思っています。

ラムピリカ